NPO法人みる・あそぶ・そだつ津山子ども広場について
子どもとおとながいっしょに
楽しみ、ともに育ちあう場所をめざして
私たちは、1989年の国連総会で採択された『子ども権利条約』の「第6条 すべての子どもは、生きる権利、育つ権利を持っている」「第31条 子どもは休んだり、遊んだり、文化・芸術活動に参加する権利がある」を基本理念とし、子どもたちの健やかな成長に寄与することを目的として活動しています。
特に第31条を基本とし、『子どもの文化・芸術活動やあそびを保障すること』を軸に、子どもとおとながいっしょに「生の舞台芸術鑑賞」や「”やってみたい”を”やってみよう”にかえる活動(サークル活動)」に取り組みながら、子どもとおとながいっしょに楽しみ、共に成長していく時間や空間を大切にしています。
文化・芸術活動として行っている「生の舞台芸術鑑賞」は年5回程度行っており、継続した鑑賞活動を行うために会員制度を導入しています。会員は鑑賞作品選びや鑑賞会当日のロビー飾りや受付などに参加し、”観るだけじゃない特別な鑑賞会”を仲間といっしょに創り上げています。
会員は4歳以上~大人までいます。親子で入会している会員が主ですが、子育てがひと段落した大人の方や子どもの舞台芸術が好きな方なども在籍しており、幅広い年齢層で構成されています。また、会の運営は主に会員のボランティアによって行われています。
今も未来も、子どもたちの文化・芸術活動やあそびを保障していくことで、その子らしさを大切に育んでほしいという願いを込め、私たちは活動しています。
【津山子ども広場を支える人たち(2023.4月現在)】
・正会員(4歳~大人):170名
・賛助会員:個人)82口 団体)16口
・事務局:有給職員)1名、ボランティア職員)数名
・鑑賞事業等の運営:正会員
※事業運営は会員による主体的活動によって支えられています
【受賞歴】
2016年 岡山県教育関係功労者表彰
2017年 福武教育文化振興財団 谷口澄夫教育奨励賞受賞
★みる・あそぶ・そだつ津山子ども広場のはじまり
◎1986年 津山子ども劇場 誕生
「津山でも子どもたちと一緒にプロの舞台芸術を鑑賞したい・楽しみたい」と立ち上がったお父さん・お母さんたちによって、子どもとおとながいっしょに舞台芸術鑑賞や体験活動を楽しみながら、共に成長していく場所として、1986年津山子ども劇場が誕生しました。
◎2002年 特定非営利活動(NPO)法人格を取得
「みる・あそぶ・そだつ津山子ども広場」に名称を変更
★ネットワークでつながる津山子ども広場と全国の子ども劇場・おやこ劇場
NPO法人 みる・あそぶ・そだつ津山子ども広場は、 子ども劇場全国センターと全国各地の子ども劇場・おやこ劇場、岡山県内の子ども劇場・おやこ劇場とネットワークでつながり、子どもたちがとびっきりの子ども時代をすごせるように情報交換をおこなっています。
◎岡山県内で子どもとおとながいっしょに生の舞台芸術鑑賞を楽しんでいる団体