「つながるこえ」は、社会福祉士の私が、普段は別の仕事をしながら、ボランティアとしてひとりで活動しています。
2025年4月から、生まれ育ち、今も暮らす多賀城市で始めました。
約20年前、まだひとり親になる前、育児休暇中に「地域で居場所がない」ことに気がつきました。地域に必要なものをつくりたいと思い、働きながら通制大学に通い、勉強して資格を取得しました。
ひとり親になって思うことは、偏見や孤独、不安や差別、社会的排除の立場にあることでした。
私が地域につくりたいと思っているのは、セーフティーネットではなく、セーフティーネットに陥らないための「網」です。網は、居場所だったり仕組みだったり、自己責任のもと社会から分断されて孤立しないためのものです。
ひとり親になって、さらにこの孤立しやすさを感じたため、ひとり親家庭の親子を対象とした取組みから始めました。今は、高齢者、または孤立しやすい立場にある人、そしてこのような活動にぜひ参加してみたいと思う方にも呼びかけています。
感謝の気持ちも伝えさせてください。
この活動を知り、チラシを各関係機関等に紹介してくださった方。応援していると声をかけてくださる方。SNSで参加を呼び掛けてくださる方。このつながりも、私が大切にしている地域のつながりの一つです。
最後にお願いがあります。
この活動があることを、ぜひ誰かに声がけして欲しいです。
連絡をください。必要だと思う方に、この活動が届きますように。
そして、いま困っている人の力も、私は必要としています。なぜなら、「どうして欲しいか」を知っていて、行動できる唯一の人だからです。この活動は同じ立場同士、違う立場や世代の皆さんと話したり、気持ちや想いを分かちあえる、あたたかい場所から始めています。
つながるこえ 社会福祉士 菅野