当社について

御祭神

高淤迦美神(たかおかみのかみ)

闇淤迦美神(くらおかみのかみ)

               水分神       (みくまりのかみ)

『おかみ』とは龍の古語であります。

その事から我々人間のみならず全ての生き物にとって命の根源である水や雨を司る神様として信仰

されています。

また水は命を繋ぐ尊いものである事から、子授けや安産を始め交通安全・殖産興業の神様としても

仰がれています。

豊國神社 の歴史

古くから豊国地区は農業文化に優れた地区として名高い場所であり、その中心的存在となるべく、

清和天皇貞観2年(860)に現在の五座神社(当社秋季大祭御旅所付近)に勧請されたのが始まりです。

花園天皇正和3年(1314)5月の大雨によって御社殿が流失した事により、6年後の元応2年(1320)に現在の地に遷座し、惣社山王宮と称していました。

新社地は出雲街道に面していた事から参勤交代の大名を始め勝山城主三浦家や津山城主森家が頻繁に訪れる等厚く崇敬されていた事が社史に残っています。

豊国惣社とも称していた時期もありますが、明治6年(1873)には郷社へ列格し、豊國神社と

なりました。

五座(いつくら)神社

豊國神社