飛球ふりこのカラクリおもちゃ
2025.5.24
2025.5.24
小中学生を対象とした工作教室を開催しました。飛球ふりことは、昔の時計にも使われていた仕組みで、球がついたヒモが棒に巻き付いたり離れたりする動力で回転するおもちゃです。
当日は3歳~小学6年生までが参加して、講師の先生が用意してくれた材料と説明書を見ながら組み立てていきました。
最初はどの部分を組み立てているか分かっていない様子でしたが、だんだんと形が見えてくると「わかった、これはここに付けるんだ!」と仕組みを理解しはじめたようでした。
皆無事に完成することができ、ちゃんと動くか確認してみると、しっかりと回りはじめました。「電池や電気じゃなく、輪ゴムの動力だけで動いているんだよ」と講師の先生に改めて教えられ「すごい!」と楽しそうに遊んでいました。
完成した後は、自由に絵を描いたり色紙を貼ったりして飾りつけ。ANAと書いて飛行機をモチーフにしたり、片方に太陽・もう片方に月を描くことで、くるくる回るたびに朝と昼が入れ替わるものを描いた子もいて、講師の先生も「我々にはなかったアイデア!」と逆に子ども達の発想に喜んでいました。
「紙コップや輪ゴムなど、身の回りのものだけでつくれるので、ぜひ家でも工作を楽しんでほしい。」「今日つくったものが壊れたとしても、自分で直しながら大切に遊んでほしい。」と、行事の締めくくりに今回工作教室を開催した主旨を講師の先生からお話いただき、子どもたちは完成品を大切そうに抱えながら帰っていきました。