農機具&ストロースターづくり
2024.9.7
2024.9.7
旧丸万小学校の民俗資料収蔵展示室にて、1日限定の行事を開催しました。
今年は、収蔵されている農機具を実際に体験したり、麦の茎を使った飾りづくりなどのブースを用意して、自由に参加していただける催しにしました。
農機具の体験では、回転脱穀機・唐箕をつかって麦の穂を落としたり選別したりする作業をしていただきました。勢いよく穂が弾き飛ばされる様子は、大人も子どもも驚きの様子で体験していました。
風の力で殻と実を分けてくれ、さらに実の詰まったものと軽いものとに分別してくれる唐箕という農機具も体験。「電気も使わず、風の力でできるのがすごい」と感心している様子でした。
余った麦の茎部分は、ストロースターという、茎を星型に組んだ飾りをつくって持ち帰っていただきました。
一見複雑な模様に見えますが、仕組みは単純で、アレンジは無限大。1個作り終わってからは、さらに複雑なものに挑戦したい!と2個3個と挑戦している人が多くみられました。
60年以上前に網走市民の方が使用していたちゃぶ台を囲み作業をしていると、輪になっているので他人同士でも自然と会話がはずみます。
のどかな陽気の中、おしゃべりをしながらストロースターづくりを楽しんでいる様子でした。