鳥の立体図鑑づくり
2024.10.12
2024.10.12
立体的に見える飾れる野鳥図鑑をつくる行事を開催しました。
網走はたくさんの野鳥が見られる街ですが、今回は博物館周辺の桂ヶ岡で見られる野鳥をテーマにしました。
まずはシジュウカラ・ゴジュウカラなどそれぞれの野鳥についてスライドを使って紹介して、自分の図鑑に入れる鳥を選んでいただきました。
アカゲラは木をつついてもなぜ脳震盪をおこさないのか、カラスはなぜ夕方電線の上に集まるのか、などの身近な情報も挟みながら、よく見る野鳥について注目していただきました。
解説のあとは、作業開始です。
選んだ野鳥や木の部品を描いていきます。プラ板を使用して、写し描きしながら進めますので、絵が苦手という人も問題なく作業できます。
また、机の上にはたくさんの鳥の剥製を置き、写真では見えづらい足の部分などの細部は、剥製をよく観察しながら描いていただきました。
参加してくれた小学生のお子さんは、プラ板慣れしているのか筆も早く、一番乗りで完成させていました。大人はどの鳥にしようかじっくり選びながら作成。
絵は普段描かないという方も、みなさん上手で驚きました。
プラ板を焼いて、背景の写真を選んで3層構造に組み立て、奥行き感のある飾れる図鑑の完成です。
みなさんすっかり鳥の名前や特徴を覚えたようでした。桂ヶ岡は気軽に野鳥観察を楽しめる場所でもありますので、ぜひ覚えた野鳥を探してみてくださいね。