子ども博物館体験教室「くるくる鉄棒人形づくり」
2024.5.11
2024.5.11
毎年、小中学生を対象に工作教室を開催しています。
今年は竹製の人形がくるくる回り、まるで鉄棒をしているようなおもちゃをつくりました。
まずは、講師の先生が準備してくれた竹のパーツに、定規をあてながら印をつけ、その印の場所に穴を開けます。
そこに登場したのが、ボール盤!大人でも使ったことがない人が多いのではないでしょうか。
電気で高速で回るので、最初見たときは迫力があって少し怖い。
ですが、色々な道具を正しい知識で安全に使うことを学んでほしいという講師の先生の指導のもと、皆さん自分で穴あけにチャレンジ!直前までニコニコしていた子も、道具を前にすると職人のような真剣なまなざしで作業に向き合っていました。
すべて完成したあとは、思い思いの顔をつけて完成です。
できあがった後は、くるくると上手に回転させて遊ぶのにもコツがいるおもちゃです。
「本物の鉄棒と一緒で、最初は上手く回れないもの。コツをつかむまでたくさん練習しましょう!」という講師の先生の言葉とともに、2時間の工作教室は無事終了しました。
何でも簡単にできるように用意された世の中になりつつありますが「上手くできない。どうしたら上手くできるだろうか?」と考えることの楽しさを感じていただけたら嬉しいなと思います。