担当教員の研究アプローチ:応用計量経済学.このため,理論研究や,制度・思想に基づいたアプローチで研究を行いたい人は,他の教員をメインの指導教員とすること(当方を副査とすることは,「可」とする).シミュレーション・将来推計については,応相談とする.
なるべく,担当教員と研究関心が近いことが望ましい(Research Interestのページも参照のこと).
研究指導の方針(博士後期課程進学希望者):
修士1年時:コア・コースに集中するとともに,実証分析の基礎を身に着けることを目標とする.なお,ソフトウェアやプログラミング言語については,基本的には各自で独習すること.1年生の後期には,修士論文の準備も始める.
博士後期課程への進学要件:以下の二点.
(1)修士2年の前期終了時点で,経済学研究科が指定する博士論文提出に関する要件を満たすこと.
(2) 修士論文については,「ある程度のレベルの,英文の査読付学術雑誌に掲載される」レベルを目指す.サーベイ論文に止まる場合は,博士後期課程での指導は引き受けない(特別の事情がある場合は,その限りではない).
*具体的な要求水準については,宮崎に直接問い合わせること.
博士後期課程進学後:毎年研究計画書を出してもらい,最低でも毎年1本論文を執筆することを求める.なるべく3年間で修了し,アカデミック・ポストを得られるように厳格に指導する.
*なお上記の方針は,博士後期課程から編入した一般学生にも適用する.
*社会人大学院生については各人の事情に合わせるものの,(日本語も含め)査読誌にコンスタントに載せることを目指す.
研究指導の方針(修士課程で修了する学生):修士1年時の研究指導の方針は,後期課程進学希望者と同じに設定する.修士論文については,「あと少しで日本語の査読付雑誌に掲載できる」水準を目指して指導する.