岩井眞明

長年継続していると作品の変遷が見えてきます。2018年3月20日からの「巴川酒版倶楽部25周年展」を控え過去の版画を見直してみると、季節に合った題材を探す苦心、出来るだけ少ない版に起こす努力、少なくとも80枚は刷らねばならないための効率的な色分解等その時々の苦労を思い起こします。

小さい画面の作品なので余りに色を使ったり、モチーフが多すぎると乱雑にみえてしまいます。退職してから時間がとれるようになり、却って手を入れすぎるキライがあるのかと反省しています。まあ、継続していって人生の一記録が出来れば楽しいのかと思っています。 岩井眞明

秋夕焼(2021年9・10月)

雨季の花(2019年5・6月)

花の下にて(2018年3・4月)

酒林(2016年11・12月)

星空(2014年7・8月)

落花(2012年3・4)

雪しぐれ(2010年11・12月)

夏行く(2008年7・8月)

花筏(2006年表紙)

月影(2004年9・10月)

初夏(2002年5・6月)

夜明け(2000年1・2月)

春の岬(1998年3・4月)

わらべ地蔵(1996年11・12月)

ひるね(1994年7・8月)

涼風(2020年7・8月)

竹林旭日(2017年1・2月)

十三夜(2015年9・10月)

夏近し(2013年5・6月)

あらたま(2011年1・2月)

信濃柿(2009年9・10月)

秋光(2007年11・12月)

Lake side(2005年11・12月)

山なみ(2003年7・8月)

落花(2001年3・4月)

冬日向(1999年11・12月)

初富士(1997年1・2月)

彼岸名月(1995年9・10月)

紫陽花(1993年5・6月)