シンポジウム

シンポジウムは、各領域で「作業を基盤としてどのように作業療法を展開していくか」をテーマに参加者の皆様と今後の臨床を考えるべく4名の方にご登壇いただきます。

中本久之

(帝京平成大学 健康メディカル学部 作業療法学科 講師 )

 中本氏は、作業療法士や学生を対象に職業的アイデンティティに関する研究を多くなさっています。また、訪問リハビリテーションや高次脳機能障害のある方への支援もなさっています。回復期リハビリテーション病棟から訪問リハビリテーションまで幅広く話題提供いただく予定です。


清家

(東京工科大学 医療保健学部リハビリテーション学科 作業療法学専攻 助教) 

 清家氏は、STOD(Screening Tool for the classification of Occupational Dysfunction)という、対象者が社会復帰することに向けて現在の状態を包括的に捉える評価法を開発なさっています。精神科領域での社会参加に向けて話題提供いただく予定です。


村島久美子 

(桜新町アーバンクリニック )

 村島氏は、認知症初期集中支援チームの活動に従事され、多数の講演もなさっています。東京では、今後も高齢者人口の増加と共にさらに認知症の方が増えることが予想されています。認知症でありつつ地域で生活する共生社会に向けて話題提供いただく予定です。


山西葉子

(東京都立大学 健康福祉学部 作業療法学科 人間健康科学研究科 作業療法科学域 助教) 

 山西氏は、特別支援教育への参画やスポーツ教室、子どもや家族の余暇支援(キャンプ活動)などに取り組まれています。また、2018年の西日本豪雨災害の際には、災害支援、地域とともに行った活動の話の中で、子どもを対象にした実践をなさっており、その経験を基に話題提供いただく予定です。