2日目
[2022年8月21日(日)]
課題研究発表・自由研究発表
Web開催(オンラインミーティング方式)
2日目
課題研究発表・自由研究発表
Web開催(オンラインミーティング方式)
9:30~12:00 課題研究発表
13:00~16:00 自由研究発表
課題研究発表
8月21日(日)9:30~12:00
大会主題「未来に向けた特別活動の継承と再創造」に基づき,2020年代以降の特別活動において重要となる次の3つの課題について議論を深めたい。
課題研究1
特別活動とICT 〜特別活動のテクノロジー革新は可能か?〜
GIGAスクール構想により,教師の中にタブレットやPCが持ち込まれた。タブレットやPCは個別最適化による教育実践の推進が直接の目的であっただろう。他方,集団活動を特質とする特別活動にとっては活用の方途がなかなか見いだせなく,当初,戸惑いや様々な課題があった。しかしコロナ禍を契機にICT活用が否応なくなされていく中で,特別活動の実践を高める上で重要な契機になった可能性がある。そうした経験はこれらの特別活動においてあらたな技術革新のきっかけになるかもしれない。登壇者から学校現場における特別活動実践のICT活用について報告を行ってもらい,特別活動実践におけるテクノロジー革新の可能性について議論を深めたい。
司会 添田 晴雄(大阪公立大学)
司会 山田 真紀(椙山女学園大学)
登壇者 佐野 正樹(北見市立三輪小学校)
登壇者 與座 優太(琉球大学教育学部附属小学校)
登壇者 平野 修(尚絅大学)
課題研究2
特別活動を通じた共生の可能性を考える
21世紀において,「共生」の実現が重要な使命となっている。学校では多様な子どもたちが共に生活をし,さまざまな活動に取り組んでいる。学習や生活に困りを抱えた子ども,学校に来ることができない子どももいる。子どもが多様な人たちと共生することができる学校を創造していくうえで,特別活動がどのような貢献が出来るのか。学校現場の教員と,不登校やフリースクール研究を行っている研究者とともに,議論を深めたい。
司会 長島 明純(創価大学)
司会 石川 博久(浦添市立仲西小学校)
登壇者 榎木 道子(下松市立下松小学校)
登壇者 村上 暢崇(福岡県教育委員会)
登壇者 藤村 晃成(大分大学)
課題研究3
特別活動におけるキャリア教育・再考 〜学習指導要領改訂をふまえた今後の展望〜
新学習指導要領において特別活動は,子どもたちの未来において大切とされるキャリア教育の要と位置づけられた。改訂に伴いさまざまな実践の提案がなされてきた。他方,キャリアパスポートの活用や小中高の接続,進路指導の現実と特別活動におけるキャリア教育の関連など,成果と同時に課題も見いだされてきただろう。そこで学校教員の立場から小学校と中学校の特別活動におけるキャリア教育の報告を踏まえつつ,研究者の立場からキャリア教育の在り方について考察を提示してもらう。その上で,キャリア教育の意義と課題を改めて考え直し,今後の特別活動とキャリア教育の展望について議論を深めたい。
司会 京免 徹雄(筑波大学)
司会 橋谷 由紀(日本体育大学)
登壇者 梅木 崇裕(大分大学教育学部附属小学校)
登壇者 野中 大輔(筑後市立羽犬塚小学校)
登壇者 尾川 満宏(広島大学)