募集要項

 本アワードの特徴

これまでSDGs関連の事業者表彰制度としては、全国規模では外務省による「ジャパンSDGsアワード」、地方規模では東北エリアでも「こおりやまSDGsアワード」(郡山市)や「仙台四方よし」企業大賞(仙台市)などが見受けられますが、東北地域全般を対象とした表彰制度は存在してきませんでした。

本アワードは、その隙間を埋め、高まる地方でのSDGsの関心と期待に応えるものとして意義あるものといえます。

また本制度はNPO、地方新聞社、地方国立大学の三者協働により、それぞれが有するSDGs分野の教育研修、各種啓発、情報発信、調査研究での実績やノウハウ、ネットワーク力を生かして構築されるものであり、これ自体がSDGsのパートナーシップによる目標実現の一例となり得るものです。

募集要項

(1)募集対象

・東北6県で取り組まれるSDGsプロジェクト(概ね過去5年以内に終了したものを含む)を応募単位とする。

・応募できるのは、当該プロジェクトの実施に主体的に関わる企業、NPO、行政機関、学校その他団体、個人とする。

・協働プロジェクトの場合、単独応募でも、連名の応募でも可とする。

・審査委員会が実施するオンライン・ヒアリング(zoom等利用)に基本的に応じられることを条件とする(オンライン・ヒアリングは一次書類審査通過の応募者に対してのみ行われます。諸事情で難しい場合は要相談)。

・本アワードの事例集への掲載にご同意いただけることを条件とする(掲載開示する応募事業については事務局にて選定させていただきます。また掲載対象は個別に同意を得られる場合をのぞき、担当者名などの個人情報を含みません)

(2)評価基準

・ジャパンSDGsアワードの評価基準を参考としつつ、地方の表彰制度としての特性も加味して以下の項目とする。独自性やパートナーシップ性への評価ウェイトを高めることも検討する。

1.公共性・包摂性

コミュニティ固有の課題を認識し、その解決につなげようとしているか

「誰一人取り残さない」の理念に則っているか

2.独自性・先進性

これまでにないユニークな課題解決の手法であるか

先進的な取り組みであるか

3.協働性

多様なステークホルダーを巻き込んでいるか

様々な主体とパートナーシップを組んでいるか

4.持続可能性

一度きりではなく長期的、永続的な活動になっているか

5.幸福貢献度

現在及び将来の人々の幸福(ウェルビーイング)に寄与しうるものか

(3)表彰の種類

・大賞(1本)、優秀賞(1~2本程度)、奨励賞(1~3本程度)、審査員特別賞(1本程度)

・河北新報社様をはじめとして後援、協力の新聞社様による記事発信を依頼。

・協賛のスポンサー賞を設けられるようであれば、副賞の位置づけで、大賞や優秀賞に紐づけることを検討する。

(4)審査委員会の構成ベース(予定、敬称略)

審査委員長 紅邑晶子(一般社団法人SDGsとうほく代表理事)

審査委員  畠山茂陽(一般社団法人SDGsとうほくアドバイザー、河北新報社社員)、髙橋好郎(一般社団法人SDGsとうほく理事、JOMON株式会社代表取締役)、高浦康有(一般社団法人SDGsとうほく理事、東北大学大学院経済学研究科准教授)、森摂(一般社団法人SDGsとうほく顧問、株式会社オルタナ代表取締役)

(5)募集・審査プロセス

2023年

5月募集開始、6月末締切(予定)

7月中旬以降:1次書類審査(オンライン審査会を開き5団体程度に絞り込み)

8月頃:2次ヒアリング審査(1次審査通過団体に対して必要に応じてオンライン・ヒアリング(各団体30分)を実施し、最終順位を決定)

9月23日(祝/土):表彰式(プレゼン(上位3団体程度に依頼)及び交流会の実施。会場参加のための旅費は自己負担。オンラインでの参加/プレゼンも可とする)

表彰式以降:選定事例のケース・スタディ及びその成果発信に取り組む。

(6)表彰式会場

東北大学片平北門会館エスパスを予定

(7)登録料について

登録料等は徴収せず無償とする。

以上