東大学生新聞第3号

関連リンク瀬地山氏弁解書き起こし(間投詞等修正版)←読みにくいという方はこちら。

編集部ひとこと:伊藤詩織氏の事件は「被害者にも責任があるなどの言説や警察のやり方が原因で被害者が声を上げにくい日本社会の構造の問題」や、「中傷への支援はRTであっても許されないこと」を示している事件なのであって、「証拠がない限り批判をRTしてはならない」ことを示す事件ではないと思います。ツイッターでは風評が光の速さで広がることを問題視したいなら、それに適した別の事件を取り上げるべきで、「証拠がない」ためがに苦労し、自身の証言を否認されてきた伊藤詩織氏の事件を「証拠がない限り批判をRTしてはならない」ことを示す事件として取り上げるのは、まず伊藤詩織氏に対して失礼ですし、端的に言って瀬地山氏の国語力を疑います。(あるいは差別的発言と闘うべきジェンダー論教師である自分が差別的発言をしたことで、認知的不協和に陥り、自身の研究対象への理解が歪んでしまったのでしょうか。)

さらに、「精神科と関わりがあるからそんな発言をするわけがない」という論法は、I have a black friend論法にすぎず、言っていないことの状況証拠にもなりえません。

※上記リンクは外部リンクです。また、(特に2番目のリンクについて)人によってはフラッシュバックなどを誘発する内容が含まれていますので、ご注意ください。

編集部ひとこと(追加):この次の授業は対面で行われ、本紙もビラとして教室に多数撒かれましたが、瀬地山氏は何の反応もせず授業を開始しました。

お詫び:「認知的不協和」とすべき記述において「認知の歪み」という不適切な記述をしてしまいました。大変申し訳ありません。また、ご指摘いただいた読者の方にこの場を借りて御礼申し上げます。(編集部)