武尊山系の西山麓に広がる、標高1150~1600m、面積約900haの溶岩台地で、東に鹿俣山、北にブナ平、西に尼ヶ禿山と三方を尾根と山に囲まれ、ブナ平の南西部には大小5つの湿原からなる玉原湿原がある。
気候や植生は日本海型であり、年平均気温約9℃、冬季(12月~4月)は2~3mの積雪がある。(近年の温暖化により積雪量も減少傾向)
昭和4年~19年まで、一部の尾根筋不適切地を除いて伐採と植林が行われた。戦後はブナ林は自然のままに放置され天然林に近い状態に保たれている。
太いブナが立ち並ぶ典型的なブナ林に加え、所々にアスナロ林、湿原周辺にヤチダモ林(湿地林)、沢沿いではサワグルミ林(渓谷林)が見られる。
玉原湿原は「小尾瀬」とも呼ばれ、大小5つの湿原から成る総面積約4haの中間湿原である。泥炭層の深さは1.5~2m、形成時期は約5700年前と推定される。
近年はニホンジカによる多くの植物への食害が拡大しており、貴重な植物が失われてしまう懸念が増大しつつある。
2025年12月 玉原高原は「森の博物館 玉原」として、環境省から【自然共生サイト】に認定されました。当会は「多様な活動の森(森の博 物館 ⽟原)運営協議会 」メンバーとして沼田市、⽟原東急リゾート と共に申請者となっています。
連携増進活動実施計画 認定結果(令和7年度第2回)https://sato.sogen-net.jp/?page_id=3468
2023年5月 玉原湿原は「未来に残したい草原の里100選」に選定されました。