日常ブログ

当ページでは,みなさまに研究室の雰囲気を少しでも感じていただけるように様々な話題・情報について不定期で発信します。「こんなこと書いてほしい!」などご要望がございましたらお問い合わせのページからお願いします。 

2024. 04.04 新メンバー歓迎会

寒さもやわらぎ桜が見頃の季節となりました!

本日、今年度最初の研究室打ち合わせが行われ、博士後期課程1名, 博士前期課程5名(内部進学1名, 外部から4名)学部4年生3名の新しいメンバーを迎えました!

今年度他大学や高専、留学生など学生が仲間になりました

打ち合わせ終了後に新メンバーの歓迎会を行い、交流を深めました。

今年度は研究室内の交流イベントや久しぶりのOB・OG会を開催しようと考えています。

2024年度も昨年同様に研究活動に励みつつ、日常ブログの更新も積極的に行う予定です!

今年も1年間、よろしくお願いいたします。


筆者:2024年度M2学生

2024. 03.21 送別会

本日、卒業式、修了式が行われ、研究室内での送別会を行いました!

当研究室からは博士課程1名、修士課程5名、学部生2名の方が当研究室での研究活動を終え、各々の未来へと進んでいきました。

筆者は去年の4月入学ということもあり、卒業された先輩方や後輩達と関わったのは1年間という短い期間でしたが、インターンシップ等のESを添削していただいたり、研究する上で分からないことがあったときに教えていただいたりするなど、お忙しい中、対応していただきありがとうございました。

来年度から1つ学年が上がるので、先輩方の教えを胸にして研究室に残る私たちが4月に新しく所属する研究室の学生を支えていければと思います!

最後になりますが、ご卒業・ご修了おめでとうございます!

今後とも新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。


筆者:2023年度M1学生

2024. 03.18 新たな仲間が加わりました!

花粉症の方は辛い時期に差し掛かりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

イタリアのミラノ工科大学に在学中の Cristianさんが本日から当研究室に滞在しております。

WPTに関する研究分野に興味をお持ちで、現在はWPTで主に使用される回路の理論計算やシミュレーション解析を研究室で行っています。

約半年間研究室に来られるそうなので、交流を深めていきたいと思います!


筆者:2023年度M1学生

2024. 03.07 説明会開催のお知らせ

寒暖差が激しい日が続く中、みなさんいかがお過ごしでしょうか?


本日は重要なお知らせです!

ホームページのトップにも記載させていただきましたが、2025年度に当研究室の大学院入学希望者向けに説明会を開催します。

日時:2024年4月20日 13時から14時30分

場所:東京都立大学 日野キャンパス6号館

で行う予定です。

説明会への参加を希望される方はこちらからGoogle フォームの入力をお願いします。

(上の文章の赤文字の「こちら」の文字をクリックしていただくと、Google フォームが現れます)

なお、Google フォームの回答期限は4月15日とさせていただきます。


また、当研究室では東京都立大学以外の大学および高専専攻科からの大学院生の受け入れを積極的に行っています。

筆者も高専出身で修士課程から東京都立大学のパワーエレクトロニクス研究室に所属していて、高専在学中に研究室見学をさせていただきました。


当研究室の大学院入学希望の方や興味のある方はぜひ、ご参加ください!!


筆者:2023年度M1学生

2024. 01.25 ゼミナール 発表会

厳しい寒さが続く中、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

本日は後期からゼミナールの授業として、当研究室でパワエレのテーマに沿って制作、シミュレーション、実験などを行っていた学部3年生の研究室内での発表会が行われました!

筆者はTAとして、学部3年生がシミュレーションや実験、発表会の資料作りなどゼミナールの時間の中で行っているのを間近で見てきました。

発表会当日も、発表会の時間よりも早めに学部3年生に研究室に来てもらい、実際に発表練習をしている姿を筆者も見ていたのですが、練習の段階でも緊張している様子でした。

そして、発表会始まる時間となり、約4ヶ月の成果を研究室所属の先生方や学生向けに報告してもらいました。

大阪で行われた研究会と日程が被ってしまい、先生方はzoomを通したオンラインでの参加となりましたが、3年生が一人一人、練習のときよりも素晴らしい発表をしていました!(下の写真は発表会の様子を撮影したものです)

今まで毎年行われてきたチョッパゼミとは異なり、非常におもしろい発表となりました!

最後に3年生のみなさん、発表会お疲れ様でした。そして来週行われる学部3年生全体での発表も頑張ってください!

そして、次年度研究室配属の際には、パワーエレクトロニクス研究室を候補に入れてくださると嬉しいです!


筆者:2023年度M1学生

2024. 01.09 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます!

今月から事務補助の方、企業での実務経験がある方が一人ずつ研究室に加わりました!

そのため、研究室の作業スペースの関係で、僕を含めたWPT関連の研究をしている学生は今月から日野キャンパス2号館の実験室で主に作業することになります。実験室の紹介は後日、日常ブログで写真等を載せようと思います。

さて、昨年末から当研究室では多くの学生が学会や研究会への投稿に向けて準備を進めてきました。

筆者も電気学会全国大会の原稿の制作を進め、無事に提出期限内に提出し終えることができました!一方で、WPTCE2024に関しては新年になってからようやく書き始めたこともあって、正直間に合わないと思っていましたが、昨日原稿の提出期限が2週間延長することが発表され、なんとか原稿制作を終わらせることができそうでよかったです笑

昨年はなかなか日常ブログを更新できない時期があったので、今年は多くの投稿ができるように頑張ります!

今年も1年間よろしくお願いいたします!


筆者:2023年度M1学生

2023. 12.27 2023年最後の投稿

今年も残すところあと4日となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

当研究室でも多くの学生が実験や論文の準備などに追われ、あっという間に12月が過ぎ去っていきました。

筆者も電気学会全国大会やWPTCE2024の通常セッションに参加するために必要なデータをようやく今日測定し終えることができました。

しかし、原稿の提出期限が全国大会は1月4日及びWPTCE2024は1月9日であり、帰省してもあんまりゆっくりできなさそうです笑

なんとか、帰省中に原稿制作を頑張って終わらせたいと思います!

今年、一年間ありがとうございました。2024年もよろしくお願い致します!


筆者:2023年度M1学生

2023. 12.25 オークランド大学 Seho Kim 先生が訪問

今年も残りわずかとなる中、いかがお過ごしでしょうか?

本日はオークランド大学 Seho Kim 先生が当研究室を訪問されました。

研究紹介の際にKim先生は電気自動車のWPT(ワイヤレス電力伝送)に関する研究を行っていることを紹介されていて、筆者も同様の研究を現在していることもあり、非常に興味深い内容でした。

その後、研究室を見学されて、懇親会を立川のお店で行い、親睦を深めました。

またのお越しをお待ちしております!


筆者:2023年度M1学生

2023. 11.30 ゼミナール

今年も残り1ヶ月となり、1日を通して厳しい寒さが続く中、いかがお過ごしでしょうか?

本日は毎年行われている学部3年生のゼミナールについてご報告いたします。

昨年度まではパワエレの基礎についてを学ぶために、チョッパ回路を制作する「チョッパゼミ」を行っていましたが、今年度からそれぞれの学部3年生にパワエレに関するテーマが与えられて、そのテーマをもとに現在はシミュレーションを行ったり、基板設計を行い加工したりしています。

筆者がTAとして学部3年生の指導に携わっていますが、ゼミナール以外の時間にも研究室に来て作業していて感心するばかりです。

来年のゼミナールの発表会に向けて、学部3年生のサポートを全力でしていきたいと思います!


筆者:2023年度M1学生

2023. 11.25~26 PEMC-Camp 2023に参加

寒暖差の激しい日が続く中、いかがお過ごしでしょうか?

久しぶりのブログの更新となりますが、本日はPEMC-Camp (パワエレ合宿)2023について報告します。

パワエレ合宿は国立オリンピック記念青少年総合センターで行われ、9大学、計200人以上の学生が参加しました。

東京都立大学からは筆者を含めて当研究室の学生3人が参加し、ポスター発表を行いました。

夜には懇親会があり、交流がなかった他大学の学生と研究内容だけでなく、様々なことを話すことができました。

筆者は大学院に進学してから、学外の学生や先生に研究内容を話す機会があまりなかったので、パワエレ合宿はとてもいい経験になりました!

パワエレ合宿の参加の記念に東京都立大学の学生だけで写真を撮ろうと思っていましたが、写真を撮るのを忘れてしまったので参加した全員で撮った写真を載せておきます。


筆者:2023年度M1学生

2023. 07.25 研究室お引越し  

厳しい暑さの続く昨今、いかがお過ごしでしょうか。

本日はかねてよりお知らせしていた研究室のお引越しについてご報告いたします。

当研究室は新しく日野キャンパス6号館2階215室に移転することとなりました。

7月より学生一同協力して準備をはじめてなんとか無事引っ越しを完了することができました!

新しい部屋に荷物が運搬される様子のタイムラプス動画になります。


筆者: 筆者:2023年度M2学生


2023. 07.17 オープンキャンパス  

暑い日が続いておりますが, みなさんいかがお過ごしでしょうか。

本日は南大沢キャンパスにてオープンキャンパスが行われ, 当研究室も研究室紹介として参加しました。

高校生やその親御さんも含めてたくさん来ていただけました!

受験生にとって大学院のお話はまだ少し先のことかもしれませんが, 少しでも研究室生活の雰囲気を感じ取ってもらえたら嬉しいです!


筆者: 筆者:2023年度M2学生


2023. 06.01  

こんにちは! 都立大和田研究室助教の太田です。

遅ればせながら,都立大着任のご挨拶をさせていただきます。

私,太田は昨年度まで東京理科大学星研究室にて助教として働いており,今年度より都立大の和田研究室でお世話になります。

専門はパワーエレクトロニクスなのですが,その中でも「電気自動車向けのワイヤレス給電システム」,「DC/DCコンバータ」に関する研究をしています。

ワイヤレス給電に関する研究では,走行する自動車にワイヤレスで電力を送ることで無限に走り続ける電気自動車を実現させようと,夢を見て研究を進めています。

また,DC/DCコンバータに関する研究では,コンバータの高効率化,小型化,機能統合(高機能化)を目指して,新しい回路方式の提案・開発をしています。

どちらの研究テーマに関しても,モノを作って動かす,ということを大切にしておりまして,これまでに色々な装置を作ってきましたので,下記にその一部を紹介させていただいております。よろしければご覧ください。

これからもモノを作って動かす,ということを大切にし研究を進めて参りたいと思います。

今後とも何卒よろしくお願い致します!

筆者: 太田


WPT2(7.7kW)対応実験装置

停車中のEVにワイヤレス給電を行うことを想定した実験装置です。SAE J2954というワイヤレス給電に関する規格に合わせて製作したコイルを使っており,7.7kW出力程度の実験まで行うことができます。コイルは当時4年生の学生が作ってくれました。コンバータは太田が製作しています。

回転運動を利用した走行中ワイヤレス給電実験装置

走行中電気自動車を回転運動により模擬した,走行中ワイヤレス給電実験装置です。大学の研究室だと装置のスペースを確保することが難しいので,回転運動を利用して省スペース化を図りました。白い円盤がモータにより回転し,受電コイルの位置が動く仕掛けになっています。受電コイルが受け取った電力は,スリップリングを使って静止した地上側へ送り,各種測定を行っています。これも当時大学4年生の学生がコロナ禍に作ってくれた装置です(電気学会全国大会で優秀賞をいただきました)。今年度はこれよりも大きな装置を作る計画をしています。

10kVAソフトスイッチングコンバータ

昨年度製作したソフトスイッチングを行うコンバータです。ソフトスイッチングとは,コンバータの高効率かつ低放射ノイズ化を目的とした技術で,この試作機は我々が提案する新しい回路方式を適用したものになります。各種測ってみると,10 kVA,9 kW-WPT 8.9 W/cm^3,6.6 kW/kgでした。まだまだ余裕をもった設計ですので,今後発展させていきたいです。こちらは太田が設計し,学生がハンダ付けをしてくれました。

2023. 05.31 久しぶりの再会

穏やかで過ごしやすい季節となりましたが,  みなさんいかがお過ごしでしょうか?

モンゴルのNational University of MongoliaよりAssociate Professor, Turmandakh Bat-Orgilさんが当研究室に滞在しております。

2021年に当研究室で博士課程を卒業し,  2年ぶりに先生同士の立場で再開することができました!

数年前の研究室の話やモンゴルに関することなどたくさんお話しすることができました。

残りの期間も交流を深めていきたいと思います!


筆者:2023年度M2学生


2023. 04.18 インターンシップ研修生

汗ばむような陽気の日も多くなってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

韓国のAjou Universityより博士課程のLeeさんがインターンシップ研修生として当研究室に2週間滞在しております。

パワーエレクトロニクスに関する理解を深めるために、降圧チョッパの製作を通して、部品選定やPCB設計について研修を行う予定です。

そして本日はLeeさんより研究内容を紹介していただきました。

滞在期間中では学生間で積極的に英語でコミュニケーションを取り合い、韓国の文化についてもたくさん知ることができました!


筆者:2023年度M2学生


2023. 04.07 新メンバーの加入

すっかり暖かくなり、やわらかな春風に心華やぐ季節となりました!

卒業シーズンからあっという間に時が経ち入学シーズンとなりました。新入生の皆さんご入学おめでとうございます!

本研究室では助教の太田先生, 博士後期課程1名, 博士前期課程5名(内部進学2名, 外部から3名)学部4年生3名の新しいメンバーを迎えました!

今年度は他大学や留学生などいろんなバックグラウンドを持った学生が多数在籍しており一気に国際色豊かな研究室となりました!

私もこれを機に英語や他言語も勉強していきたいと思います!

2023年度も研究活動に励んで参りますので,今後とも本研究室をよろしくお願いします!

筆者:2023年度M2学生


2023. 03.05 東京都立大学パワエレ研OB・OG会

本日は東京都立大学パワエレ研のOB・OG会を南大沢キャンパスで行いました!

コロナ情勢により、しばらくOB・OG会の開催が遠のいてしまっていたのと、今年で南大沢キャンパスの研究室が引っ越しをする節目の年となるため、数年ぶりにOB・OG会を企画いたしました!

清水先生をはじめ、70名以上の方にご参加いただき、本当にありがとうございました!

幅広い年齢層のOB・OGの方々が参加してくださり、企業の話や研究室の昔話などたくさん交流することができました。

また定期的にこのような企画を続けて参りますので、今後ともご参加のほどよろしくお願いいたします。


筆者:2022年度M1学生

2023. 02.28 送別会

続けての投稿です!卒業シーズンも訪れ、大掃除のあと送別会を行いました!

当研究室からは博士課程2名、修士課程5名、学部生1名の方が研究活動を終え、各々の未来へと進んでいきました。

コロナ情勢と重なり、難しい研究生活となったと思いますが、今年一年は多くのイベントが対面開催へと戻ったため、納得の行く一年になったのではないでしょうか。

そんな先輩方の節目となる門出を祝して研究室一同で送別会を行いました!

今後とも新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。


筆者:2022年度M1学生

2023. 02.28 大掃除

お久しぶりの投稿です!みなさんいかがお過ごしでしょうか?

本日は当研究室恒例の大掃除が行われました!研究室に在籍しているすべての学生が集まり、ワックス掛けまで徹底的に行いました!

年度末の締めくくりとして研究室で行われていた恒例のイベントでしたが、夏に日野キャンパスに引っ越すため、ここで行う大掃除も最後となりました。

新しい場所でもこのイベントを続けて行きたいと思います!


筆者:2022年度M1学生

2023. 02.03 Hanyang University EPECS Labとの交流

1年で最も寒さの厳しい時期となりましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか?

本日は韓国のHanyang University EPECS LabよりProf. Kimと研究室の学生の方が当研究室に来てくださりました!

交流会と研究室見学が行われ、交流会では研究内容や大学に関する情報を紹介していただきました。

学生間でも研究や趣味・文化などたくさんお話することができて親睦を深めることができました!

またのお越しをお待ちしております!

Thank you for coming!

We look forward to seeing you again!


筆者:2022年度M1学生

2023. 01.23 ゼミナール&研究プロジェクト演習発表会

寒さが一段と厳しくなってまいりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

本日は3年生を対象にしたゼミナールの発表会と他研究室のM1を対象にした研究プロジェクト演習の発表会がありました!

ゼミナールでは降圧チョッパ回路の製作を通してパワエレの基礎について学んだことを発表されました。

研究プロジェクト演習では他研究室に所属しているパワエレに興味があるM1を対象にマルチレベルインバータのシミュレーションとパワエレの実用化について発表されました。

自身の研究分野とパワエレを結び付けた新しい発想もあり、とてもおもしろい発表会となりました!

これで2022年度のゼミナールと研究プロジェクト演習は終了となります。

3年生のみなさん、今後は研究室配属が控えていると思いますが、当研究室も候補に入れてくださると嬉しいです!


筆者:2022年度M1学生

2023. 01.12 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます!

昨年末から当研究室では多くの学生が学会への投稿に向けて準備を進めてきました。

筆者も3月に開催される電気学会全国大会の投稿に向けてアクティブゲートドライバを用いたパワーデバイスのサージ電圧とスイッチング損失の評価に関する内容で準備を進めてきました。初めての投稿ということもあり、慣れないことも多く、周りからたくさん支えられて無事投稿することができました!

今年も多くの投稿ができるように研究室一同頑張って参りますのでよろしくお願いいたします!

さて、今年の夏には研究室の日野キャンパスへの引っ越しが予定されています。南大沢キャンパスでの生活もあと半年となりましたので、3月にパワエレ研OB・OG会を予定しております。詳細につきましては後日ご連絡いたしますのでよろしくお願いいたします。


筆者:2022年度M1学生

2022. 12.30 2022年最後の投稿

いよいよ今年も残すところあとわずかになりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

当研究室でも多くの学生が実験や論文の準備などであっという間に12月が過ぎ去っていきました。

今年は多くのイベントが対面可能となり、外部の方々との関わりが増えた一年になったと感じております。

今年一年ありがとうございました。2023年もよろしくお願い致します!


筆者:2022年度M1学生

2022. 12.05 水銀整流器

師走を迎えますますご多忙の時期となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

本日は数十年前の学生実験で使用された水銀整流器を清水先生に動かしていただきました!

水銀整流器とは水銀蒸気中のアーク放電を利用して陰極に水銀を置き、陽極・陰極間に交流電圧を加えると、陽極電位を正の期間だけ電流が流れる性質を利用した整流技術となっております。

アーク放電により青白く光っておりますが、水銀蒸気が励起されることにより紫外線が発生するため直視するには注意が必要のようです。

半導体素子が開発される前の1960年代まで業務用として使われていたとのことで、学生一同とても興味深い実験に立ち会えることができました!


筆者:2022年度M1学生

2022. 11.22 研究室訪問

肌寒さが身に染みる季節となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

本日は名古屋工業大学の学生さんが本研究室に見学に来てくださいました!

研究の話だけでなく、地元のことや研究室の話などたくさん交流することができました!

今後の研究室運営に繋げていきたいと思います!

筆者:2022年度M1学生

2022. 11.10 研究室見学

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

本日は大学見学に来ていた高校生のみなさんが本研究室にも来てくださいました!

大学での勉強を通して研究室ではどのような活動をされているのかなど、みなさん真剣に聞いておりました!

進路選択する際に参考になれれば幸いです。大学での生活や研究室の活動に興味ある方は気軽にご連絡ください!


筆者:2022年度M1学生

2022. 10.31 チョッパゼミ

ハッピーハロウィン🎃

ハロウィンの季節になりましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか?

今年も学部3年生のゼミナールの時期がやって参りました。本研究室のゼミではチョッパ回路の作成を通してパワエレの基礎について学ぶ内容となっております。

小部屋がここまで人が集まっているのを見るのも筆者も初めてです!初めての回路製作大変だと思いますが全力でサポートしていきたいと思います!

筆者:2022年度M1学生

2022. 10.31 博士人材のためのキャリア講習会

季節が変わり、急激に冷え込みましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか?

本研究室の博士課程卒業生 白井諒さん(ボッシュ株式会社)が博士進学の利点について講演してくださいました!

筆者も就職活動に向けて準備しておりますが、進路の選択は非常に難しく納得のいく形で決まるように頑張りたいと思います。

筆者:2022年度M1学生

2022. 09.30 リサーチアシスタントとして活躍していた備前さんの送別会

本研究室で長い間インダクタ損失の評価をしていただいていた備前さんが9月30日をもちまして退職することになりました。

豊富な知識と経験で本研究室に多大な貢献をいただきました。ありががとうございました!

これからも健康で素敵な人生を歩まれますよう、お祈り申し上げます。

筆者:2022年度M1学生

2022. 09.05 産業応用部門大会(8/30-9/1) 

残暑が続いておりますが,皆様いかがお過ごしでしょうか?


今年度の電気学会産業応用部門大会は上智大学で開催されました。本研究室からは5件の発表とYPCで1件の発表を行いました。今年度ではハイブリッド形式で行われましたが,本研究室からは全員現地からの参加となりました。発表後の聴講者の反応を見ることが出来たり,企業の方と交流する機会があったりするなど対面ならではの雰囲気を経験することが出来ました。

今後ともより一層研究活動に励んで参りたいと思います!

筆者:2022年度M1学生

2022.04.06  新メンバーを迎えて懇親会を行いました! (2022.4.05開催)

すっかり暖かくなり、やわらかな春風に心華やぐ季節となりました!

卒業シーズンからあっという間に時が経ち入学シーズンとなりました。新入生の皆さんご入学おめでとうございます!

本研究室では修士課程6名(学部4年生のころから在籍している3名に加えて他研究室他大学社会人枠から1名ずつ)学部4年生3名の新しいメンバーを迎えて懇親会

を研究室一同で行いました。

2022年度も研究活動に励んで参りますので,今後とも本研究室をよろしくお願いします!

筆者:2022年度M1学生

2022.03.25  送別会を行いました! (2022.3.23開催)

日差しが春のおとずれを告げる頃となりましたが,皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて,本年度も卒業シーズンが訪れ,当研究室から修士課程5名,博士課程2名の学生が,長いようで短い大学での研究活動を終え,各々の未来へと進んで行きました。そこで,そんな先輩方の節目となる門出を祝し,送別会を研究室一同で行いました。

2021年度の活動としては,ここで一区切りがつきましたが,2022年度以降も研究活動に励んで参りますので,今後とも当研究室をよろしくお願いします!

筆者:2021年度M1学生

2021.12.20  Fraunhofer 研究員と共に過ごして

皆さんこんにちは。

今年もあっという間に残すところわずかとなりました。いかがお過ごしでしょうか??

本年7月より,ドイツの研究機関Fraunhofer IISBのNorman Boettcherさんが本研究室に研究員として滞在し,先週で無事にその6ヶ月の期間を終えました。

期間中,DCブレーカの研究を協力して行いました。普段のNormanさんは,SiCパワーデバイスの構造設計を専門としており,集積回路の設計やシミュレーションをしています(論文[*]こちら。Normanさんがドイツで製作した特製のブレーカデバイスを都立大に持ち込み,筆者は,専門とするブレーカの回路設計を通じて,デバイスを実際の回路に適用した時の動作を評価するために,試験装置の考案・製作・結果考察を行いました。

はじめは研究の基本となる英会話でとても戸惑いました。また,研究分野が異なるからか,議論が白熱して2人で数時間も話し合うこともしばしばありました。そんなことを繰り返しているうちに,研究の理解が一層深まり,いつの間にか英語を話すことにも抵抗がなくなっていました!!

そんな壁を乗り越え,研究成果は2件の国際会議への日独共同論文投稿として纏めることが出来ました。さらに,帰国後も定期的にミーティングを行い,協力関係を深めていくことになりました。これからもドイツでの研究のさらなる発展を願うとともに,私たちも異なる国・分野の研究者と共に活動出来ることをとても楽しみにしています。

また,私が博士課程に進学を決めたのも,この研究室で色々な国の留学生と交流できた環境が大きなきっかけとなりました。昨年からはCovid-19の影響で,残念ながらこういった機会が少なくなっていましたが,Normanさんの来日は本当に貴重な経験でした。これからもこのような機会を大切にしていきたいと思っています。

文責: D1  高森 太郎

[*]N. Boettcher and T. Erlbacher, "A Monolithically Integrated SiC Circuit Breaker," in IEEE Electron Device Letters, vol. 42, no. 10, pp. 1516-1519, Oct. 2021, doi: 10.1109/LED.2021.3102935.

↑研究室メンバーでFarewell Partyを楽しみました!! (中央: Normanさん)

Normanさんが設計したDCブレーカデバイスはFraunhofer IISB Annual Report 2020の表紙を飾りました!! さらに,本研究室とのコラボレーションを本誌面の一部で取り上げて頂きました!! →

2021. 08.31  産業応用部門大会(8/25-27)

まだまだ暑い日が続いておりますが,皆様いかがお過ごしでしょうか?


さて,今年度の電気学会産業応用部門大会(8/25-27)が開催されましたが,本研究室からは7件の発表(リンク先は一般セッションの概要です)を行いました。今年度はコロナウイルスの影響により,現地での参加が難しく,本研究室からの参加は全員オンラインでの参加となりました。とても残念です…

最後に私事になりますが,今回の学会での発表は私にとって初めてだったため,とても緊張しました。反省点も多かったですが,良い経験ができたと思っています。

今後もより一層,研究活動に励んで参りたいと思います!



筆者:2021年度M1学生

2021. 07.30  新メンバーの加入

皆様いかがお過ごしでしょうか?

皆様への報告が遅れてしまいましたが,今月の中頃から,ドイツのFraunhoferからNorman Bottcher (ノーマンさん)が本研究室に滞在し,新たなメンバーとして活動しています。今後はノーマンさんも共に研究室の仲間として更に活発な議論や研究活動を行っていきたいと思います。

また,ノーマンさんとは基本的に英語を用いてコミュニケーションを行っていますが,お互いの母国語はドイツ語と日本語になります。お互いの言語文化の交流等も行い,学生の言語学習の機会にしていければと思います。

画像は,ノーマンさんの歓迎会と誕生日会(たまたま7月が誕生月!)の際に用意した寿司とケーキです。

ノーマンさんもお寿司(ワサビあり)を楽しんでくれていました!

改めまして,新メンバーの増えた本研究室を今後ともよろしくお願いします!



筆者:2021年度M1学生

2021. 05.10  今年度のチョッパゼミ

皆様いかがお過ごしでしょうか?

今年度も,感染対策を行ったうえでのチョッパゼミとなりました。学部4年生の学生にとっては初めての電力変換回路設計・製作となる中,初めての経験に四苦八苦しながらも無事,目標としていた100V入力電圧/300W出力電力のチョッパ回路の製作に成功しました。また,本年度は学部3年生の際に本研究室で活動を行っていた学生も所属しているため,そちらの学生にはPCB基板を用いたチョッパ回路製作に挑みました。チョッパゼミの発表会はRemoを使用したオンラインで行いました。各テーブル(グループ)ごとに盛んな議論が行われていたのが印象深いです。

下記の写真は,とあるB4の実験風景の様子とチョッパゼミ発表の様子です。

学生からも感想をいただきました↓

「最初はどんな値の素子を使っていいかも分からず,PLECSの使い方も分からずでかなり不安でした。しかし,いろいろ教えてもらい素子決めが完了してからは,回路構成,はんだ付けとスムーズに進んでいけたように思います。初めの計測ではうまく動作しませんでしたが,テスターでダイオードの不具合を見つけ取り換え,正常に動作する回路を作ることができました。そこからは少し発表を意識して,改善・考察すべきポイントを探し,進めていきました。発表はかなり緊張しましたが,先輩たちから優しいアドバイスをたくさん頂き,とても勉強になりました。全体的に初めてのことが多く,大変でしたが,これから研究をしていくにあたり,とてもいい経験になりました。」

「今回、チョッパゼミで入力100Vで300W以上の電力を出力できる降圧チョッパ回路を作製しました。初めて一からシミュレーションをして、実際に回路を基板上に設計して測定するという行程を経験できたので、目標を達成できた時は非常にやりがいがあったと感じました。作成過程で特に大変だったことは、「はんだ付け」でした。設計回路のどこか一部分でも導通していないと正常に作動しないので、はんだ付けがあまい箇所を逐一見つけるのに苦労しました。ですが、改善を重ねることで波形が理想に近づき、出力電力が上昇しているのを観測できたのが何より嬉しかったです。次回以降の研究でも地道に試行錯誤を重ねて、目標を達成できるように頑張りたいです。」

「今回はプリント基板を用いての設計であったが設計した基板を実際に作製する際、その基板が実際の予想通りに稼働した際にとても達成感を得ることができた。基板を設計することも楽しく、はじめ何もわからなかった状態から完成までありつけたのは自分の成長を感じることができた。その道中様々な問題が生じたがその原因を探す過程もまた意味のある事であると感じた。また開拓していないソフトの機能などがあるがうまく使えれば今回よりもスムーズに使えるのではないかと思うが今回は扱いに慣れることもでき満足のいく結果になったと思う。」


今後の成長に期待です!



筆者:2021年度M1学生

2021.03.13   清水敏久教授最終講義

久しぶりの更新です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

ご存知の方も多いかと思いますが,2020年度をもって清水教授がご勇退されました。それに伴い,3月13日に清水教授の最終講義をオンラインで開催しました。本来であれば会場で集まって賑やかに過ごしたかったところですが,コロナが落ち着くまではおあずけです...。オンライン開催ではありましたが,200名以上の参加者が集まり,講義だけでなく懇親会も大いに盛り上がりました。講義では清水教授のこれまでの歩みを知ることができ,人脈の多さや経験の幅広さに驚きました。懇親会では懐かしい話が様々飛び交い,終始和やかな雰囲気でした。下の写真は一部zoom画面のスクショです。

清水教授,本当にありがとうございました!

2021.01.12   年末報告会(2020.12.22開催)

あけましておめでとうございます!寒い日が続いておりますが,皆様いかがお過ごしでしょうか?

昨年末に2020年の締めくくりとして和田研ゼミ(年末報告会)を行いました。感染症対策のため,大きな会場を使ってマスクをしながらの開催となりました。内容は各自の研究について,研究背景・目的などをメインに発表を行うというものでした。学部生以外は英語での資料作成に挑戦しました。久しぶりの対面での発表で,緊張する人も多かったと思います。ですが,やはり対面だと質疑応答が盛り上がる...!発表が終わるたびに質問が飛び交っていました。オンラインでもできる,とはいえ対面でなければできないこともあるのだなと実感しました。言葉では表現できない,抽象的な部分がオンラインでは難しいのかもしれません。

さて,年が明けて2021年。当研究室はこれまで以上にギアを上げて研究していく所存です!

本年もよろしくお願いいたします。

2020.12.30   パワエレ動画コンテスト

更新が少し途絶えてしまいましたが...みなさまいかがお過ごしでしょうか?

電気学会産業応用部門の半導体電力変換技術委員会が主催するパワーエレクトロニクス動画コンテストの締め切りが12/31に迫っています。2018年と2019年の同コンテストに応募した作品数は合計で5つ。ホームタブのページ下側に各作品のリンクを載せてありますのでチェックしてみてくださいね。さて今年は応募できるのでしょうか...。

今年の同コンテストでは募集用に宣伝動画を制作したそうです。動画中では当研究室が制作したWPTプラレールが紹介されています。

2020.10.30   半導体カーブトレーサの導入

皆さんこんにちは。

当研究室では,パワーデバイスの性能を限界まで引き出せる回路・制御技術や長期信頼性に関する研究を行っています。この様な研究において欠かせないのが,パワーデバイスの特性を測定することです。

これまでは,パワーデバイスの特性測定のために九州工業大学や千葉工業大学へ伺い,半導体カーブトレーサを使用させていただいていました。往復の移動が大変であったことは否めませんし,測定し忘れた特性があったときは絶望を感じていたものです・・・

そんな絶望から遂に解放される日が来ました!!先日,当研究室においても半導体カーブトレーサを導入しました。岩通製CS-3200という機種で最大ピーク電圧3 kV,最大ピーク電流400 Aまでの条件で特性測定ができます。

半導体カーブトレーサは,総務省委託研究(JPMI10001)の予算で購入させていただきました。写真は,半導体カーブトレーサの導入を記念して共同研究者の鈴木先生(本学電磁応用研究室)と和田先生で撮ったものです。今後は,私たち学生が半導体カーブトレーサを活用した研究成果をあげる番です!日々精進で頑張りたいと思います。

2020.10.08   半年遅れのチョッパゼミ

台風の進路が気になるところです...。みなさまいかがお過ごしでしょうか?

先日,学部4年生の学生がついに自作チョッパ回路を動かすことに成功しました。本来であれば,4月から5月にかけてチョッパゼミが行われるのですが,今年はコロちゃんのおかげでシミュレーションのみに限定した形でゼミを行っていました。例年のチョッパゼミでは,入力電圧100 V以上かつ出力電力300 W以上を条件としてチョッパを設計・実装するのですが,やはりオンラインで教えるだけではなかなか厳しいところもあり...。半年遅れではありますが,シミュレーション上で評価していた回路を実際に制作する運びになりました。写真はとある学生の実験の様子。パワエレの経験者からするといろいろツッコミたいところがあるかもですが...。

学生からも感想をいただきました↓

「チョッパ回路製作をしてみて、実機ならではの設計の工夫が何のためにあるのかを一つ一つ理解していくことが難しかった。計画・製作段階では、信号のスイッチングスピードや素子・銅線の位置などが他の素子に与える影響について考慮したうえで、すべての素子の定格範囲内となるような設計が必要だった。基板製作の段階でも銅線と銅線の距離、ヒートシンクの向きなどすべてにおいて意味のある配置、工夫が必要なのだと感じた。今回の製作を通してこれからは、シミュレーションの回路を実機にした場合にどのような駆動をするのかを少し考慮しながらシミュレーションを行っていきたいと思った。」

「今回は降圧チョッパ回路を用いて、入力電圧100Vで出力電力を300W得られることを目標に回路を作製しました。事前にシミュレーションで、回路の動作を確認していた時点では分からなかったことが実機を作る際にたくさんあったと感じました。例えばデータシートを確認してICの定格電圧を守るように設計することや、配線インダクタンスや寄生容量が大きくならないように配線の構造を考えて作ったことです。今回のチョッパ回路の作製で得たことをこれから自分の研究でも生かしていきたいと思います。」

今後の成長に期待です!

2020.10.06   時差

今年も残すところ3ヶ月。みなさまいかがお過ごしですか?

研究室は学会シーズンに突入し,国際会議に参加する学生もちらほら。国際会議といってもオンラインなのですが,リアルタイムで参加しないといけない国際会議となるとこれまでとは違う苦労が...時差です。本日はESREF 2020(The 31st European Symposium on Reliability of Electron Devices, Failure Physics and Analysisに学生2名が参加し発表を行ったのですが,2人とも21:00からのセッション。和田先生も応援に駆けつけたとのことです。現地に行くよりも労力がかからないですが,時差についてはどうしようもないんですかね?会議よっては録画のみという場合もあるようで,主催者さんも苦労しているんだなと勝手に想像してしまいます。

当ブログでこの辺の事情も発信していければなと思っています!

2020.09.30   ファムさんを送る会

ようやく過ごしやすい陽気になってきましたね。みなさまいかがお過ごしでしょうか?

先日無事に学位を受け取ったファムさんの送る会を開催しました。研究室全員で行うのは難しいので一部のメンバー(参加できなかった学生のみなさんすいません)でお昼ご飯を食べながら歓談しました。ようやく整った学生居室のコロナ対策を活用して,アルコール消毒を徹底して,写真撮るときは静かにして...。いろいろありますが,とにかく開催できてよかったです。

ファムさんは明日から社会人ということで不安半分といった雰囲気でした。これらからのファムさんの活躍に期待しています!

2020.09.17   学位授与式

今月あたりから学会が多く学生も忙しくなりつつあります。みなさまいかがお過ごしですか?

9月ということで今年も学位授与式が執り行われました。おめでたいことに7月末に博士論文公聴会に臨んだ3名全員が無事に学位記を受け取れることになりました。例年であれば学位授与式の後にみんなで写真撮影をしたり夜ご飯を食べに行ってお祝いをするのですが,やはりコロナ禍で難しく...。とはいえ学位記を受け取ったファムさん(ベトナム出身)は笑顔と達成感に満ち溢れていました。ファムさんはこれからも日本でご活躍されるようで,状況が落ち着いたらみんなで祝いたいと思っています。

2020.08.31   試行錯誤

8月も最終日...みなさまいかがお過ごしですか?

今回はコロナ対策に関するお話。緊急事態宣言が解除されてから,当研究室では居室に滞在できる人数を制限して運営してきました。週単位で研究室への入室希望調査を行い,場合によっては日程調整をするといった具合です。もちろん消毒液の設置や換気,対人距離の確保なども前提です。これらは少しずつ試行錯誤をしながら決めてきたことで,世の中の情勢や学生からの要望など様々なことを考慮しています。その中で本日,飛沫対策用のアクリル板を仮設置しました。アクリル板は某オンラインショップで見つけたものですが,ほとんどが在庫切れの中で見つけたものなので果たして使えるかどうか...(ただしとても安い!)。写真ではわかりづらいですが,板厚が1mmしかなく設置に苦労したようです。しかも時間が経つと...(右側写真)ということで現在も試行錯誤中です。

9月第二週あたりを目処に飛沫対策を完了し,研究室に滞在できる人数を少しでも増やせればと考えています。またその頃に当ブログにて状況を報告しますね。

2020.08.20   都立大のイメージ動画

暑い日が続いていますが夜は少し涼しくなってきましたね。みなさまいかがお過ごしでしょうか?

今回は都立大のイメージ動画を紹介します。実は筆者も今日になって初めて当研究室が映っているカットがあることに気がつきました...。ちなみに映っているのは清水教授とTurmandakh Bat-Orgilさん(モンゴル出身でみんなからは”トゥルー”と呼ばれています)です。映像では清水先生とトゥルーさんが議論していますが,実際に研究室でよくみかけるシーンです。なかなかかっこいい動画なので是非チェックしてみてください。映っているシーンは短いので注意してくださいね(笑)

ちなみに...今週末には研究室紹介動画も公開できる見込みですのでお楽しみに♪

2020.08.16   前期の講義を終えて(和田先生より)

今回は和田先生にブログを執筆していただきました。

皆さんこんにちは,和田です

先週,学部の期末定期試験が終わり,前期の担当授業が終わりました。今年度の前期は例年以上にいろんなことがあり,日々の業務が大きく変わりました。その中でも,少しだけ私の実践したことを紹介したいと思います。

まず,学部講義ですが3年生対象の「基礎制御理論」という科目を担当しており,いわゆる古典制御と言われる分野になります。授業は,iPad+OneNote を使って手書きの文章・式・図をオンラインで解説する方法を取りました。授業では,学生さん自身でノートを作ってほしいという思いがあり,また図を描く過程を知ってほしいという考えから,この方法を取りました。また,授業動画は本学のkibacoと呼ばれるLMS(学習支援システム learning management system)で共有し,授業後にも受講生がいつでも見られるようにしております。授業以外にも,宿題や中間試験解答などもの動画を共有しました。

これを経験に,休講をしなくても良くなるという利点が出てくるだけでなく,いままで授業中にできなかった講義内容を入れられる気がしております。対面授業でできなかったことが新たにできる可能性があり,まだまだ課題もありますが改善していきたいと考えています。

iPadで書いたノートの一部。板書では見えにくい文字や色がありましたがデジタル化することでそのような問題もなくなりました。

2020.08.15   留学に行くチャンス

まさに酷暑といったところですがみなさまいかがお過ごしでしょうか?筆者の自宅は気温37℃を上回り今季最高記録を更新しました。

今回は研究室における「留学の機会」について。コロナ禍で状況は異なりますが...いずれ留学にも行ける日が来ると信じて書きます。当研究室では多くの博士学生が留学に行きます。学部・修士の学生にもチャンスはあると思いますが講義の関係などもあり難しい印象です(個人的見解)。もちろん行きたくない人は行く必要はなく,基本的には研究テーマと学生の動機次第です。

http://www.ic.tmu.ac.jp/study_overseas/sb_scholarship_tmu.html(都立大の制度)

留学では研究だけでなく,その国の文化に触れたり人脈を広げたりいろいろな経験を得ることができます。実は筆者も昨年中国に留学する機会があり,多くのカルチャーショックを受けてきました。中国語が話せなかったので苦労した部分もありましたが...。

当研究室に入れば留学に行けますよ!とは言えませんが,チャンスは十分にあると思います。

大学の正門。留学した当時はちょうど建国70周年であちこちでお祝いムードでした。

大学から歩いて30分ほどのところにある観光地。現地の友達にいろいろな場所を案内してもらいました。

2020.08.12   研究室ロゴ

世の中はお盆休みに突入しましたがみなさまいかがお過ごしでしょうか?

ここ数年,当研究室ではホームページの更新や動画制作など私たちの研究活動を広く知っていただくために様々な取り組みをしています。その中で昨年末(?)に話題にあがったのが研究室ロゴについて。パワエレ界では多くの研究室がロゴマークを持っていて,プレゼン資料やホームページ,回路基板など様々な場面で使われています。中には企業のようなかっこいいロゴを使っている研究室もあります。下記リンクは一部の例です。

恐らく外注して作ってもらったりしているところもあるのかと思いますが...。私たちとしては研究室の学生が作ったロゴの方がオリジナリティがあっていいね!(筆者の見解)となって学生からロゴデザインを公募し,多数決で選ぶことにしてみました。公募した結果集まった一部のデザインがこちら...(転載等はご遠慮ください)

私たちはデザイナーではありませんのでよくわからない部分もありますが...なんとなくそれっぽい?デザインが集まりました。実はこの中には最終決定案はありません。公募して案が集まった後も「ほんとにこの決め方でいいか」などしばらく議論は続きましたが,最終的には「一つのデザインに決めることが大切」となりました。(笑)ということで多数決で決定し,最終仕上げを行ったロゴがこちら!

こちらはロゴ単体デザインですが,基本的には"Power Electronics Lab."を併記します。作者曰く「要素技術に強みがある研究室。特に磁性部品をはじめとする受動素子を得意としているので,都立大を意味するTMUの"M"に"Magnetics"をかけてトランスのようなデザインにした」とのことです。ちなみにデザインはAdobeのIllustratorで作ったとのこと。すでにホームページではロゴを使用していますが(左上に注目),今後はスライドのデザインや研究室紹介動画,回路基板などにどんどん使っていこうと思っています。是非このロゴをみかけたら「都立大パワエレ研!」と心の中で叫んでくださいね。

2020.08.05   前期の研究ゼミ・打ち合わせが終了

前回の記事で「清々しい8月」と書きましたが...そうでもなかったです。

本日をもって当研究室で行っている研究ゼミ・打ち合わせの前期分が終了しました。当研究室では清水研究室と和田研究室それぞれが異なる形式でゼミと打ち合わせを行っています。今期に関してはコロナの影響もあり例年と異なりますが,簡単に紹介します。

ゼミ・打ち合わせのやり方などは年々変化していくのであくまで参考程度ですが...。これらの定例ゼミ・打ち合わせの他に,必要に応じて先生と学生間で打ち合わせを行うこともあります。筆者は諸事情により両方の研究室の定例ゼミ・打ち合わせに参加していますが,形式以上に雰囲気の違いなどがあり多くのことに気づかされています。

本日の和田研グループ打ち合わせにて記念撮影。次回の打ち合わせはお盆休み明けに行う予定です!

2020.08.03   就職活動の状況

暑い!ですが長い長い梅雨のおかげでなんだか清々しい8月の始まり。

当研究室ではこの時期になると例年「就活お疲れ様BBQ」を開催します。というのも,その年の事情にもよりますが多くのM2学生がこの時期くらいに就活を終えているためです。今年はコロナ禍での就職活動で一部のM2学生は影響を受けたようですが,無事に全員の内定先が決まりました。残念ながら詳細は書けませんが自動車や電機業界でキャリアを積み始めるようです。

研究室見学に来る学部生に時々聞かれてきたのが「就活は大変ですか?」「どういう企業に行くんですか?」などの質問。どう答えるかというと「人による」が本音の回答。やはりパワエレを研究していることもあり関連企業であれば比較的スムーズに就活を進めている人が多い印象である一方,他分野で就活をするとなるとそれなりに工夫や努力が必要であると筆者は感じています。

和田先生は必ず「なんでもいいから将来やりたいことを決めると良い」とアドバイスしてくれます。つまり就職をすることが目的ではなく,5年後,10年後,20年後...先の目標を決めてそのためにはどうせれば良いかを考えて就活や進学を考えるということです(と筆者は解釈している)。学生にはなかなか難しいことですが,目標があれば軸もブレませんし物事を進めやすくなるのは確かです。

数年前のBBQの様子。例年大学近くの公園でゆっくりお肉を楽しみます。大抵ものすごい量の食料があるので食べて,遊んで,食べて,遊んで...を繰り返して盛り上がります。

2020.07.29   ECCEアジアのファイナル締め切り迫る

関東の梅雨明けは8月になってからですかね...いかがお過ごしでしょうか。

本当はちゃんとブログのネタを用意していたのですが筆者はECCEアジアのファイナル締め切りに追われていて,非常にハラハラドキドキしております。今年のECCEアジアは当初5月終わりから6月の頭にかけて行われる予定でしたが,11月終わりから12月頭までの期間に変更されました。締め切りが伸びるとなんだか安心してしまう...あるあるですよね?ということで今回は手短に...今後のブログにご期待ください(笑)

ECCEアジアの詳細:http://ipemc2020.com/

2020.07.27   研究室紹介動画を作っています

7月最終週がはじまりましたね ...。

今回はちょっとした予告を。M1を中心としたグループで研究室紹介用の動画を制作しています。大学にたくさんの人を迎え入れることが難しいため,今年の研究室紹介は動画ベースで行うようです。内容はまだまだ未定ですが,研究の進め方や研究室としての活動などをできるだけわかりやすく動画にまとめようとしています。今日は2回目の動画制作ミーティング(zoom)で,みんなで意見を出し合って動画の大まかな構成を決め取材の担当割り振りなどを行いました。動画を制作する学生も研究室に頻繁に行くことができないため,研究室での撮影は工夫が必要です。動画が完成したら当ホームページにも掲載しますので是非お楽しみに♪

パワエレ 動画コンテストに応募した動画は2~3人で制作していましたが,今回は8人で共同制作。力作を期待したいところです。

2020.07.25   博士公聴会を開催

相変わらずの梅雨空ですがいかがお過ごしでしょうか。

今日は9月に修了を予定している博士学生1名と社会人博士2名が博士論文公聴会に臨みました。博士論文公聴会は学位審査の終盤で行われる,いわばこれまでの研究の集大成をお披露目するイベントです。例年であれば大学内の大きな部屋を借りて公聴会を催すため学内外からたくさんの方々が集まり発表を聞きますが,今年はzoomで開催することに。zoomで博士論文公聴会を開催するのは当研究室としては初めての試みでしたが,遠方からの参加がしやすいということもあり50人近くの参加者を集めることができました。その中には台湾からという人も!研究室OBOGの方々も多く参加されていて,筆者としては久しぶりに声を聞けて嬉しい限りでした。

公聴会は1人あたり発表60分+質疑応答30分で進行するため,3人となると1日がかりの大イベントになります。プログラムの詳細についてはお知らせをみてくださいね。長丁場ではありましたが,3人とも素晴らしい発表をされていて個人的に良い勉強をさせてもらいました。筆者も来年は博論を書かないといけないのでなおさら大切な機会でした...。

モザイク済みで申し訳ないですが...質疑応答でマイクを使えない時はチャットで質問を。その辺もみなさん臨機応変に対応されていて,進行はとてもスムーズでした。発表中もチャットで質問できるようにしておけばもっとたくさん質問が集まるかも?と個人的意見。

オンライン公聴会にも良いところがある一方でひとつ残念なポイントが。例年であれば公聴会終了後,発表者・教授・研究室の学生・OBOGが入り混じって居酒屋でお疲れ様会をするのです。やはりオンラインでそれを代替するのは難しいのか...。とはいえ状況が落ち着いたら開催すると思いますが!

発表者の御三方,今日はお疲れ様でした。

2020.07.24   在宅研究を考える

みなさまいかがお過ごしでしょうか,筆者は実験のため研究室に籠っていました...。

当研究室では感染症対策として同時に最大2人まで大学の居室・実験室に滞在できるように運営をしています。滞在目的も原則実験に限定しています。この事だけ書くとネガティブな印象ですが...もちろん研究を進めるために様々な工夫を凝らしています。その中で「在宅で研究にどう取り組むか」は特に重要ですよね。パワエレは結構実験が命なので(テーマにもよりますが)...。筆者自身の興味もあり学生お二方の在宅研究環境を覗かせていただきました。

PV向けの回路を研究している博士学生S君の在宅研究環境。現在は回路の制御手法について研究しているようで,回路のコントローラー+Typhoon HILの組み合わせで制御の高性能化を図っています。このセットアップはむしろ実回路よりもアジャイルな開発ができそう...。S君は毎週ある打ち合わせで必ず何か新しい発見を発表していて筆者も見習いたいところです。

パワエレ機器に起因する通信ネットワークの電磁障害について研究している修士学生A君の在宅研究環境。右側にはガッツリオシロが!研究室の物を送ってもらったそうです。通信システム側の構成を固めているところで,将来的にはPC上で通信状況がモニタリングできるようなシステムになるようです。ただパワエレ機器が発生するノイズをどう再現するか...筆者も一緒に考えているところです。

やはり電力を要する実験などはなかなか難しいといったところですかね?学生のみなさんは「何ができて何ができないか」を考えて研究を進めているようで,先生とも常にその点を考慮して研究の方針を決めています。

さて明日は博士の公聴会ですので今日はこの辺で...。それではまた♪

2020.07.23   早速質問をいただきました!

昨日から始めたブログですが,すでに幾つか質問をいただいております,本当にありがとうございます。本日はその中から「こういうの待ってました!」という質問をピックアップします!


質問:萬年先生のゲート短絡による過電圧抑制法について,インバーにとってのタブーであるゲート短絡を積極的に使うことがとてもシュールに感じて最初に論文を見たときにはお茶を吹きこぼしました。先生方はこの手法を一番最初に見たとき(聞いたとき)には自然に受け入れることができたのでしょうか。


筆者は答えられないので...現在筑波大学で活躍されている萬年先生にコメントをいただきました。


萬年先生のコメント:ご質問ありがとうございます。インバータを作って初めて動かしたとき、安全にと思って直流電源の電圧を低く設定しているのに、なぜか電流リミットに引っかかったり、壊れたり、という経験はないでしょうか。凡ミスですが、デッドタイムを入れ忘れたり、入れ間違えて、オーバーラップタイムになっていた、というやつです。デッドタイムが必要と言いながら、無かったりオーバーラップしてても動かしはじめて一瞬経ってからインバータが壊れます。つまり、一瞬なら大丈夫、ということです。数々の破裂、焼損、発煙などを経験してきた結果、生まれた手法です。どうせならキャッチーな方が面白い、というCEOのささやきが元凶でした。もちろん最初は恐る恐るでしたが、やってみたら意外と行けた、って感じです。回路動作から生まれた要求で、パワーデバイスの作りを改善するきっかけになってくれればよいと思っています。


豊富な経験と発想力が基になって生み出された技術だったんですね。先生方のリアクションは筆者には分かりませんが,学生間では(いい意味で)やばい手法として語られていたのを覚えています。そんな萬年先生の論文は下記リンクからチェックできます。

https://ieeexplore.ieee.org/document/8695058 (閲覧には会員登録が必要です)


ブログ開始早々技術的な話ですが,いろいろな情報を発信していきますので引き続きよろしくお願いします♪

2020.07.22   ブログをはじめます!

みなさまいかがお過ごしでしょうか?このようなご時世で当研究室も工夫をしながら研究活動を積極的に展開していますが「どうすれば私たちの活動を外部に発信できるか」が課題になっています。そこで一つの手段として当ページにブログを掲載することで,みなさまに少しでも当研究室の雰囲気や活動について発信していくことにしました。筆者はブログ初心者(笑)なので暖かい目で見てもらえると嬉しいです。


さて,ブログの主な話題についてですが...しばらくは当研究室の日常について発信しようと考えてます。


加えて,みなさまからのご質問・ご要望も募集します!「研究はどれくらい忙しいの?」「ゼミの雰囲気を教えて欲しい!」「就活はどんな感じ?」など真面目な質問から「教授は厳しい?」「お酒好きな人います?」などラフな質問まで,できる限り答えます。ご質問・ご要望は匿名でお送りいただけますのでお気軽にどうぞ♪

※現在は募集を停止しています