町名は「字籠山」に因む。本来は「かこ山」と読んだ。崖のある山の意味で、もともとは字地の北にある山の事だったが、地名が南に広がった。
旧字に「鍋山」があり、鍋の形の山であったことに由来。それ以前の旧字は「川くろ(かわぐろ)」「川端」「古屋敷畑」等。「川ぐろ」は扇川の縁で、新田の田であった。「川端」は扇川の傍の意味。「会下」にも同じ旧字がある。「古屋敷畑」は昔の屋敷跡の畑で、平手新田の初期に人家があった跡を畑にしたもの。
参考文献
榊原邦彦(2000)『緑区の史蹟』 名古屋市 鳴海土風会
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