募金金額
133,897円
全額、山口県「令和5年6月30日からの
大雨災害義援金」に寄付しました
日 時 :2023年7月30日(日曜) 13:00~15:30
場 所 :(下松市文化会館)スターピアくだまつ 大ホール
上映作品:『異動辞令は音楽隊!』 (バリアフリー版)
『異動辞令は音楽隊!』バリアフリー版について
この映画には「日本語字幕」と「音声ガイド」がついています。字幕でセリフや効果音などを文字で表現することによって耳のご不自由な方の理解をサポートし、音声ガイドでセリフとセリフの間の場面解説をナレーションすることで、目のご不自由な方が映像を想像しながら映画を楽しむことができます。
今回は音声ガイドがセリフと一緒に会場全体に流れました。
参 加 料 :無料 (赤い羽根共同募金助成金を受けて開催)
参加人数:593名
(一般 558名 ボランティアスタッフ 35名)
★コロナ感染対策のため定員600名で開催(会場1000席)
入場前に、検温、手指消毒実施。会場内マスク着用。
アンケート回収数 513
(内 点字回答6、拡大回答3)
回収率 86.5%(前回 87.4%)
①男女比
女性 383名(75%)
男性 120名(23%)
無回答 10名( 2%)
②年齢
~10歳代 20名(3.9%)
20歳代 3名(0.6%)
30歳代 12名 ( 2.3%)
40歳代 38名(7.4%)
50歳代 37名( 7.2%)
60歳代 12名(24.2%)
70歳以上 273名(53.2%)
夏休み中ということもあってか、~10歳代(小学生)の参加が例年になく目立った。回答者最年少は9歳。
ほとんどの年代で女性の割合が圧倒的に多いが、~10歳代のみ、男女差がほとんどなかった。
30代、40代はその親の世代か、共に前回より増加。
③回答者の住まい
下松市 311名(61%)
周南市 109名(21%)
光市 52名(10%)
その他県内 40名(8%)
〔岩国(15)、山口・田布施(各4)、下関(3)、山陽小野田・柳井(各3)、熊毛・平生・宇部(各1)〕
下松市周辺の市(周南・光)がほとんどだが、下関、岩国など遠方からの参加も。
「今回の映画会でバリアフリー映画とはじめ出会った」人が過半数の状況が続いている。
街の映画館でバリアフリー映画を観たことがある人の中には10回以上観たという人もいるが、全体として少数にとどまっている様子。
※1 知り合い(友人、先生、家族(お母さん、おばあちゃん)、所属サークル・会の誘い、近所の人等)
※2 作品に興味(好きな俳優が出ている、出演者に興味 含む)
※3 その他(ポスターを見て、スターピアでチラシを見て、広報を見て、社協で聞いて、ボランティアスタッフとして、付き添い(家族・ヘルパー)、音楽を聞くのが好きだから 等)
例年「知り合いに誘われて」が最も多いが、その中でも今年は、家族に誘われて参加した人が多いようだ。
また、「主演の阿部寛が好き・出演者に興味がある」という声は、今までにない傾向だった。
「無料だから」を選んだ人も14%いるが、それ単独で選んだ人は30人で5.8%にとどまる。
《作品について》
今まで以上に、幅広い年代で好評であった。
題材も時代にマッチしていたし、家族間や仕事の仲間との人間模様も描かれ、感動を呼んだようだ。作品中の音楽、演奏についての高評価も目立った。
《バリアフリー版について》
字幕については満足度が高かったが、音声ガイドについて、今までになく不満が多く寄せられた。「不満」と答えたのは7%だったが、11%の無回答の人たちも遠慮の気持ちからで、実際には「不満」に近かったのではないかと察する。
受け取り方には個人差があるものだが、音量の問題(大きすぎる)と音声ガイドとセリフや音楽がかぶって聞き取りづらいという問題により、せっかくの音声ガイドが鑑賞の邪魔をしていたという感想が散見されたのは、残念な限り。
この件について、終了後、技術担当のシネマキャラバンにお尋ねしてみた。以下返答。
『上映作品自体は、従来通りの音とセリフの主音声に音声ガイドが副音声で入っているバリアフリー映画で、変わりない。しかし自分たちが今まで取り扱った他のバリアフリー映画に比べても、確かに音声ガイドの音量が大きく感じ、上映中、できる範囲で調整をしたが、セリフや音楽とのバランスもあり、限界があった。』『昨今、映画作品のバリアフリー化が広まっているが、実際の出来は玉石混淆(ぎょくせきこんこう)の状態と言える。』
以上からも、私達視聴者の率直な声を製作者側に伝え、もう少し配慮の行き届いた分かりやすい音声ガイド、みんなで楽しめるより良いバリアフリー映画の制作に繋げて貰うよう、要望していく必要がありそうだ。
また、数はごく少ないが「見たら分かるのにくどい」という感想など、バリアフリー映画会の趣旨が十分理解されていないと感じる回答もあり、この上映会を開く意味をしっかり伝えていくことの重要性を感じる。