2023年ワークショップの概要(工夫したことを含む)
認知症サポートプロジェクト
岡田由佳 高齢者専門看護師 RN MScAH GNC(c)
ジャムズネット・高齢者支援ネットワーク
*この基本の流れを基に、参加登録された方々への事前調査でわかったニーズに答えて情報を調節していきました。
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プログラムの構成はキャラバンメイトのテキストを基本にしています。
1.認知症の基礎知識・予防・診断と予後 (50分)
休憩(10分)
2.認知症の方と共に-実践 接し方と介護者が経験す
る事(60分)
3.認知症フレンドリーコミュニティーとチームオレンジ (15分)
4.質問と話し合い・アンケート(15分)
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認知症の基礎知識・予防・診断と予後
導入:なぜ認知症を知ることが重要なのでしょうか。
認知症とは
知識 テキストに沿って。種類、症状、MCIや若年性認知症も含む
認知症の診断 カナダ・オンタリオの場合
認知症の進行と経過
認知症の治療
予防
「積極的に生きる」の意味をみんなで考え、参加者がどう自分の日常に取り入れられるかというところまで導きました。
<2部> 認知症の方と共に-実践 接し方と介護者が経験する事
中核症状と行動心理症状
参加型ロールプレイ
例1:文章の言いかえのこつ
「お母さん、明日ファミリードクターの検診がある時に、ついでに血液検査もしなくてはいけないので、少しいつもより早めに出かけましょうね、大体9時ごろには出発できるようにしておいてくださいね。寒いからちゃんとマフラーと手袋と帽子も忘れないでくださいね。」
参加者にこの文を認知症の人でもわかりやすく伝わるように言い換えてもらい皆で考えてもらいました。
例2:「お父さん、聞いてる?」
例3:「ごはんまだ?」
シナリオをもとに、スタッフが役者をして、希望者があれば参加してもらいました。
実際の接し方のこつを、その理由を説明しながら他の場面にでも応用できるようにしました。
バリアフリーと人間杖の考え
尊厳
介護者の気持ち
遠距離介護:カナダ在住でご両親が認知症の可能性がある方達は遠距離であるが故の心配をお持ちでした。
親御様に認知症が疑われた時の対応。日本で認知症の診断やサポートが受けられる医療や行政機関の紹介。
意思決定支援のガイドラインも紹介
<3部> 認知症フレンドリーコミュニティーとチームオレンジ
カナダならではの日本人が直面する問題を考えながらチームオレンジの活
動の可能性を話し合いました。
フォトプロジェクトの紹介
普段声を上げにくい事日本人が直面している問題を、私たちが代表して行政に届けることが目的です。また、参加型プロジェクトにできる機会でもあります。
<4部> 質問と話し合い・アンケート
個人の情報・プライバシーを守りつつ、できるだけ質問者の助けになるように回答をし、その後メールアドレスを提供して個人的にも相談を受けるように配慮しました。地域差があったものの、チームオレンジのアイデアはいくつかありました。街角で気軽に声をかけられない社会であるため、日本の例はそのまま導入はできないものの、日本人コミュニティーが小さい所では定期的に集まる中で何かができそうだという感想でした。これが引き続きオンラインミーティングの継続につながっています。
<4部の続き> 今回のアンケートで使用した調査票の一例
JAMSNET CANADA
認知症に関する理解度調査2023
このアンケートは誰が実施しているのですか?JAMSNET CANADAに代わり、ヨーク大学社会調査研究所(ISR)が調査を行っています。
アンケートの回答にはどのくらいかかりますか? 回答にかかる時間は約10分です。
参加した場合のリスクはありますか? この調査に参加することによるリスクはありません。参加は完全に任意です。いつでも参加を取りやめていただくことができます。
私の名前は使用されますか? いいえ、あなたのお名前や 個人情報を使用することは一切ありません。アンケートは匿名かつ守秘義務があります。集計結果のみが報告されます。プロジェクトと収集されたデータに関するすべての情報は、非公開、極秘、安全に保管されます。データが保存されているパスワードで保護されたサーバーにアクセスできるのは、戦略立案チームだけです。
もし質問がある場合はどうすればよいですか?
どのようなご質問にも喜んでお答えいたします。
以下の項目では、あなたの基本情報について調べます。
Q1 どちらにお住まいですか?
〇バンクーバー 〇モントリオール 〇トロント 〇オタワ 〇エドモントン
〇ウィニペグ 〇ホワイトホース 〇インテリアBC 〇その他______________
Q2 性別についてお答えください。
〇男性 〇女性 〇その他 〇回答は控える___________________________________________
Q3 西暦何年生まれですか。
________________________________________________________________
Q4 年齢についてお答えください
〇6-12歳 〇13-15歳 〇 16-17歳 〇18歳以上
Q5 あなたの現在の国籍についてお答えください。
〇カナダ 〇日本 〇その他 __________________________________________________
Q6 あなたの母国語(母語)はなんですか?
〇日本語 〇 英語 〇 フランス語
〇 その他 __________________________________________________
Q7 現在何語で読み書き・会話ができますか?
〇日本語 〇 英語 〇 フランス語 〇 その他____________________________
Q8 認知症の方との関係を教えて下さい。 当てはまるものすべてを選んでください。
〇 自分が認知症の診断を受けている 〇 自分が軽度認知障害者(MCI)の診断を受けている
〇 自分に認知症の疑いがある 〇自分にMCIの疑いがある 〇 認知症者の家族 〇 MCIの家族
〇 認知症者・MCIの隣人・知り合い 〇 認知症者は知り合いにも家族にもいない
〇 その他 ______________________
Q9 どのチームオレンジイベントに参加しましたか?
〇 2023年8月29日 - オンラインファミリーワークショップ(45分)
〇 2023年9月14日 - モントリオールシニアドロップインワークショップ(60分)
〇 2023年9月17日 - ビクトリア対面ワークショップ(2.5時間)
〇 2023年9月19日 - バンクーバー対面ワークショップ(2.5時間)
〇 2023年10月7日 - ホワイトホース対面ワークショップ(2.5時間)
〇 2023年10月12日 - モントリオールシニアドロップインワークショップ(60分)
〇 2023年10月22日 - バーノン対面ワークショップ(2.5時間)
〇 2023年10月29日 - モントリオール対面ワークショップ(2.5時間)
〇 2023 年 11 月 11 日 - ウィニペグ対面ワークショップ (2.5 時間)
〇 2023年11月18日 - エドモントン対面ワークショップ(2.5時間)
Q10 認知症に関するあなたの知識について教えてください。
〇専門的な知識がある 〇高度な知識がある 〇基本的な知識がある
〇認知症についての知識は全くない 〇わからない
以下の項目では、今回あなたが参加したワークショップの効果を評価します。
Q11 今日のワークショップで学んだ健康面・社会面における認知症の危険因子(認知症になりやすい人の特徴)は何ですか。
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Q12 認知症を受け入れる社会環境作りについて理解が深まりましたか。
〇はい 〇いいえ 〇わからない
Q13 認知症の方が安全で自由に、自立して暮らし続けられるよう配慮された建物や社会環境について理解が深まりましたか。
〇はい 〇いいえ 〇わからない
以下の文章について〇か×を選んで、お答えください。
Q14 認知症者は、発症後何年も仕事を続けられる可能性がある。
〇 〇 〇 ✖ 〇わからない
Q15認知症者は、本人のためにも、認知症を診断されたらすぐに仕事を辞めるべきである。
〇 〇 〇 ✖ 〇わからない
Q16認知症者も地域の一員として積極的に社会参加し、活躍し続けることができる。
〇 〇 〇 ✖ 〇わからない
Q17認知症者は、家族が症状に気づき始めたらすぐに高齢者施設などに入居するのが認知症者本人のためだ。
〇 〇 〇 ✖ 〇わからない
Q18 認知症者は、症状が出始めた直後から生活の質が低下するのが一般的である。
〇 〇 〇 ✖ 〇わからない
Q19 軽度認知障害(MCI)の症状は、たいていの場合軽度であっても生活の質を低下させる。
〇 〇 〇 ✖ 〇わからない
Q20 認知症者も高い生活の質を持って生活することができる。
〇 〇 〇 ✖ 〇わからない
以下の項目についてお答えください。
Q21 どういった認知症の予防対策を取っていますか。_______________________________________________________________
___________________________ _
〇特にしていない 〇わからない
Q22認知症との共生地域社会づくりのため、どんな活動に参加したことがありますか?
________________________________________________________________________
〇特にしていない 〇わからない
Q23認知症の方を支援するために、どういった地域のボランティア活動なら参加したいと思いますか?
________________________________________________________________
〇特にしたくない 〇わからない
Q24認知症者と交流するために、集まりなどなんらかの機会を作っていますか?
________________________________________________________________
〇特に作っていない 〇わからない
Q25 高齢者施設で行われる屋外の催し物や特別行事などは、どういった活動に参加していますか?
________________________________________________________________
〇特にしていない 〇わからない
Q26 以下の認知症の人との関わりについて、どう思いますか?
1) 認知症の人との交流
〇全く抵抗なくできる・したい 〇あまり抵抗なくできる・したい 〇抵抗がある 〇わからない
2) 認知症の人の話を聴く
〇全く抵抗なくできる・したい 〇あまり抵抗なくできる・したい 〇抵抗がある 〇わからない
3) 認知症の人に寄り添い、見守り、必要であれば手助けをする
〇全く抵抗なくできる・したい 〇あまり抵抗なくできる・したい 〇抵抗がある 〇わからない
上記の1)~3)について、そうお答えしたのはなぜですか?
_________________________________________________________________________
Q27医療従事者に以下のことについて相談できますか?
1)認知症の症状など、自分が認知症の検査や診断を受けるのに役立つ情報
〇全く抵抗なくできる・したい 〇あまり抵抗なくできる・したい 〇抵抗がある 〇わからない
2) 自分の認知症発症のリスク
〇全く抵抗なくできる・したい 〇あまり抵抗なくできる・したい 〇抵抗がある 〇わからない
上記の1)~2)について、そうお答えしたのはなぜですか?_________________________________________________________________________
Q28 自分の認知症診断について、以下の人に話すことができますか?
1) 家族
〇全く抵抗なくできる・したい 〇あまり抵抗なくできる・したい 〇抵抗がある 〇わからない
2) 友人
〇全く抵抗なくできる・したい 〇あまり抵抗なくできる・したい 〇抵抗がある 〇わからない
3) 雇用主
〇全く抵抗なくできる・したい 〇あまり抵抗なくできる・したい 〇抵抗がある 〇わからない
4) 隣人・知人
〇全く抵抗なくできる・したい 〇あまり抵抗なくできる・したい 〇抵抗がある 〇わからない
上記の1)~4)について、そうお答えしたのはなぜですか?_________________________________________________________________________
Q29 その他、認知症、チームオレンジプロジェクトやあなたの街の日系コミュニティなどに係わるご意見、心配事、アイディア、質問などありましたら、以下にご記入下さい。
________________________________________________________________________________
________________________________________________________________________________
_________________________________________________________________________ _
Q30. この調査は、2段階にわたる調査計画の第1段階です。 このアンケートの回答は、調査プログラムの第2段階で行われるあなたの回答と照合されます。 回答の照合を行うため、以下に姓名をご記入ください。
あなたの名前や個人を特定する情報が、この研究プログラムのデータに含まれることは決してありません。 ヨーク大学社会研究所の研究者のみが識別情報にアクセスすることができ、2つの段階で得られた情報が紐づけされた後、あなたの名前やその他の識別情報はデータから削除されます。
これら情報の照合過程、機密性、使用についてご質問がある場合は、ヨーク大学社会調査研究所副所長までご連絡ください。
下のお名前: __________________________________________________
苗字: __________________________________________________
2023年認知症サポータートレーニングの効果
これについては、パワーポイントの中で詳述していますので、それをご覧ください。
(スライド8~14参照)
スライド8:これまでの活動:各地での認知症サポーターワークショップ
スライド9:地域との連携
スライド10:プロジェクト成功への工夫点 (詳しくは下記をご参照ください)
スライド11:ワークショップ事後調査(一部)
スライド11:実地の意義と効果
スライド14: カナダ特有の課題
プロジェクト成功への工夫点
1.事前調査:ワークショップに向けての準備の中で、異なる年齢層、職業、文化的背景をつ人々を考慮して事前調査を行いました。それにより、それぞれの地域のニーズに合わせたワークショップを作り上げました。
例:「介護者のスキルをより知りたい」 「住んでいる場所でのサポートの情報を知りたい」 「遠距離介護について」等のリクエストに合わせてカスタマイズをしました。
2.ロールプレイ:実践的な学びが得られるよう、参加型のロールプレイや相互性のあるディスカッション案を取り入れ、認知症が身近でない参加者の人たちにも疑似体験をしてもらい、身近な経験をしてもらいました。
3.オンライン:地理的なことや時差も考え、オンラインを取り入れたハイブリッドのワークショップを計画しました。
4.フィードバック:ワークショップの内容や形式に関する参加者からのフィードバックを積極的に収集し、次回以降の改善に反映しました。参加者の声を大切にし、より効果的なワークショップを提供できるよう、毎回、さらなる改善に努めました。
地域連携については、カナダ全土で多くの地域団体、個人の皆様が当プロジェクトを支援してくださいました。中でも、全カナダ日系人協会、その中の新しい委員会である新移住者委員会は申し込み段階から継続して全面的なバックアップをしてくださっています。これはカナダの中で戦後の新移住者と日系カナダ人との協同がなされたことを意味します。
現在、バンクーバーやモントリオールで地域のリージョナルアドバイザリーコミッティーが、現地のボランティアの代表を招いて実施されています。また、1月の末には、ナショナル・アドバイザリーコミッティーを招集することができました。バンクーバーからは日加ヘルスケア協会の田中朝絵先生、NAJCからはアドミニストレーターの當間さゆり様(カルガリー)、トロントからはモミジヘルスケア協会の岡田由佳様が代表として参加されました。三月には最後の会合を開きますが、ここに認知症者やその家族の代表の方が参加され、今後の計画が策定され、4月以降もチームオレンジの活動が継続できることを望んでいます。
終わりにかえて
最後にカナダを代表するカナダ放送協会(CBC)の記者のレポートを日本語に翻訳して掲載させていただきます。これは、ホワイトホースのユーコン日系人会の前代表であり、新移住者委員会の委員長である鳥飼様のご紹介で実現したものです。とても聡明で、良心的な記者だという印象があります。彼女は取材の後で、もっとたくさんのカナダ人にこのワークショップに参加してもらいたい、先住民の方々のワークショップも考えてもらいたいと語っておられました。
(文責:ジャムズネットカナダ理事会議長 傳法 清)
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ユーコンの人達にむけて、老化と認知症のケアについて日本が何を教えてくれるのかの講義がありました。
カナダ全土で開催されているワークショップは、認知症診断に伴う偏見や恥を払拭することを目的としている
ケイトリン・ピルキントン · CBCニュース· 投稿日: 2023 年 10 月 11 日午後 2:32 EDT | 最終更新日: 2023 年 10 月 16 日
土曜日にホワイトホースで開催された認知症と老化に関するワークショップで講演する老年学看護師の岡田由佳さん。ワークショップ、講義、オンライン学習を含むこのプロジェクトは、カナダ連邦政府の支援を受けて、カナダ邦人医療支援ネットワーク (JAMSNET Canada) によって実施されました。 (ケイトリン・ピルキントン/CBC)
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高齢者介護の権利擁護者(アドボケイト)たちは、認知症の症例は増加傾向にあり、認知症の診断に伴う偏見や恥をなくすことがこれまで以上に急務であると述べています。
そして彼らは、そのメッセージを日本から借用したいくつかの戦略とともに、週末にワークショップが開催されたホワイトホースを含むカナダ全土のコミュニティに伝えようとしています。
ワークショップ、講義、オンライン学習を含むこのプロジェクトは、カナダ連邦政府の認知症戦略基金の支援を受けて、カナダ邦人医療支援ネットワーク (JAMSNET -Canada) によって実施されました。
ヘレン・オコナーさんは、同居している93歳の母親の世話の仕方について学ぶためにホワイトホースのワークショップに参加しました。オコナーさんは、母親が診断を受けるまで、認知症が脳にどのような影響を与えるかについてほとんど知らなかったと言います。
「私は勉強を始めなければならず、自分自身で研究しなければなりませんでした」と彼女は言いました。
「ホワイトホースでは認識が不足しています。このワークショップは私がすでに持っていた知識を本当にサポートし、さらに広げてくれたので、大変有益でした。」
カナダと同様、日本でも急速な高齢化が進んでいます。
しかし、日本はもう少し進んでいます。カナダの人口の 19 パーセントが 65 歳以上であり、国のデータによると、日本の人口の 29 パーセントが 65 歳以上です。
カナダアルツハイマー病協会は、カナダ国内で認知症を抱えて暮らす人の数は今後30年間で3倍に増加すると予測しています。
日本政府は 2015年に認知症患者とその家族の生活の質を向上させるための7つの戦略からなる新オレンジプランを発表しました。
両国に関係のある主催者らは、高齢者のケアと生活の質を向上させるために日本が開発した戦略の一部をカナダ人に提供したいと考えています。
ホワイトホースでのワークショップでCBCニュースに語った主催者の傳法清氏は、「そこにはさらなる知識がある」と語りました。
「私たちは、2005年に日本の非営利団体が開発したボランティアトレーニングの方法を利用しており、非常に成功しています。彼らは子供向けの教科書やアニメーションも用意しています。」
「そこにはさらに多くの知識があります」とカナダ邦人医療支援ネットワークの理事会議長である傳法清氏は日本の認知症ケアへのアプローチについて語りました。傅法さんは週末、ユーコン準州の認知症擁護ワークショップを手伝うためホワイトホースを訪れていました。 (ケイトリン・ピルキントン/CBC)
ユーコン準州政府は、予測される認知症患者の増加に対処するために独自の措置を講じています。
今年初め、政府は オンライン教育セッションやユーコン準州限定の介護者支援グループなど、認知症患者に対するさまざまな支援策を発表しました。2023 年 9 月には、認知症に関する情報とリソースを提供する電話サポート・ヘルプラインも開始されました。
日本の新オレンジプランは認知症患者とその介護者だけに焦点を当てているわけではなく、バス運転手、小売店従業員、銀行窓口員も教育キャンペーンの対象となっており、認知症や認知障害のある人をサポートする手立てに焦点を当てています。目標は、認知症の人ができるだけ長く在宅で社会に参加できるようにすることです。
このワークショップシリーズは、教材や戦略において日本の新オレンジプランを参考にしています。最終的には、この計画はカナダ全土で「認知症に優しい」コミュニティを発展させることだと提唱者らは主張しています。
ホワイトホースで土曜日に開催されたイベントでは、岡田由佳氏が講師役を務めました。彼女は老年学の専門看護師であり、トロントの高齢者の福祉に焦点を当てた非営利団体「モミジヘルスケア協会」のケアディレクターでもあります。
彼女は、地域住民が認知症の兆候や症状に気づいていれば、誰かが道に迷ったり苦しんでいると思われる場合に介入するきっかけが与えられるかもしれないと語っています。
ホワイトホースのイベントで配布された日本語から英語に翻訳された教科書。オリジナルは日本の全国キャラバンメイト連絡協議会から来ています。 (ケイトリン・ピルキントン/CBC)
ホワイトホースでの講演中、彼女は聴衆に、認知症を取り巻く偏見の多くは理解不足から生じていると語り、より効果的なコミュニケーションのためのさまざまな戦略を提案しました。
「(認知症の人への接し方に関する)テクニックがあれば良いと思いませんか?」シンプルな言葉の選択と、1回に一つの内容だけを伝えるのです」と彼女は説明しました。
岡田氏は、認知症や他の人が経験していることについての知識と気づきが、分断を埋めるのに役立つと語りました。
「一般に人々は症状や問題行動に注目しますが、必ずしもその背後にある理由には注目しません」と岡田氏は言います。
「しかし、一般に言われる問題行動の背後には必ず理由があります。それらの理由を理解すれば、それに対処する方法がわかってくるのです。」
友人や家族は、認知症をもつ、愛する人たちと意思疎通ができないと感じたり、彼らの異常な行動に混乱したりすると、一緒に過ごす時間を減らすことを選択することがよくあります。これにより病気の進行が 早まってしまう悪循環があります。
傅法氏は、オンタリオ州ハミルトンとトロントの介護施設で高齢者向けプログラムを作成し、実施する中で、この現象を 20 年以上にわたって頻繁に見てきました。
パンデミックの間、彼は新型コロナウイルス感染症への懸念のため、多くの長期介護施設でプログラミングを実行できませんでした。
傅法氏は、新型コロナウイルス感染症によるものではなく、社会プログラムやコミュニティから切り離された影響で、多くの住民が衰退し、死亡していくのを目の当たりにしたと語りました。
この経験をきっかけに、彼は長期介護施設の改革の仕事に全精力を傾けています。
<事実の深読み>
オコナーさんにとって、この病気に伴う孤独と偏見を間接的に経験したことは、認知症家族との旅の最大のショックの一つとなった。
「(認知症の)人々は基本的に、もはや社会の重要な一員とはみなされていない」と彼女は言う。
「彼らは気にしていない、感情をもつ存在ではない、何も貢献していないということです。」
地域社会の理解や支援が不足していると、認知症の人やその介護者にとって公共の場で過ごす時間がストレスや不快なものとなり、それが自宅での孤立につながる可能性があります。しかし、オコナー氏は、認知症患者は地域社会から支援されていると感じる権利があると述べました。
ホワイトホースのワークショップでオコナー氏は、「今日取り上げられた大きなポイントは尊厳だった」と語りました。
「彼らのせいではないので、適応するのは私たちの責任です。」
岡田氏は、差別から配慮への転換を期待しています。
「大きな挑戦ですが、諦めることはできない」と彼女は語りました。
「偏見をなくすことは、認知症の人、その家族、介護者、地域社会全体など、すべての人の生活の質を向上させることになります。それが最終目標です。」
次回のワークショップは10月21日にブリティッシュコロンビア州バーノンで開催されます。
(Google AI 翻訳をベースに一部追加校正、2024年2月10日)