この記事では、「クラス学習ページ」「グループ学習ページ」に設定するとできることについて紹介しています。詳しい方法は、みんなで書き込む(いろいろな使い方)・グループ学習する(いろいろな使い方)を参考にしてください。
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「クラス学習ページ」に設定すると、クラスで一枚のページに同時に書き込むことができます。「グループ学習ページ」は、グループで一枚のページに同時に書き込めるということです。この設定にすると、意見を出し合ったり、それをもとに話し合ったりしやすくなります。感染症予防として密を避けることもできます。
年度の最初にクラスの役員決めがあります。先生が黒板に役職を書いて、生徒が話し合って決定しますが、割と時間がかかります。しかし、役職と定員を書いたノートを「クラス学習ページ」で配布すれば、先生が黒板に役職を書く時間を省けます。生徒が黒板に名前を書きに来る時間もなくなりますし、話し合いもスムーズにできます。
クラスの生徒が意見を出し合うのも、「クラス学習ページ」でやりやすいです。「ふせんを追加」で、ふせんの色を使い分けることもできます。文化祭の出し物を話し合うときは、「演示系は水色、展示系はピンク色、そのほかは黄色のふせんで意見を出し合いましょう」などと指示すれば、視覚的にもわかりやすく、話し合いがはかどります。
そのほかにも、出し物を制作するときに、クラスで役割分担をしておいて、それぞれの係で進捗状況を報告し合ったりすることもできます。
寄せ書きなどの一つの紙に大人数で書き込む作業は、「クラス学習ページ」にしておくと、とてもやりやすいです。色紙を回さなくてもいいので、かなり時間短縮になります。完成した寄せ書きは、印刷できます。ただし、「クラス学習ページ」の配布は生徒ではできない作業なので、先生が関与してあげないといけません。
調べ学習を協力してできます。例えば「織田信長の合戦」について4人で調べるときに、Aは桶狭間の戦いについて、Bは姉川の戦いについて、Cは長篠の戦いについて、Dは本能寺の変について調べるなどと分担すれば、調べ学習は1/4の時間で済ませられます。
ディベートでは、チーム(グループ)内で話し合ったり、メモを共有したりできます。「グループ学習ページ」はクラス学習ページと違って、グループで一枚のページを共有するので、相手チームにメモを見られることはありません。詳しい方法は、こちら(ディベート)で紹介しています。