006_製造品質予測

概要

 ボールねじのナットの溝加工時の振動センサーデータを用いて、50個のナットのどれが良品となり、どれが不良品となるかを予測して下さい。

 ボールねじとナットの加工についての詳細はこちらの資料をご参照下さい。

賞  金:3万円
提出期限:2021年12月31日
参加条件:
・学生であること。
・個人でもチームでも参加可能です。ただしチームと個人とで重複参加は不可です。
・正式提出時にチームメンバーの氏名を明記して頂きます。
・データを目的以外に利用しないで下さい。
・不正をしないで下さい。
・不正を発見した場合は事務局までご連絡をお願い致します。

スコア

下記フォームから回答したデータが、一日一回夜間に更新され表示されます。

回答および提出物

回答には2種類あります。
1つ目は「暫定回答」です。ご自身のアルゴリズムを検証して頂くために何個回答が一致したかの正答率を出すものです。
2つ目は「正式回答」です。これを行うと審査対象になります。正式回答の提出物は、暫定回答で使ったメールアドレスを明記した説明資料および使用したコードです。そのアドレスのスコアと説明内容を審査対象とします。内容に問題がなければ評価対象として順位を付けます。正答率が高くとも、その回答を導いたコードで合理的な説明が出来ていないと評価対象外となります。正答率が同じ場合、提出が早かった方が勝者となります。

下記ボタンをクリックしてフォームから暫定回答できます。回答すると上記スコアに一日一回夜間に反映されます。

下記ボタンをクリックしてフォームから正式回答できます。資料添付もここから行えます。暫定回答とチーム名、メールアドレスを一致させて下さい。

データ

データは全部で3つのファイル分割されています.それぞれは,同一の製品の製造工程における,異なる3種のデータとなります.下記の3ファイルを必要に応じてダウンロードを行ってください.

log0 ドレッサーの位置のセンサーからのデータ

log1 スピンドルの位置のセンサーからのデータ

log2 MD値付与

テーブル定義

テーブル定義(カラムネーム)は,log0,log1,log2のそれぞれに対して定義されています.

リンク先(テーブル定義書)の各シート内に記載通りです.

テーブル定義書


取得したデータには、ワーク(*1)と加工のステップごとに、上から時系列順にRMS値(*2)と周波数帯ごとのOA値(*3)が一定の間隔で記録されています。

用語解説

*1:ワーク ・・・ 機械における加工対象物

*2:RMS値・・・ 実効値。ここでは加速度を電流に変換した実効値。

https://www.g200kg.com/jp/docs/dic/rms.html

http://www.microstone.co.jp/archives/applled/comparison1

*3:OA値・・・ 値の総和。ここでは周波数帯ごとの加速度の総和。

https://www.asahi-kasei.co.jp/aec/pmseries/shindoshindan/second.html


サンプルコード

上記サンプルコードは、全ワークのデータに関して、各カラム列に対しての平均あるいは分散を算出後に用いてください。

データ成形に関する処理は、必要に応じて、ヒントとして追記の形で提供する可能性がございます。予めご了承ください。

ボールねじのナット溝研削加工について