コロナになってからというもの、世の中、少し元気が足りません。都内の障害者施設の利用者さん、スタッフもやっぱり少し元気がありません。元気が出ないと力が出ない。元気が出ないと笑顔になれない。元気が出ないと・・・ 文化芸術活動支援特別委員会のメンバーは考えました。考えに考えました。寝る間も惜しんで考えました・・
よしっ それなら、いまできることで元気をだそう!
作品を創った利用者さんが元気になるアート! スタッフも元気になるアート! 作品をオンラインで見る人も元気になるアート! そんな元気の集合体。それが!
「ゲンキノカタマリ」なのです。
それでは、みなさん。たっぷりと元気を取り込んでください。
「ゲンキノカタマリ」は、都内の障害者施設が参加する、オンラインアートプロジェクトです。コロナ感染拡大予防のため、大きな会場にたくさんの人を集めるリアルな展示は難しい状況ですので、展示会場を貸し切り作品を一堂に集め、展示・動画撮影・写真撮影を行い、web上で公開することにしました。全部で30施設、68作品が公開されています。テーマは「元気」。作品にもコメントにもたくさんのゲンキがあふれています。作家さんたちが生み出した渾身のアート作品をぜひお楽しみください。
ゲンキノカタマリ1 スペシャル動画
集まった作品、ひとつひとつを動画撮影をして、すべてのよさを凝縮した動画です。あなたをスペシャルゲンキにしちゃう動画。何度でも再生してください。
ゲンキノカタマリ2 オンラインミュージアム
今回、撮影した作品すべてが、9つの部屋に分かれて展示されています。コーヒーを片手に、ゆっくり、丁寧にご覧ください。
作品に関する注意点
当会では公開されている作品等については、その著作権等は作家にあるものと考えます。当サイトが提供する作品、情報、画像等は、“著作権”“肖像権”“商標権”“利用権”その他の諸権利を有しているため、許可なく複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
当サイト内の作品等を商用等として利用されたい場合は、直接各施設へ問い合わせする前に、東京都社会福祉協議会知的発達障害部会事務局までご連絡いただけますようお願いいたします。
文化・芸術活動支援特別委員会
文化・芸術活動支援特別委員会は、ご利用者が制作したアート作品や商品の展示・販売する機会を設けるだけでなく、そこに関わるスタッフのスキル向上のために見学会や学習会を開催するために平成29年に立ち上がりました。
モノづくりやアート活動を取り入れている事業所は多く、モノづくりやアート活動の視点、ディスプレイ講座等、いままでなかなか学ぶ機会のなかった研修は、毎回好評を得ています。また昨年度はコロナ禍の影響で中止となってしまいましたが、毎年“SESISON! TOKYO”と題して、販売・展示会を企画しています。
最初は少数のメンバーでしたが、回を重ねるごとに仲間も増え、今では多くの事業所のメンバーが参加をしてくれています。これからもご利用者のモノづくりやアート活動を学べる場、支える場として様々な企画を実施していきますので、是非興味ある会員施設の方は参加をお待ちしております。