DOCTOR-ASE
「『食べる』×『健康』を考える」座談会
(2017.09.09)
(2017.09.09)
DOCTOR-ASE(ドクタラーゼ)の医科歯科連携企画で「『食べる』を支えるために,多職種の学生は何ができるだろう?」をテーマとした座談会に参加しました.東北大学非常勤講師の吉中 晋先生にご協力いただき,医科・歯科・栄養・看護の視点から多職種連携について話し合いました.今回は,栄養士ってどんな仕事?といったところから,それぞれの捉える連携の形,治療を受けに来るのはそもそもどんな人?といったところまで幅広い話が出ました.
医科歯科連携が軸にありながらも,今回の全体的な話の中で重要な部分を占めていたのが管理栄養士.患者のことを考えると医師・歯科医師だけでなく管理栄養士の関わりが重要だと感じました.また,歯があることの重要性も実感しました.患者のQOL向上のためにはやはり食事は経口が良い.そのためには歯の健康の維持をしなければならない.歯のこととは言え,歯科だけで対処出来ない問題もあるので,そういった場合には医科,さらには栄養的な観点からのアプローチも継続的に行っていく必要がある.将来的なその実践のために学生として出来ることは何か、今後も考えていきたいと思います.
参考記事:医学生がこれからの医療を考えるための情報誌 DOCTOR-ASE vol.23
https://www.med.or.jp/doctor-ase/vol23/23page_id19koukoku1.html