マインドフルネスプログラム

担当心理士:嶋 美香

 略歴 

心理の資格 

マインドフルネスの資格

*1GMC (Global Mindfulness Collaborative)

ブラウン大学などが加盟するMBSRティーチャー・トレーナーの国際ネットワークです。マサチューセッツ大学とブラウン大学のマインドフルネスセンターによって開発されたカリキュラムをもとにMBSR講師トレーニングを行っています。

*2IMA (The Institute for Mindfulness-Based Approaches)

ドイツを本拠地として、ヨーロッパを中心にMBSRやMBCTなどのマインドフルネスプログラムを提供する教育機関です。

実施内容

曜日と時間

月曜と木曜の午後、金曜

料金

プログラム体験会 3,000円(1回のみ)

個人セッションとグループプログラムの説明、短いマインドフルネス体験

② 個人プログラム 5,000円×3回

マインドフルネスの概説とマインドフルネス体験

③ グループプログラム  

マインドフルネスとは

マインドフルネスは、「意図的に今この瞬間に、判断することなく注意を向けることから生じる気づき(意識)」(Jon Kabat-Zinn,2013)です。近年、マインドフルネスは脳科学研究によって、私たちの心身に良い影響を及ぼすことが示されています。マインドフルネスでは、思考や気分も、呼吸や体の感覚と同じように常に変化する対象として扱います。普段なかなか頭から離れることのない過去や未来の心配、ストレスにとらわれることなく、落ち着いて対応していくためのスキルを育てていきます。

マインドフルネスストレス低減法(MBSR: Mindfulness Based Stress Reduction)

1970年代にマサチューセッツ大学のジョンカバットジン(Jon kabat Zinn)博士によって開発された8週間のマインドフルネスのプログラムです。ストレスや身体・精神的な苦痛の緩和をめざすセルフケアのプログラムです。このプログラムでは、ボディスキャンなどのマインドフルネス瞑想や日常のマインドフルネス(食事やコミュニケーション)の実習を行います。また、物事のとらえ方、ストレスの反応と対応、マインドフルなコミュニケーションなど各週のテーマについて検討していきます。自分自身だけでなく、様々な物事について新たな気づきや発見に出会う旅となるかもしれません。

このプログラムは治療(療法)ではなく、教育的なプログラムです。特に対象は限定されていませんが、このような方にお勧めです。

なお、ご参加のタイミングなどは人によって異なります。通院中の方は医師の同意を得た上で、ご参加いただきます。

MBSR プログラムの構成

 マインドフルネス認知療法(MBCT: Mindfulness Based Cognitive Therapy)

このプログラムは、MBSR(マインドフルネスストレス低減法)と認知行動療法を組み合わせた8週間のプログラムです。うつの再発予防を目的に開発されましたが、現在は、不安症にも適用されており、海外では強迫症の方に特化したプログラム(MBCT for OCD)も開発されています。また、健康な方へのストレス対処やウェルビーイング向上が期待できるプログラムでもあります。このプログラムでは、思考を否定したり無理に変えようとせず、むしろどのように関わっていくのかを優しさと好奇心をもって探索します。ネガティブな思考や気分、自動的な反応の兆候に気づき、反すうや回避といった悪循環のパターンから抜け出す方法を検討していきます。

このような方にお勧めです。

これまでの研究では、このような方々への効果が報告されていますが、個人差もあり、すべての方に効果があると保証されていません。

MBCT プログラムの構成

なぜマインドフルネスが重要?

強迫症、不安症にお困りの方へ