帯刀治先生にご縁のあったメンバーが集い、話し合いを重ねています。肩書や地位、住んでいる場所も様々なメンバーが接点を持ち、地域社会論ゼミナールで学んだ言葉や接した活動の意味を自分の中で反芻しています。
「あなたは何をする人ですか?」という先生の問に、私たちは答えを持っているでしょうか。
こんなメンバーが集まってこのプロジェクトを進めています。
■萩谷慎一 茨城大学地域社会論ゼミナール 1985年卒業 茨城県水戸市議会議員
自分探しが目的で帯刀ゼミの門を叩く。市役所に就職後もそれは続き、31歳で母校の大学院に舞い戻り学生生活を満喫する。復職後は仕事の傍ら市民活動を渡り歩くが、浮き沈みの多い役人人生。周りの迷惑を顧みず市議選に挑戦し、現在1期目。市民社会の実現を目指し、自分探しはまだまだ続く。
■横田能洋 茨城大学地域社会論ゼミナール 1990年卒業 認定NPO法人茨城NPOセンター・コモンズ 代表理事
大学で社会学を学ぶもボランティア活動ばかりしていて留年、一度は企業に就職したものの茨城県内でいち早く(正確には2番目)のNPO法人を立ち上げ、家族に怒られながらも20年間NPO活動を続けている
■石井彩子 茨城大学地域社会論ゼミナール 1989年卒業 小学校教員
ゼミ時代は、ゼミ終了後先生をお宅までお送りする運転手でした。
3年前、水戸のまちなかで帯刀先生と偶然お会いし、ゼミの同期会にお誘いしました。同窓会当日、東京の会場に向かう特急の中で、先輩方の同期会と偶然バッティングしていたことが発覚!先生は、我々が合同で行うものだと思っていたそうで…。先生はその日のためにスピーチの原稿を半年前から、何度も書き直して用意してくださっていましたが、2つの同期会はバタバタしてしまい、先生がスピーチされる機会を逸してしまいました。その時の原稿を先生にお願いして頂いた者として、先生が教え子であるゼミ卒業生に伝えたかったことを皆様にお知らせしたいと思っています。
■岩田智子 茨城大学地域社会論ゼミナール 1987年卒業 認定NPO法人 水戸こどもの劇場 理事
バブル時代に帯刀ゼミに在籍し、本はその場しのぎの積読でしたが、調査で出会う人々に魅了されていました。 卒業後10年以上たったころ、先生と横田さんの立ち上げたNPO法人にかかわらせてもらったことから、ずーっとNPOのまわりで、愉快な毎日をすごしています。
■根本真嗣 茨城大学地域社会論ゼミナール 2000年卒業 韓国 忠北大学 国際開発研究所 研究教授
なぜか日本をはみ出て早21年、いつ燃え尽きるか?
■江崎礼子 放送大学教養学部 2002年卒業 株式会社ソノリテ 代表取締役
無職、バツイチ、子ども2人を抱えながら放送大学で受けた帯刀先生の授業に触発され、周りの反対を振り切ってNGO職員になる。その後、募金を集めるシステムを開発しNPO向けにサービス提供する企業(ソノリテ)をこれまたビジネスとして成り立つわけがないという周りの懐疑心を振り切り設立。
■大野覚 認定NPO法人茨城NPOセンター・コモンズ 事務局長/NPO法人フードバンク茨城 代表理事
アメリカのNGOでファンドレイジングを学び、将来有望な鹿島出身の若者だったが、横田さんと出会ってしまったために今では茨城のNPOを一手に背負う日々。
アドバイザー
■斎藤義則 茨城大学人文学部 名誉教授
帯刀先生との腐れ縁のため先生の亡くなった後も引っ張り出され早寝したいのに睡眠時間を削られている…?
■鈴木博久 茨城大学地域社会論ゼミナール 1973年卒業 (公財)茨城県地方自治研究センター理事長
■後藤岳志 茨城大学地域社会論ゼミナール 1985年卒業 (株)茨城放送 シニアスタッフ
■古山哲央 茨城大学地域社会論ゼミナール 2002年卒業 水戸商工会議所勤務