[公立小松大学地域実習]

滝ケ原フィールドワーク

里山の風景が広がる小松市滝ケ原。

自然とともにある暮らし、地域に根付く石の文化、

あるものをクリエイティブに活かす発想など、

ここで私たちが感じたこと、体験したことを発信していきます。

滝ケ原の概要

どこにあるの?

石川県小松市に位置する滝ケ原町。紅葉が美しいことでも知られる、那谷寺がある那谷町のお隣です。

人口は?

 現在は世帯数60、人口180人ほどが暮らしています。地域への流出による町内の人口減少、住民の高齢化が懸念されます。

どんなところ?

三童子山と鞍掛山2つの山に挟まれ、美しい里山の風景が広がる町です。豊富な里山資源や九谷焼をはじめとする歴史文化を有しています。

川の上流にダムや集落などがなく、豊かな自然を有する山や川があることから、昆虫類では世界最小で環境指標昆虫に指定されているハッチョウトンボなど珍しい生き物の楽園となっています。

美しい自然環境を守りながら、里山の魅力を発信していく拠点として、廃校を再利用し「里山自然学校こまつ滝ヶ原」を開いています。

また、近年は首都圏より移住した若者たちが、築130年の古民家を改修し、周辺の敷地内で畑やブルーベリー畑を栽培している滝ケ原ファーム、それらを使用した滝ケ原カフェがあります。

里山資源って?

美しい木々や希少生物はもちろん、滝ケ原町は石の里としても知られています。小松の石の文化は2016年に日本遺産に指定され、石と滝ケ原とのつながりは2000万年以上前にまでさかのぼります。