プロフィール

竹の新撰組 プロフィール

 都山流尺八峰山会では、テーマを掲げた「竹の響きシリーズ」公演を開催。その成果として2018年度名古屋市民芸術祭特別賞を受賞。これを機に会員の中からプロ演奏家として活動している者や、同志を共にする若手演奏家を選抜。都山流本曲の伝承と新しい尺八楽を創造する二つの大義を掲げ、尺八楽の魅力を、東京を拠点として発表してゆく新たなグループとして2020年に結成。 


竹の新撰組メンバー紹介  *50音順

大迫 晴山

(おおさこ せいざん) 

 都山流尺八を三代山崎北山、野村峰山(人間国宝)に師事。東京藝術大学邦楽課尺八専攻別科にて藤原道山に師事、同課卒業。 4歳からピアノを18歳からサックスを初め、2000年渡欧・各国の音楽家とクグループを結成、CD発表及び中欧を中心にツアー。 帰国後は、都内のライヴハウス等で演奏活動中、都山流大師範。 

櫻井 咲山

(さくらい しょうざん) 

 東京藝術大学卒業、同大学院修了 現代邦楽研究所専攻科卒業。NHK 邦楽技能者育成会45期卒業。NHK 邦楽オーディション合格、文化庁「新進芸術家育成事業」研修終了。 承前啓後を心がけ国内外で活動、初代山本邦山(人間国宝)、川瀨順輔、初代石垣征山、野村峰山(人間国宝)各氏に師事、都山流師範。 都山流師範。都山流本曲コンクール全国大会上位入賞

瀧北 榮山 

(たききた えいざん) 

 福岡県福岡市出身。 尺八を宮地牙山、三好芫山、野村峰山(人間国宝)、三曲合奏を富山清琴(人間国宝)に師事。東京藝術大学卒業、同大学大学院修士課程修了。2019年福岡にて「瀧北榮山尺八リサイタル」を開催。尺八アンサンブルの委嘱作品を多く初演、発表しその音楽性を拡げている。都山流師範。(一社)JSPN会員。 

友常 毘山

(ともつね びざん) 

 東京藝術大学大学院にて博士号(音楽)を取得、文化庁「新進芸術家育成事業」研修終了。現在同大学教育研究助手を務める。初代山本邦山(人間国宝)、野村峰山(人間国宝)に師事。アイスランド、ロシア、ドイツ、デンマーク、中国にて文化交流演奏を行う。(一社)JSPN会員、都山流師範。 都山流本曲コンクール全国大会金賞・文部科学大臣賞受賞

中島 孔山

(なかじま こうざん) 

 福島県相馬市出身。3歳よりピアノに出会い11歳より尺八を柚原粛山師に入門。 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て東京藝術大学音楽科尺八専攻を卒業。文化庁「新進芸術家育成事業」研修中。野村峰山(人間国宝)、川村泰山、三代青木鈴慕、古屋輝夫、藤原道山に師事、都山流師範。 都山流師範。都山流本曲コンクール全国大会賞受賞

野村 云山

(のむら うんざん) 

 1984年生まれ 愛知県出身、幼少より邦楽に親しんで育つ。中学生のときに尺八を始め、父・野村峰山(人間国宝)に師事。 桐朋学園芸術短期大学にて坂田梁山氏に師事。桐朋短期大学芸術科、専攻科、研究科卒業。東京・邦楽コンクール3位入賞、日本現代音楽協会賞受賞。都山流師範、(一社)JSPN会員。 

萩原 朔山

(はぎわら さくざん) 

 都山流尺八を初代石垣征山、野村峰山(人間国宝)の各師に師事。NHK邦楽技能者育成会第52 期修了。2019年帯広市民劇場奨励賞受賞。現在、尺八峰山会会友、邦楽音心会会員、尺八「む・じーな」代表、都山流大師範。 

◆ 野村 峰山 

(のむら ほうざん)

 重要無形文化財保持者(人間国宝)
 初代山本邦山(人間国宝)に師事。高校3年生在学中に第1回都山流尺八本曲コンクール全国大会にて金賞受賞。NHK邦楽技能者育成会22期卒。「ノヴェンバー・ステップス」などオーケストラとの共演多数。CD「野村峰山作品集」「Hozan Quartett」「初代中尾都山~都山流尺八楽の軌跡~」など数々発刊。文化庁芸術選奨文部科学大臣賞、文化庁芸術祭レコード部門大賞はじめ多数受賞。東京藝術大学元非常勤講師、(一社)日本尺八演奏家ネットワークJSPN代表理事。(公財)都山流尺八楽会評議員、都山流参事、竹琳軒大師範、現代邦楽作曲家連盟監事、(公社)日本三曲協会会員、竹の新撰組音楽監督。