野村峰山と竹の新撰組

竹の新撰組 プロフィール

 都山流尺八峰山会では、テーマを掲げた「竹の響き」シリーズ公演を開催。

 その成果として2018年度名古屋市民芸術祭特別賞を受賞。これを機に会員の中からプロ演奏家として活動している者や、同志を共にする若手演奏家を選抜。

「都山流本曲の伝承」と「新しい尺八楽を創造する」二つの大義を掲げ、尺八楽の魅力を、東京を拠点として発表してゆく新たなグループとして2020年に結成。


NEW!  【開催告知】

野村峰山と竹の新撰組〜伝統と創造〜Vol.3

 2025年3月16日(日)   14:00開演 (13:30開場)  紀尾井小ホール


テーマ:~伝統と創造~ 都山流本曲の伝承と1980年代に西洋音楽家に委嘱した作品や、邦楽演奏家たちが尺八の為に、或いはアンサンブルの為にと創作した尺八音楽の中で、作曲技法として「オスティナート」を活用した作品の研究と演奏発表。


1、都山流本曲《鶴の巣籠》 初代中尾都山編

2、《谷間の水車》 宮城道雄作曲 

3、《行雲》 牧野由多可作曲

4、《呉竹三昧》 野村峰山作曲

5、尺八二重奏曲第七番《双宴》 初代山本邦山作曲

6、《TOKIO-八景》(新作初演)野村峰山作曲



令和5年10月1日、第47回都山流本曲コンクール全国大会が開催されました。

竹の新撰組メンバーも出場し、その成果をご報告いたします。

   

   金賞 文部科学大臣賞・宗家杯・産経新聞社賞 友常毘山


   銀賞 吉越瑛山

   銅賞 中島孔山

   四位 櫻井咲山


野村峰山と竹の新撰組〜伝統と創造〜Vol.2

「竹の新撰組」の活動を通して、過去の現代作品の再演と新作の上演を行い、それによって、尺八のための創作活動を再度活性化しようと取り組んでいます。

Vol.2では、初代中尾都山作曲による楽曲。1970年代、尺八演奏家によって作曲された楽曲の中で、小編成曲として初演されたのち大編成曲へと改編された楽曲、および同年代に作曲された楽曲を取り上げ再演します。また、中尾都山の音楽構造を次の世代に伝承するために、都山流本曲《寒月》では、独奏部を斉奏によって演奏します。そして新しい尺八楽の創造として、野村峰山作曲の平調管による尺八合奏曲「蹴鞠の調べ」に「小鼓」と尺八パートに声部(Divisi)を加え、新しく構成したものを発表します。

野村峰山と竹の新撰組〜伝統と創造〜Vol.1

「竹の新撰組」の活動を通して、過去の現代作品の再演と新作の上演を行い、それによって、尺八のための創作活動を再度活性化しようと企画いたしました。 1904年 から2007年 の間に作曲された尺八音楽を取り上げ、それぞれの作品の独自性と新 しい試みを紹介します。 楽器としても、尺八界で最も普及している1尺 8寸管を用いた初代中尾都山作曲による楽曲と、これとは対照的 に長短管による楽曲とを演奏 します。また、中尾都山の音楽構造を次の世代に伝承するために、都山流本曲 《岩清水》では、独奏部を斉奏によって演奏します。また、新しい尺八楽の試みとして、2007年 に野村峰山が作曲 した 《津軽風土記》を「竹の新撰組」とのアンサンブルの為に新しく構成したものを発表いたします。