北向き地蔵の由来 このお地蔵さんは、元禄十一年(一六九八)頃から町はずれで町を守り続けています。明治の道路整備、大正の耕地整理、昭和の工場誘致などで何度も移転しましたが、常に北向きにお座りになって私達を見守ってくれました。傍らの楠は孫の成長を祈って植樹された木です。その生育の良い楠の葉をいただき、お地蔵さんにお願いすると、一年に一つ願いを叶えてくださるとの言い伝えから、今も参詣者の絶えることはありません。移転や災害で尊容は傷んでいますが、竹ヶ鼻町の大切なお地蔵様であります。
平成十六年二月道路拡張に際して 竹ヶ鼻町自治会
この辺りは伊勢における能楽の起源となる伊勢三座のひとつ青苧座(他にも一色町の和屋座、通町の勝田座)が戦国時代末期の北畠氏の没落に伴い、出身地の松坂市から居を移して来たところである。近世初期に絶家となったが、他の二座は一色能、通能として伝承されている。
平成15年3月建立 伊勢市教育委員会
こちらのポンプ場も同様で、町民の皆様によって守られています。
▪️竹ヶ鼻町は勢田川下流域にあり、大小10個ぐらいの防潮扉で守られています。かつては造船で栄えた町で、当時4~5軒の造船所があり、船の上下架のたびに扉を開け閉めしていましたが、今はほとんどの扉が閉じられたままになっています。 船倉樋門の扉は普段は開けられているのですが、台風、高潮などで潮位が高くなると自動で扉は閉められます。閉められたらなるべく早く排水機場のポンプで中の水を勢田川に排水して水位を保たなければなりません。もしこれが遅れると竹ヶ鼻橋を流れる川の水が溢れて町内が浸水してしまいます。只今数名の町民の皆様にこの作業をお願いしていますが、皆70歳以上の高齢になってきておりますので若い力が必要です。もし協力いただける方がいましたら、ぜひ自治会の方に連絡してください。
防災倉庫
右 さんぐう道 左 かみやしろ道
▪️シンフォニアテクノロジー東側、大口神社前の通りです。この場所は狭くて交通量が多い所です。徐行運転でお願いします。 なお、この先の通りは、もう一段、道幅も狭くなっているので気をつけて運転して下さい。