信頼され、頼られ、魅力ある組織に向かっていきます
当院看護部は「その人らしい生活を大切に、共に歩む看護部」を目指しています。昨年度は、あらゆる対象者の個人の尊厳や権利を守り、自己決定できるような意思決定支援と、安全な看護を提供することに取り組みました。また財団の機能と地域の資源との連携を図り、断らない医療の実現に向けて実行してきました。時期によっては、病床が逼迫して病床確保が困難な時期もありましたが、職員一丸となって当院の役割を発揮できるように努力してまいりました。今年度も引き続き、バージョンアップして取り組んでいきます。
2025年問題の年を迎えて少子高齢化の現実を目の当たりにし、その余波は看護職人材不足への影響も感じております。人材確保、離職防止に向けて、看護職の負担軽減と看護の質の向上、労働環境を整える一貫として、次世代型の看護記録システム(チームコンパス)と患者説明システム(ポケさぽ)を導入しました。まだ課題はありますが、看護におけるIT化を推進して働き続けられる環境を整えていきたいと思っております。
地域のみなさまからはもちろん、職員からも信頼され、頼られ、魅力ある組織に成長して行きたいと思っております。
総看護部長
渡部 千代子
看護部の理念
専門職業人としての資質の向上をはかり安全で安心できる看護を提供し、地域の方の保健・医療・福祉 に貢献する。
看護部の使命
その人の最善を考え、その人らしい生活を支える看護を提供する
看護部の目標
1.あらゆる対象者の尊厳を守り、安全で安心な看護を提供する
2.断らない医療と生活の質を支える入退院支援ができる
3.多様な人材活用と心理的安全性の高い職場風土をつくる
4.医療従事者として生涯学習に取り組み、実践力の向上をはかる
看護体制
看護体制は、患者さんが疾病の治療をはかるために、効果的なケアが提供できるよう体制を整えることであると考えます。病棟の規模・機能、患者様の状況、看護要員等によってそれぞれの看護体制を取り入れて実施しています。
1)固定チームナーシング
2)受け持ち制看護
3)パートナーシップナーシングシステム
看護職員数
(財団全体 2025.4.1現在)
助産師 39名、保健師 29名、看護師 731名、准看護師 35名
介護福祉士 160名、ケアアシスタント 49名、看護事務アシスタント 3名
○看護研修管理室
○看護部長室