配属希望学生むけ

本研究室への配属について

研究室教員である須の所属は東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系です。東工大の環境・社会理工学院 融合理工学系の学生さんであれば学部3年の12月頃から研究室への配属が可能です。また、大学院からであれば大学に関わらず、環境・社会理工学院の大学院入試に従い修士1年からの配属が可能です。

ただし、大学院では研究室所属が必要となりますが、東京工業大学の教員が受け入れ可能な学生人数に上限があるため、配属を希望する際は事前に連絡を取っていただけると幸いです。

詳しい手続きや入試案內は東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系ホームページを確認の上、大学院入学案内を参照して下さい。

本研究室の特徴

本研究室ではエネルギーに関連した化学材料の研究開発を実施しています。大学入試程度の化学を学んだことのある学生さんであれば、研究に必要な専門的な知識は研究室所属後に学ぶことができますので、特に不安なく研究実施が可能です。

本研究室での学生教育は自主性を尊重しながら、学生さんの成長を重視します。小学校から大学学部までの受動的な学習(講義や授業形式)とは異なり、大学院では研究を通じた能動的な学習(なぜ?から始まる学習)を実践することになります。そのため、学部までの成績が伸び悩んでいる学生さんでも、研究で花開くことも少なくありません。成長したい学生さんを本研究室は歓迎します。

本研究室では生産的で居心地の良い研究室環境構築を推進します。中には研究室での日常会話が殆どないような研究室もありますが、長時間過ごす環境として適切であるとは思えません。本研究室ではメンバー間での日々のコミュニケーションを推奨し、居心地の良い環境構築への各自の貢献を希望します。特にコアタイムを設定するつもりはありませんので、各自でパフォーマンスが高まるスタイルを探究し研究を進めてもらえればと思います。

研究教育において言語化されていない、若しくは、説明が省かれるようになってしまった、または何故か学生に伝えない慣習があります。例えば、研究室セミナー等で学術雑誌を紹介する"雑誌会"を学生が行う目的や、学会や学位論文の評価がどの様にされているのか、そもそも研究とは一般的にどの様に行うのか等様々です(板前さんの修業みたいですよね)。こういった部分に対しできる限り学生に寄り添った形で言語化を行い、目的を理解した上で取り組むことでより効率的な成長に繋がると考えています。実際、助教時代より面倒を見ていた所属研究室の学生さんらが多数の賞を受賞するなどの実績もあります。

もし、本研究室に少しでも興味を持って頂けたら、下部連絡先からお気軽にご連絡下さい。

指導学生の就職先例

2017年卒:  IBM、NTT、東京電力、三菱電機、トヨタ自動車

2018年卒: 東京電力、デンソー、トヨタ自動車三菱重工

2019年卒: シュルンベルジェ、トヨタ自動車、三井海洋開発

2020年卒: 東京電力、野村総合研究所

2021年卒: コニカミノルタ、千代田化工建設、トクヤマ

教員
髙須 大輝 准教授、博士(工学)

学院所属
環境・社会理工学院 融合理工学系
主担当コース: 地球環境共創コース
副担当コース: 原子核工学コース

経歴

平成30年6月 東京工業大学大学院 理工学研究科 原子核工学専攻 博士後期課程修了 博士号取得

平成30年7月 東京工業大学 科学技術創成研究院 先導原子力研究所 加藤之貴研究室 研究員 

平成30年8月 東京工業大学 科学技術創成研究院 先導原子力研究所 加藤之貴研究室 助教

令和3年6月   東京工業大学 科学技術創成研究院 ゼロカーボンエネルギー研究所 加藤之貴研究室 助教

令和4年4月   東京工業大学 科学技術創成研究院 ゼロカーボンエネルギー研究所 准教授  


所属学会

日本鉄鋼協会、化学工学会、機械学会等


連絡先

進学希望学生さんは takasu.h.aa@m.titech.ac.jp または 03-5734-2683までお気軽にご連絡下さい。

(一切の営業連絡はお断り致します。)

アクセス

所在地は緑が丘駅より徒歩 2分(緑が丘門経由)、大岡山駅より徒歩 6分です。緑が丘駅からのアクセスの際は改札出て左手側から高架下の駐輪場を通って入校が可能です。配属希望学生さんはお気軽に連絡の上、ご訪問下さい。

〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1
東京工業大学 大岡山キャンパス
北1号館3階304号室、ポスト番号: N1-22