専門科目は、言語テストについて教えています。学部科目の「外国語テスト・評価論」では、テスト理論を学びながら、文法・語彙と4技能の能力を測定するテストを実際に作り、データを集めます。集めたデータに基礎的な統計処理を行い、結果を解釈し、プレゼンテーションにまとめ、発表します。プロジェクト課題を他の学生と協働的に進めながら、多角的視点・批判的思考を養います。
大学院科目の「外国語能力測定・評価論」では、テスト理論を掘り下げます。また、研究を行う上で欠かせない質問紙や採点基準を含む測定具の作成を行い、批判的に検討します。さらに、基礎的な量的研究法を学びながら、自身の興味関心のあるトピックに関する先行研究を批判的に読むための基礎を養います。
3年次の専門演習では、言語テストの理論を学びながら、テストの妥当性を担保する方法を学びます。4年次の卒業演習では、論文形式の成果物を提出してもらいます。例えば、既存のテストの内容を分析し、批判的な考察を演習論文にまとめたり、自身で新しいテストを開発し、その概要を文章にまとめたりしてもらいます。どのような研究テーマでも、言語テスト理論の知識が必要になりますので、卒業演習の構想を立てながら理論的な内容も学びます。また、演習を遂行する上で必須となる基本的な研究手法(例:研究倫理、参考文献の探し方・読み方、データ分析方法)についても学びます。研究テーマは幅広く受けつけますが、とりわけ将来データ分析に携わったり、英語を教える仕事に就いたりすることを考えている学生を希望します。興味があれば、まずはアポイントメントをとって面談をしてください。
「外国語テスト・評価論」を履修しておくと卒業演習の構想が立てやすくなりますが、必須ではありません。データ分析に関しても、初学者でも問題ありません。
プロジェクト・活動例
・留学準備に向けた生成AI対話テストの開発
・米国の英語テスト開発・運営機関の委託事業支援
院ゼミでは、論文を読みながら修士論文に向けて計画を立てます。自身のトピックに関連する先行研究を批判的に読みながら、研究の基礎を学びます。