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<2012年度>

「国際法I」(前期)

  • 初回の授業は4月10日(火)から開始します。PPT資料閲覧のためのパスワードは、各授業回終了後に当日の出席者にのみ通知するため、後日の問い合わせには応じられません。

  • ブラウザによっては、Acrobatのパスワード画面が表示されないことがありますが、右クリックで一度当該ファイルをデスクトップ等に保存してからクリックすれば解決します。

  • 6月19日(火)は台風4号の影響により休講となったため、6月27日(水)の4時限目に補講を実施します(教室はE11に変更)。6月26日(火)は通常通りJ3教室で開講します。

  • 9月28日(金)に期末試験の解答例と講評、採点結果を学内掲示板に掲載しました。成績内容についての問い合わせは、所定の手続に従って学務係を通じて照会してください。

【期末試験の全体講評】

  • 今年度の試験は、昨年度に比べると平均点は若干上がりました。比較的解答し易い空所補充の配点を高めにしたのと、説明問題も一部の応用問題を除き、点数が取り易い内容だったためと思われます。その結果、不可の人数は半減し、可は例年通り、良や優の人数は増えましたが、秀の人数は減少しました。全体としては、7-8割の受講者が良や可、1-2割近くの受講者が優以上、1割程度の受講者が不可となりました。

  • 毎年全体講評で指摘していますが、持ち込み可の試験では、レジュメやの記述内容をただ漫然と書き写すだけでは説明問題に十分解答したことにはなりません。設問の内容をよく理解して、口頭説明のメモや参考書等の記述内容の要点を掴み、自分の頭で考えて文章を組み立て、整理して解答する力が必要になります。知っている言葉や概念をただ並べただけでは説明したことにはなりません。問いに対する解答として、しっかり意味が通じる文章になっているかどうか、文章のつながりは論理的かどうかという点も、記述の際には留意するようにしてください。そのためには、持ち込み可の試験とはいえ、勉強せずに試験に臨んで当日持ち込んだ資料に目を通して調べていては、とても解答時間は足りません。少なくとも試験範囲となっている分野の概要が掴めるぐらいは、事前の勉強が必要になります。試験においては、様々な概念を逐一暗記する必要はないので、問題文をしっかりと読み、何が問われているのかを的確に把握して、調べた内容を自分の頭で再構成して論理的な説明を心がけてください。そうした訓練を続けることで、他の科目や学外の試験においても役に立つ力が身につきます。また、提出前には見直しをして、誤字脱字がないか十分注意しましょう。特に毎年、「紛争」を「粉争」と書く人が多いです。


「国際法特殊講義A」(前期:法学研究科) 


「国際法」(集中講義:徳島大学総合科学部) 


「国際法II」(後期)

  • 初回の授業は10月4日(木)から開始します。PPT資料閲覧のためのパスワードは、各授業回終了後に当日の出席者にのみ通知するため、後日の問い合わせには応じられません。

  • 今学期は11月29日(木)の授業時間帯に特別講演会の予定が入ったため、受講者は講演会に出席してレポートを提出してください(単位取得のためにはレポート提出が必須となります)。レポート課題等の詳細は授業時間中に指示します。【追記】11月15日の講義でレポート課題について告知し、学内掲示板にも掲載しました。受講者は必ず講演会に出席し、レポートを提出してください。

  • 12月22日(土)までに、レポート提出者に対して受領確認のメールを送信しました。

【期末試験の全体講評】

  • 今年度の問題は、これまでよりも出題範囲を若干狭めましたが、実際の事案を前にして考えさせる問題や、しっかり記述を求める問いを中心に出題しました。レジュメやパワーポイントの資料をただ書き写すだけでは、十分な解答にはならないような出題をしました。基本的事項を問う空所補充も約3分の1の配点で設けてありますので、やはり特定分野に偏らず、国際法IIで扱った内容を全般的に理解しておくことが望まれます。ただし、今回はレポートと期末試験の評価割合が半々でしたので、試験の出来が及第点に達していなくても、レポートの評価で救済された人も多くいました。今後も国際法の理論的側面の理解を前提として、現実の事例を素材に皆さんがしっかりと考えて解答することを求める問題を意識して出題したいと思いますので、そのつもりで勉強を進めてください。


「国際法I」/「国際法II」(後期:夜間主)

  • 初回の授業は10月4日(木)から開始します。PPT資料閲覧のためのパスワードは、各授業回終了後に当日の出席者にのみ通知するため、後日の問い合わせには応じられません。

【期末試験の全体講評】

  • 夜間主コースの科目でしたので、経済学部生の受講や仕事の関係で十分な出席ができない受講者にも配慮し、試験方式は昼間主と同様ですが、比較的解答しやすい内容で説明を求める問題の配点を高めに設定して実施しました。平均点は7割以上あり、全体的によく書けていましたが、持ち込み可の試験では陥りがちな、レジュメやパワーポイント資料の記述を写しただけの解答も多くあったのが残念でした。それでも説明内容が一定水準以上ならば可や良の評価になる点数は取れていますが、他の文献や自分の言葉で論理的な文章を書いて説明ができている人には、より高評価を与えていますので、結果的に優や秀の評価を獲得していました。

  • 後半の国際法IIもすぐに始まりますが、基本的には同様の試験方式を予定しています。国際法IIは多様な分野を扱いますが、様々な概念を逐一暗記する必要はないので、問題文をしっかりと読み、何が問われているのかを的確に把握して、持ち込んだ資料から適切な事項を抽出し、調べた内容を自分の頭で再構成して論理的な説明を心がけてください。


「国際公法」(後期:連合法務研究科)

  • 初回の授業は10月3日(水)から開始します。講義資料等はTKCのシステム上にアップしていく予定ですので、定期的にチェックしてください。


「国際法特殊講義B」(後期:法学研究科)