初回の授業は4月7日(木)から開始します。PPT資料閲覧のためのパスワードは、授業時に指示します。
9月30日(金)に期末試験の解答例と講評、採点結果を学内掲示板に掲載しました。成績内容についての問い合わせは、所定の手続に従って学務係を通じて照会してください。
今年度の試験は、国際法関連科目の「電子機器以外参照可」の方式が受講生に周知されたと思われたので、昨年度よりも説明問題に多くの比重を置きました。他方で、今学期から試験期間が短くなったこともあり、持ち込み可能な試験方式に頼って勉強しないまま試験に臨んだと思われる答案も多数見受けられました。そのため、平均点は約6点下がり、秀と優の割合が減って不可の割合が増加しました。それでも良と可の割合は依然として高水準なので、きちんと記述さえできていれば単位の取得はそれほど難しくなかったと思われます。
昨年度の講評でも指摘しましたが、説明問題では持ち込んだレジュメの記述内容をただ漫然と書き写すだけでは不十分で、授業中の説明やPPT資料、参考書等の記述内容の要点を掴み、上手く自分で整理して解答する力が必要になります。知っている言葉や概念をただ並べただけでは説明したことにはなりません。しっかり意味が通じる文章になっているかどうか、文章のつながりは論理的かどうかという点も、記述の際には留意するようにしてください。そのためには、持ち込み可の試験とはいえ、勉強せずに試験に臨んで当日持ち込んだ資料に目を通して調べていては、とても解答時間は足りません。少なくとも試験範囲となっている分野の概要が掴めるぐらいは、事前の勉強が必要になります。試験においては、様々な概念を逐一暗記する必要はないので、問題文をしっかりと読み、何が問われているのかを的確に把握して、調べた内容を自分で組み立て直して論理的な説明を心がけてください。そうした訓練を続けることで、他の科目や学外の試験においても役に立つ力が身につきます。また、提出前には見直しをして、誤字脱字がないか十分注意しましょう。
初回の授業は4月12日(火)から開始します。講義資料等はTKCのシステム上にアップしていく予定ですので、定期的にチェックしてください。
初回の授業予定日である10月6日(木)は、高松市内で第54回人権擁護大会・シンポジウム(日本弁護士連合会主催)が開催されます。貴重な機会ですので、法学部生の皆さんには同シンポジウムの傍聴を強く推奨します。参加費は無料で、事前申込も不要です。したがって、国際法IIの初回の授業は、上記シンポジウムの傍聴で代替します。
10月13日(木)の授業では、イントロダクションの後に、海洋法の分野から講義を行います。
なお、シンポジウムを傍聴してレポートを提出した受講者には、期末試験の点数に加点します。詳細は学内掲示板を参照してください。
1月25日(水)の法学会講演会に出席し、レポートを提出した受講者には、期末試験の点数に加点します。詳細は学内掲示板を参照してください。
今学期に電子データでレポートを提出した受講者には、添削のうえ3月2日(金)にメールで返却しました。受領できていない人は、メールで連絡をください。
4月2日(月)に期末試験の解答例と講評、採点結果を学内掲示板に掲載しました。成績内容についての問い合わせは、所定の手続に従って学務係を通じて照会してください。
今学期の「国際法II」は、任意提出のレポートを2回提出する機会があったので、加点措置の分を考慮して難易度を若干高めに出題しました。その典型が問3の事例問題ですが、文章をしっかりと読んでよく考えれば、それほど難しい内容ではないということが分かるでしょう。優や秀の評価を得た人は、論点を正しく理解し、ポイントを押さえた説明ができている人でした。平均点は前期「国際法I」よりも若干低下しましたが、加点措置を踏まえた成績種別の割合は大きく変わっていません。レポートを出した人は、試験の結果が悪くても救済されたり、さらに上位の成績になったりする人もいました。ただし、レポートを提出しても試験結果が及第点から離れている人は、残念ながら不可とせざるを得ませんでした。提出済みのレポートについては、添削のうえ3月2日(金)にメールで返却しています。
前年度よりも平均点が低下している件については、「国際法I」の全体講評でも指摘したとおり、国際法関連科目の試験形式や出題意図が学生に浸透したと思われるので、持ち込み可の試験に相応しい説明問題の割合を増やしたためです。シラバスにも記載したように、国際法関連科目の講義は自学自習を進めるための指針を与えるものとして位置づけていますので、レジュメやPPT資料の記載を理解しただけでは、講義で扱った各分野を完全に把握したことにはなりません。したがって、説明問題に対する解答でも、講義資料の記述をただ転載しただけで説明を終えるのでは、可または良の評価の点数しか得られません。優や秀の評価を得た人は、講義資料を手掛かりに、参考書や条約集の記述を参照して内容をより掘り下げて説明できていた人です。電子機器以外はすべて参照可としている狙いは、問われているポイントを的確に把握し、参考資料を用いて自分自身で論点を整理して解答する力を評価するところにありますので、次年度以降、国際法関連科目を受講する人は、このような点を念頭に置いて受講してください。
1月25日(水)の法学会講演会に出席し、レポートを提出した受講者には、期末試験の点数に加点します。詳細は学内掲示板を参照してください。
今学期に電子データでレポートを提出した受講者には、添削のうえ3月2日(金)にメールで返却しました。受領できていない人は、メールで連絡をください。
4月2日(月)に期末試験の解答例と講評、採点結果を学内掲示板に掲載しました。成績内容についての問い合わせは、所定の手続に従って学務係を通じて照会してください。
「武力紛争と法」は隔年開講の初年度でしたが、平均点は約7割あり、まずまずの出来でした。任意提出のレポートを出した人には、1-10点の間で加点措置があったので、試験の結果が悪くても救済されたり、さらに上位の成績になったりする人もいました。ただし、レポートを提出しても試験結果が及第点から離れている人は、残念ながら不可とせざるを得ませんでした。提出済みのレポートについては、添削のうえ3月2日(金)にメールで返却しています。本科目については、3年次配当で隔年開講という点を考慮すれば、留年する以外は再履修が不可能なので、ほどよい単位取得状況として認識しています。
可と良の評価で受講者の7割以上を占めている点については、「武力紛争と法」に限らず国際法関連科目の講義は、自学自習を進めるための指針を与えるものとして位置づけていますので、レジュメやPPT資料の記載を理解しただけでは、講義で扱った各分野を完全に把握したことにはなりません。したがって、説明問題に対する解答でも、講義資料の記述をただ転載しただけで説明を終えるのでは、可または良の評価の点数しか得られません。優や秀の評価を得た人は、講義資料を手掛かりに、参考書や条約集の記述を参照して内容をより掘り下げて説明できていた人です。電子機器以外はすべて参照可としている狙いは、問われているポイントを的確に把握し、参考資料を用いて自分自身で論点を整理して解答する力を評価するところにありますので、次年度以降、国際法関連科目を受講する人は、こうした点を念頭に置いて受講してください。