2025 Asian Relating ーかかわりーTour
Guest Artists in Japan Profile
ゲスト出演者プロフィール
竹田賢一(大正琴)Ken'ichi Takeda
かかわりGuest in 下北沢 (4/1: アレイホール)
1948年東京生まれ、片肺日本人。電気大正琴即興演奏家。1975~76年の < 学習団 > 、79~81年の < Vedda Music Workshop > 以来、反ポップ・バンド<A-Musik>、ノイズ・ユニット < Musica Gialla > 、即興&歌 < Cambiar para siempre > 、 < Bailemos en el infierno > をはじめとする音楽、演劇、批評、舞踏、ダンス、パフォーマンス・アートなどの境界領域で活動を続ける。2002年、千賀ゆう子企画ポーランド・ギリシャ公演、劇団DA.Mとともにアヴィニョン演劇祭(1997)、カンプ・ナーゲル国際演劇祭(ハンブルク、2002)、キルギス国際芸術祭(04)、14年、カンウォル峠オデッセイ(蔚山)、18年、Asia meets Asiaインド・ツアー、19年・23年、blurborders(タイ)等に参加。この1年余は、吉野繁、桜井真樹子、伊宝田隆子、山崎亞弥、佐藤幸雄、穂高亜希子らと協働作業を重ねた。音楽批評集『地表に蠢く音楽ども』。
Photo by Tomoko Kosugi
田中徳崇 (ドラム) Noritaka Tanaka
Omnicentキュレーター &かかわりArtist in うきは
1977年生、福岡出身。シカゴでジャズと現代音楽を学び、ジャンルの垣根をこえた演奏活動を行う。これまでに日野皓正、Peter Brötzmann、高瀬アキ、井野信義、ケイ赤城、Bobby Broom, Jeff Parker, 八木美知依、Bonnie'Prince' Billy, Jakob Bro, Thomas Morgan, Josephine Foster, Helado Negro, The Cairo Gang, Bitchin Bajasらのグループで主に活動を行う。うきは市在住。前回の2023年に続き、今回はさらなる硯箱のうきは体験の導き、またコラボレーターとして 共演に挑む。
佐久間新 Shin Sakuma
かかわりシンポジウムパネリスト&デモンストレーション in 京都 (4/8: hatoba gallery)
幼少の頃、臨床心理学者の父が自閉症のこどもと転がる姿を眺める。大阪大学でガムランを始める。同じ頃、流れる水のように舞うジャワ舞踊家ベン・スハルト氏に出会い、留学を決意。帰国後、様々なダンサーとコラボレーションを開始。たんぽぽの家の障害者との出会い以降、即興ダンスとマイノリティの人たちとのダンスに傾注。現在はジャワ舞踊をベースにアート、ケア、テクノロジーなど他領域との横断的な協働、新作発表を国際的に行っている。
演出作品「だんだんたんぼに夜明かしカエル」(2019)振付作品「PATINA」(2018) OzAsia Festival Adelaide招聘等
ハイディーS.ダーニング Heidi S. Durning
かかわりGuest in 京都 (4/9: UrBANGUILD)
世界で活躍するダンサーであり振付師でもある。コンテンポラリーダンサーとして活躍するほか、日本舞踊藤間流の藤間勘素櫻としても公演を行う。世界各国で振付を行い、オリジナルなフュージョン作品を発表している。その一方で、多くのジャンルで各国のアーティストとのコラボレーション活動、文化交流にもとづいたプロジェクトに力を入れている。
Photo by Ken Uemura
久田舜一郎 (能楽小鼓方)
かかわりGuest in 京都 (4/9: UrBANGUILD)
能楽大倉流小鼓方(重要無形文化財綜合指定保持者)、日本能楽会会員。大倉流15世宗家大倉長十郎師に師事。京阪神を中心に能楽五流の舞台に出演、国内海外公演参加多数。能囃子の可能性と普及に尽力を尽くしながら、異なるジャンルの音楽やダンスとのセッションを試み、能の現代性を追求する。2002年現代舞踊家角正之と舞打楽暦ユニットを結成、16番演目続行。
[受賞歴]1997年日本伝統文化奨励賞受賞。2007年大阪府知事賞表彰。2011年兵庫県文化功労表彰。2018年兵庫県文化賞受賞。
角正之 (ダンス・動態)Masayuki Sumi
かかわりシンポジウムパネリスト&デモンストレーション (4/8: hatoba gallery)、かかわりGuest in 京都(4/9: UrBANGUILD)
D.C.P(Dance Camp Project)主宰、TonPlacer プロデューサー。1973年B.ブレヒト演劇ゼミナールを経て、騙らぬカラダの沈黙に魅了されダンスを始める。91年埼玉国際創作舞踊コンクール最優秀賞受賞。96年より音と動きの即興ダンスを開始、2000年集団即興プログラムをはじめ、音と動きの即興対話ライブ(ZOYD.LOGUE)を開始する。2002年から舞打楽暦ユニット(能小鼓方久田舜一郎とともに)を共同し、現在第16番目まで続行中。ダンスソロ(動態)活動ではメディアミックスプログラムを海外アーティストと国際共同制作を続ける。
Photo by Hideo Akihisa
浅野和恵 Kazue Asano
かかわりシンポジウムパネリスト&デモンストレーション in 京都 (4/8: hatoba gallery)
廃品等を使った自作のアナログ楽器とエフェクターにより構築するのはあくまでも”音楽”であり、また決して前衛的なものではない、と本人は思っている。しかし、誰も聞いたことがない、形容が困難な音楽をつくりだしている、という自負はある。目指すのはソリッドな幽玄。
中田粥 Kayu Nakata
かかわりシンポジウムパネリスト&デモンストレーション in 京都 (4/8: hatoba gallery)
サーキットベンディングをピアノの内部奏法の延長上にあるものと捉え直し、シンセサイザーやリズムマシンなどの電子楽器数台分の短絡させた回路基板を剥き出しのまま積み上げるか、吊るす方法で演奏や展示を行う。
磯端伸一 (ギター) Shin’ichi Isohata
かかわりシンポジウムパネリスト&デモンストレーション in 京都 (4/8: hatoba gallery)
1962年大阪府出身。ジャズのハーモニーやアドリヴに魅かれ、12歳よりギターの技術とベーシックな音楽理論を独学で習得。1982-85年、東京でティム・ドナヒューにフレットレス・ギターとジャズ理論を学ぶ。’85年から高柳昌行氏に師事、氏が亡くなる’91年まで基礎技術を矯正習得。音楽美学と哲学を学ぶ。’94年より兵庫県在住。感覚イメージと独自の理論から構成されるデリケートで静謐な響き、透明な音色、日本的な「間・余白」などに勤しむ。’96年より "EXISTENCE"シリーズにて、他分野のアーティストとのコラボレーションで時空の美的共有を目指し現在も継続し、共演者は国内外に多数。小谷忠典監督の映画作品『フリーダ・カーロの遺品 - 石内都、織るように』(2015年)、『たまらん坂』(2019年)、『びびのゆくえ』(2020年)、『ORIGAMI』(2022年)、『夜のスカート』(2022年)の作曲および楽曲提供。また、演劇『パンの耳』(2022年、砂の上の企画)に音楽と演奏で参加。
2023 Japan Tour
Guest Artists Profile
ゲスト出演者プロフィール
八木美知依
Michiyo Yagi
21絃箏、17絃箏、Voc
in Shibuya
邦楽はもちろん、前衛ジャズや現代音楽からロックやポップスまで幅広く活動するハイパー箏奏者。自己のグループを率いるかたわら、浜崎あゆみ、柴咲コウらJ-POPアーティストのレコーディングやステージにも参加。ラヴィ・シャンカール、パコ・デ・ルシアらと共に英国のワールドミュージック誌 “Songlines” の《世界の最も優れた演奏家50人》に選ばれている。ドイツのケルン・ジャズウィーク2023にて“Featured Artist”、オーストリアのジャズフェスティヴァル・ザールフェルデン2023にて“Artist in Residence”。https://michiyoyagi.com
Photo by B.B. Balboa
山㟁直人
Naoto Yamagishi
ドラム、打楽器奏者
in Takasaki, Shibuya, and Sengawa
音楽以前の音楽を探求し、日常からの音や流れから生じる“リズム・響き・間”を大きなうねりにのせ、あらゆる空間を音と共に旅をする。
2011年、フランスのレンヌに移住。ヨーロッパでの活動を経て2014年に帰国。国内外、ジャンルを問わず様々なアーティストと共演、プロジェクトを継続し、ダンス作品や映像作品などの音楽も手掛けている。主なグループやプロジェクトに ’Ensemble 響む’(池田陽子 / viola、池上秀夫 / contrabass、南ちほ / bandoneon、本藤美咲 / baritone sax、遠藤ふみ / piano)、'松樹'(書道家 白石雪妃、華道家 塚越応駿、琵琶奏者 藤高理恵子とのプロジェクト)、'En Route' (画家上田暁子とのプロジェクト)、 'GARBAAAGE' (Lauri Hyvärinen / Finland, とのデュオ)、'在る' (ダンサー細川麻実子とのプロジェクト)、ピアニスト太田麻佐子とのプロジェクトなど他にも多数。これまでにフランス、スイス、オーストリア、ドイツ、ベルギー、ポルトガル、スペイン、フィンランド、スウェーデン、エストニア、イタリア、オーストラリア、台湾、インドネシアなどをツアーし、HORS PISTES TOKYO 2011 /HORS PISTES PARIS 2012、Varembert music festival 2011(Caen,France)、Regensburger Tanztage 2011(Regensburger,Germany)、Les art à Gahard 2013(Gahard, France)、CLOCKSTOP FEST_NOCI 2015(Noci, Italy)、MUARASUARA 2019 (Samarinda, Indonesia)など多数の海外のフェスティバルに出演し好評を得る。帰国した2014年にはコレクティブ響むを立ち上げ海外のアーティストを積極的に日本に招致し、日本でのコンサートやツアーのオーガナイズも行なっている。2020年、自主レーベルヤブキレコードを設立。2023年4月~6月、Artist in residence Munich Villa Waldbertaにミュンヘン文化庁から奨学生として招聘された。
https://www.naotoyamagishi.com/
Photo by Yoshiyuki Oki
坂上健
Ken Sakagami
ダンス
in Morioka & Shibuya
岩手県盛岡市在住のダンサー、ダンス講師。1981年岩手県陸前高田市生まれ、盛岡市で育つ。岩手大学人文社会科学部卒業。8歳から山口久美子氏にジャズダンス、モダンダンスを学び、1996年スコットランドエジンバラフェスティバルにて山口久美子モダンダンスカンパニーのメンバーとして7日間のロングラン公演「INNOCENT」に出演。大学では伝説的なダンサー、ニジンスキーについて研究し、ディアギレフのバレエ・リュスをテーマにした卒業論文を書く。大学卒業後、イヴォ・シューネマン氏にバレエを学び、再び踊り始める。
2009年に上京、河名健次氏にコンテンポラリーダンスを師事。スタジオルースカンパニー、intellect of kawana 0358にて河名氏の作品に出演する。2013年から独自の身体表現を探求するためソロで踊り始め、即興の世界に辿り着く。様々な舞台で踊った後、2018年に地元盛岡市に戻り地方でダンサーとして生活するための道を探りながらダンス活動を続けている。2020年からは山村佑理氏、安達香澄氏が主宰するダンスサーカス「BAZAR」の活動にも参加している。
Photo by Masahiro Takahashi
金澤良平
Ryohei Kanazawa
ドラム、パーカッション
in Morioka
ヤマハ音楽院卒 今泉正義、松原寛、則竹裕之に師事。
2021年より活動の場を東京から地元秋田に移し、バンド、シンガー、ビッグバンド等のサポートや、講師として活動中。
パーカッショニストとしても、他ジャンルのアーティストとの即興パフォーマンスなど、多様な活動を行う。
森重靖宗
Yasumune Morishige
in Gotanda
音楽家。声、チェロ、エレキベース、ピアノ等を用い、即興演奏を中心に音楽活動を行う。国内外の数多くの音楽家等と共演する。灰野敬二率いるロックバンド、不失者のベーシストとしても活動の他、James Hullick (piano) 、Cal Lyall (guitar)とのトリオ、UMINARI、赤い日ル女とのヴォイスデュオ、一十 hito 等のユニットでも活動。https://mori-shige.com/
赤い日ル女
Akaihirume
in Gotanda
歌手。自作曲の演奏のほか、多様な発声とマイキングによる即興表現、また声そのものを素材に様々な分野の表現者と共作、共演活動をしている。
https://akaihirume.wixsite.com/akaihirume
田中徳崇
Noritaka Tanaka
ドラム
in Ukiha
1977年生、福岡出身。シカゴでジャズと現代音楽を学び、ジャンルの垣根をこえた演奏活動を行う。これまでに日野皓正、Peter Brötzmann、高瀬アキ、井野信義、ケイ赤城、Bobby Broom, Jeff Parker, 八木美知依、Bonnie'Prince' Billy, Jakob Bro, Thomas Morgan, Josephine Foster, Helado Negro, The Cairo Gang, Bitchin Bajasらのグループで主に活動を行う。うきは市在住。今回はゲストとして Suzuribako との共演に挑む。
横山裕太
Yuta Yokoyama
トランペット