在宅医療について
お薬を患者さまのご自宅や高齢者施設にお届けし、服薬に関してサポートやご相談をお受け致します。
薬剤師による在宅訪問サービスを望まれる場合、医師の許可が必要となります。医師が薬剤師による服薬管理を必要と判断することで訪問指示のある処方せんが発行され、その処方に基づき調剤を行いご自宅へお届けすることになります。
お薬を正しく服用・使用して頂く説明を行ったり、必要に応じて朝・昼・夕など服用する方法がわかりやすいようにお薬を一包にまとめてお届けしたり、飲み忘れの改善のため服薬カレンダーの利用などをご提案致します。また残薬があれば残薬調節を提案し、お薬代の削減に取り組みます。
薬剤師の在宅業務は、患者さまの生活の質の向上を目指すため、食事・排泄・睡眠など日常生活を通して体調を把握し薬の効果や影響を確認して支援致します。
更に医師や、看護師、ケアマネージャーなどの医療従事者と連携することで患者さまが充実した毎日を送れるよう細やかなサポートを目指しております。
在宅訪問サービスは、下記の4つにあてはまる方にご利用いただくことができます
自立した通院、来局が困難な方（歩行困難、認知機能の低下等で介助が必要など）
在宅訪問サービスが必要な方（自宅での薬の使用や管理に不安があるなど）
在宅訪問サービスが必要であると医師が認め、薬剤師に対して訪問指示がある方
在宅訪問サービスのご利用に対し、患者さま（ご家族）の同意がある方
下記の費用で在宅訪問サービスを承っております。現在利用されている保険やお住まいの状況等により、費用が変わります。
〇薬剤師の訪問に係る費用＋お薬代
【薬剤師の訪問に係る費用】
*「単一建物診療患者数」とは、個人宅や介護施設など、同じ建物にお住まいの方のうち、同じ薬局から同一の月に、管理指導を利用した人数をいいます。
**以下の場合は、患者さまお一人に対して、「単一建物診療患者数が1人の場合」の利用料となります
同居する同一世帯で訪問薬剤管理指導をうける患者さまが2人以上の場合
訪問薬剤管理指導の利用人数が、患者さまが居住する建物の総戸数の10％以下の場合
患者さまの居住する建物が20戸未満であり、訪問薬剤管理指導の利用人数が2人以下の場合
まずはお気軽に当薬局にご相談ください。
在宅訪問サービスをご希望の方は、まずはかかりつけの医師か、当薬局の薬剤師にご相談ください。
在宅訪問サービスは、医師の同意が必要になりますが、薬剤師に直接ご相談いただき、在宅訪問が必要と判断した場合には、ご本人、ご家族にご相談の上、薬局より医師に直接在宅訪問サービスをご提案させていただく場合もございます。