スチールブリッジコンペティションは、学生自らの手で全長3m~4.5mの鋼製橋梁を設計・製作し、その架設性能や耐荷性能、美観などを総合的に評価して順位を決めるコンペです。
福井大学では問題発見能力、問題解決能力、プロジェクトマネジメント能力、国際コミュニケーション能力の向上を目的に日本大会(学部生中心)、アジア大会(大学院生中心)へ参加しています。
この活動は学際実験実習、大学院PBLの授業として他学科、他専攻、他研究室メンバーと共に取り組んでいます。
設計計算
製作作業
架設競技
載荷競技
美観評価
プレゼンテーション評価
表彰式
交流
2025年9月4日~6日に名古屋で開催された「日本スチールブリッジコンペティション2025」において、福井大学が見事総合優勝を果たしました。参加した18大学2高専の全22チームの中で頂点に立ち、2022年から続く4年連続の快挙を達成しました。
今回の大会は、橋台上面からの350mmのクリアランス確保という新条件に加え、美観やプレゼンテーションの評価もより重要になるなど、大幅なルール変更がありました。設計や架設方法だけでなく、橋の美しさや発表内容にもさらなる工夫が求められ、メンバーたちは苦労を重ねました。
しかし、中心メンバーである学部生6名(加藤彰人、山口秀樹、坂田詩穂、坂田天空、大丸にこ、篠宮詩)は、困難にも一切妥協せず、力を合わせて努力を重ねました。その結果、新たな構造に加え、度重なる架設プロセスの改善、紫陽花をイメージした美しいグラデーションカラーの橋と、創意工夫をアピールしたプレゼンテーションが評価され、見事優勝を勝ち取ることができました。
【架設部門】1位
【構造部門】2位
【プレゼンテーション部門】5位
【美観部門】7位
【総合部門】1位
メンバー:加藤 彰人、山口 秀樹、坂田 詩穂、坂田 天空、大丸 にこ、篠宮 詩、Christin Remayanti Nainggolan、Khairullah Bin Adlan Muhammad、白坂 莉理、新美 龍之介、林 優作、内山 竜希、遠藤 慶人、小沼 隆士、武田 太一、西田 漱生
大会のサイトもご参照ください。
2025年8月30日~9月1日、モンゴルにおいて第15回アジアスチールブリッジコンペティションが開催され、5つの国と地域より13チームが参加しました。福井大学は2年振り2回目の総合優勝を飾りました。300kgf載荷時の目標たわみ5~7mmを達成できるかが勝負のキーとなりましたが、ここをクリアしたことで、優勝へ大きく前進しました。リーダーの林君を中心に全員が改善に改善を重ねてタイトルを勝ち取りました。内山君、遠藤君のプレゼンテーション、カイル君の質疑応答も完璧でしたね。
【架設】1位
【構造】2位
【トータルスコア】1位
【プレゼンテーション】2位
【総合】1位
メンバー:林 優作、Christin Remayanti Nainggolan、Khairullah Bin Adlan Muhammad、白坂 莉理、新美 龍之介、西田 漱生、内山 竜希、遠藤 慶人、小沼 隆士、武田 太一
本活動に深いご理解を頂いた、福井大学、未来協働プラットフォームふくい推進事業、株式会社日本ピーエス、ベルテクス株式会社、瀧上工業株式会社、アルスコンサルタンツ株式会社、熊谷組、宮地エンジニアリング株式会社、オリエンタル白石株式会社の皆様に心より感謝申し上げます。
2024年9月11日~13日、京都大学桂キャンパスにて日本スチールブリッジコンペティション2024が開催され、18大学2高専より24チームが参加しました。福井大学チームは総合優勝を飾り、2022年大会からの3連覇を成し遂げました。
3連覇へのプレッシャーの中、アーチ部材の製作、美観AIの試行など新たな挑戦に取り組みました。2年生3人も良く頑張ってくれました。
【架設部門】2位
【構造部門】1位
【プレゼンテーション部門】1位(企業・教員投票では2位)
【美観部門】7位
【総合部門】1位
メンバー:小沼隆士、内山竜希、遠藤慶人、武田太一、坂田詩穂、坂田天空、大丸にこ、冨田尚人、Khairullah Bin Adlan Muhammad、白坂莉理、新美龍之介、林優作
本活動に深いご理解を頂いた、福井大学、未来協働プラットフォームふくい推進事業、ベルテクス株式会社、宮地エンジニアリング株式会社、瀧上工業株式会社、川田工業株式会社、オリエンタル白石株式会社、株式会社日本ピーエスの皆様に心より感謝申し上げます。
大会のサイトもご参照ください。
2024年8月27日~29日、ベトナムのカントー大学にてアジアブリッジコンペティションが開催され、ベトナム、日本、台湾、タイ、モンゴル、インドネシアから過去最多となる22チームが参加しました。福井大学チームは総合3位となり、優勝はならなかったものの健闘しました。総合優勝はモンゴル科学技術大学、2位はブラウィジャヤ大学(インドネシア)でした。
今大会ではベンダーを製作し、アーチ橋に挑戦しました。その甲斐もあり美観部門では4位と昨年の8位から大いに躍進しました。プレゼンテーション2位も素晴らしい成績です。
【架設部門】1位
【構造部門】9位
【プレゼンテーション部門】2位
【美観部門】4位
【総合部門】3位
メンバー:冨田尚人、Christin Remayanti Nainggolan、Khairullah Bin Adlan Muhammad、白坂莉理、新美龍之介、西田漱生、林優作、小沼隆士
本活動に深いご理解を頂いた、福井大学、未来協働プラットフォームふくい推進事業、株式会社日本ピーエス、ベルテクス株式会社、宮地エンジニアリング株式会社、瀧上工業株式会社、川田工業株式会社、オリエンタル白石株式会社の皆様に心より感謝申し上げます。
2023年9月6日~8日、室蘭工業大学にて日本スチールブリッジコンペティションが開催され、15大学1高専より18チームが参加しました。福井大学チームは2022年に続き、2年連続の総合優勝を飾ることが出来ました。
【架設部門】1位
【構造部門】1位
【プレゼンテーション部門】3位
【美観部門】8位
【総合部門】1位
メンバー:西田漱生、Khairullah Bin Adlan Muhammad、白坂莉理、新美龍之介、林優作、坂田天空、野坂成希、思川奈津実、墨健人、松下将大、冨田尚人
本活動に深いご理解を頂いた、福井大学、未来協働プラットフォームふくい推進事業、ベルテクス株式会社、宮地エンジニアリング株式会社、瀧上工業株式会社、川田工業株式会社、オリエンタル白石株式会社、株式会社日本ピーエスの皆様に心より感謝申し上げます。
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2023年8月22日~24日、タイのカセサート大学カンペンサエン校にてアジアブリッジコンペティションが開催され、6カ国より14大学が参加しました。福井大学チームは2013年の初参加以来、初めての総合優勝を果たしました。
【架設部門】1位
【構造部門】3位
【トータルコスト部門】1位
【プレゼンテーション部門】2位
【美観部門】11位
【総合部門】1位
メンバー:野坂成希、思川奈津実、墨健人、松下将大、冨田尚人
本活動に深いご理解を頂いた、福井大学、未来協働プラットフォームふくい推進事業、ベルテクス株式会社、宮地エンジニアリング株式会社、瀧上工業株式会社、川田工業株式会社、オリエンタル白石株式会社、株式会社日本ピーエスの皆様に心より感謝申し上げます。
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2022年度大会は、17校、20チーム参加、対面形式で実施されました。
【記録】 架設人数:陸上3名、河川2名、架設時間:6分28秒、ペナルティ:+5秒(留め具の落下)、橋梁重量:20.25kgf、200kgf載荷時たわみ量:1.52mm
【順位】 架設部門2位、構造部門1位、美観部門13位、プレゼンテーション5位、総合1位
【開催】9月7日~9日 ものつくり大学(埼玉県行田市)
福井大学が初優勝を飾りました。ご支援頂いた企業の皆様、福井大関係者の皆様に感謝申し上げます。
2021年度大会は、20チーム参加、完全オンライン形式で実施されました。
【記録】 架設人数:陸上1名、河川3名、架設時間:10分33秒、ペナルティ:+5秒(留め具の落下)、橋梁重量:19.88kgf、100kgf載荷時たわみ量 :3.79mm
【順位】 架設部門6位、構造部門9位、美観部門16位、プレゼンテーション5位、総合7位
ご支援頂いた企業の皆様、福井大関係者の皆様に感謝申し上げます。こちらの動画は大会終了後に最大耐荷性能を確認したときの様子です。