グロウアンドチルドレンは世界観こそ同じですが、それぞれの人物がそれぞれの地域、文化の中生活しています。

オムニバス形式の創作であり、統一されたあらすじは存在しません。

三次大戦後、近未来。世は科学世紀と呼ばれるほどにサイエンスが発達し、超自然的な力や現象は見放されていった。

そんな中、『特異性』(とくいせい)と呼ばれる、超能力を持つ者たちが現れ始めた…。

プラチナアロー   麻薬から流行病の特効薬まで、様々な薬を取り扱っている違法組織。サニタの性格が悪いので、従業員はアミス一人。

湖畔の家   民間軍事会社。各国に支部があり、裏の世界では名の知れた企業。1から10までの部隊があるが、縁起が悪いため、4部隊は欠番。

エイディアン   芸術や教育の盛んな学術都市。街の中心に建つ古城から望む景色は、壮麗で圧巻。

フォーサイス家   世界的にも有名な貴族の一門で、様々なビジネスに参入している。最近当主が変わったばかり。

ボルネオ   スティヴァリの一部地域を裏から操る巨大なファミリー。ボスの一人娘を一目見ようと、わざわざ本部へ赴く構成員も少なからずいる。

ニューブライトリング   略して「NB」(エヌビー）。メリアスの心臓ともいえる最大の都市で、最先端の情報が絶え間なく流れてくる。

プルメリア・タウン   南国の香りと太陽がきらめく島。メリアスの富裕層は、この島に住むことが一種のステータスとなっているとか。

ヒクト   陽気で明るい人々と、カラフルな街が特徴的な国。

ホワイトコークス   国際色豊かな島。独特の文化が魅力的ではあるが、開発と中止が繰り返され、それによる治安悪化が著しい。

ブルートバレー   かつて他国の植民地だったこともあり、その国とホンファの風情が融合した街。治安はそこまで悪くない。

天洪会   ホンファのほとんどを掌握している反社会組織。下っ端の命でさえ使い捨てにせず、組織全体の結束力が異様なほど強い。

新東京都   ヒュウガといえば、で真っ先に想像される首都。ただし、皆すべてがいいイメージを持つわけではない。

警視庁   なんてことはない、普通の国家権力。

旧北宇田工場   ヒュウガの郊外にある、不気味ないで立ちの廃工場。面白半分で肝試しに来た若者が行方不明になる噂が後を絶たない。

隈笹高校   都内にある私立高校。都会も都会にありアクセスがよく、近代的なデザインの校舎がよくメディアに取り上げられる。

秋波高校   由緒正しきマンモス校。最先端を取り入れつつも、伝統を守り抜く姿勢を取っている。一部の旧校舎には「出る」らしい。

音黒高校   都内にある公立高校。一昨年まで女子高だったために男子はあまり多くはない。校則は緩め。

琴吹大学付属高等部   エスカレーター式の高校。学力面での優秀さが認められれば、学費が免除される。

聖パトリキウス女子学院   ミッション系の女子校。旧華族の生まれや名家の娘だったりと、文字通りのお嬢様が通っている。そうでない人もいる。

カルガモアパート   ゆめと夜中が住むアパート。見かけはサビとツタだらけでボロボロだが、各部屋は手入れが行き届いている。

さらしな芸術学院   横浜にあるファッション系高校。真っ青な制服がよく目立つため、学校の近辺では遊ばないほうがいい。

銀曜高校   新興都市・銀曜市にある高校。平和なようでいて、新しく住み始めた人々と、昔ながらの住民との間に溝がある。

羅針大学   都心から離れた場所に建つ広めの大学。活気に満ち溢れ、テスト前には道行く学生たちが修羅の顔になる。

HFS/科学者連盟会   ヒュウガにいる科学者ほぼ全てが所属している連盟会。色々キナ臭い噂も多く、変人も多い。

廃船の一派   人の寄り付かない沼地に棄てられた廃船で暮らしている、芳養保博士とサイボーグの集団。

ダークブラック・ベルベット不夜城  ロウが首魁である謎の組織(？)。闇のパワーで世界征服を行うのが目的らしい…。

センター   暗殺組織。依頼された任務を淡々とこなす。ただ、メンバーのほとんどが自由人なため、万年赤字。

柿崎診療所   片田舎に佇む古びた診療所。院長の顔が怖いが、腕は確か。

ヘスペリデスの園   世界各国の凶悪な犯罪者を収容する施設。四方が深い湖で囲まれており、対岸を渡りきることは不可能。

その他