◆あらすじ◆

幼いころからずっと、「見えないはずのモノ」が見えている少年、

三ヶ日晃輝(みっかび こうき)。 

ある日突然、父に「怪異を取り憑かせる」刀を与えられるとともに、

「ある大妖怪を封印してほしい」という話をされる。

困惑する晃輝だったが、その話をした翌日に

父が突然意識を失い、入院する。

見たことのない彼の様子に気圧された晃輝は、

言われるがままにその妖怪が根城としているという

東京都藤室市の「棚川学園高校」に転入する。

しかし、その学校にはとうの昔に廃れたはずの

「七不思議の怪談」が、

実在のこととして語り継がれていた…。