世界観
worldview
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舞台は地球の人間界。この国の外には現実で実在する国がある。バケモノたちの大半は外からやって来た者か、その子孫。人間の往来も可能。しかし、日本の「神隠し」や世界各地のそれに該当する現象で迷い込んだ人間たちが作り上げた国であるため、歴史や政治で蚊帳の外。所在地は北半球、気候は温帯。公用語は日本語。外国からの往来方法は「森で遭難した」「飛行もしくは航海中に嵐に巻き込まれた」「特定の手順を踏んで設備を用いたり、特定の道なりで路地裏を通った」など多岐にわたる。
メインキャラクターの出身地は、リキとノゾミがフサルク王国、バドとラガガが空ヶ丘、ろうおうがメタル公国、シャーマードーがガラアクタ島。リムレグのみ外から来た。イギリス出身。
主人公が住む場所で、『バケモノトモダチ』の主な舞台。魔法とバケモノが溢れる。魔法使いの割合が人口の4割と多い(他の場所は1~2割)。街並みがヨーロッパに似ている円形都市。大昔に魔女狩りが盛んに行われた負の遺産として、絞首台やギロチンが多く残っている。ちなみに「フサルク」は国号。200年ごとに変わる。現在はフサルク王国時代前期。1つ前の国号がグリモワ帝国で、さらにその前がスペル帝国。
詳細は下記の漫画から。
ノゾミを含め、ウィザードの大半は悪魔の力を借りた黒魔法使い。
彼らは魂と引換えに魔力を借りているので、死後は地獄で焼かれてしまう。
歴史的に宗教関係者と魔法使いの攻防合戦が繰り広げられており、魔女狩りが度々起こっている。大規模なものは400年前。
主要キャラクターの年齢差。ノゾミはリキと同学年。
物語の主な舞台は人間界で、ここにはメインキャラクターをはじめとした多くの人物が暮らす。
天国は神々や神の遣いがいて、徳を積んだ者が死後に行く場所。地獄は鬼や悪魔がいて、罪人が死後に焼かれる場所。ノゾミも死後はここに堕ちる。妖精界は妖精の故郷。エノコロはアルフヘイムに暮らす。
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・名物は、魔法道具(ウィザード百貨店で買える)、絞首台やギロチン(魔女狩りの負の遺産)、「樽に見立てたマグカップに注いだワインにジンジャーブレッドを浸して食う」というフサルク王国独特の料理。
・バケモノが絡む日や宗教が絡む日が祝日になりがち。ワルプルギスナイト(4月30日~5月1日)、聖パトリック(3月17日)、ハロウィン(10月31日~11月1日)など。
・魔女狩りの全盛期はスペル帝国時代だが、魔女狩り自体は歴史的に何度も勃発している。たとえ小規模かつ裁判所がまともに機能しているとしても、民はそこまで賢くない。
・魔女狩りほど大規模ではないので話題にならないが「狼男狩り」もあった。
・バケモノと魔法使いの誕生(紀元前)→バケモノと魔法による被害増加(古代)→魔女狩り全盛期(スペル帝国)→魔女狩りは徐々に小規模化したり頻度が減ったりしているが勃発はしている。それと同時に相互理解が進み、復興が進んでいる(現在)…という歴史を歩んでいる。
・スペル帝国までは太陽太陰暦が用いられていた(これはフサルク王国に限らず、オード連合王国全体がそう)。
・グリモワ帝国時代までは未成年喫煙が合法だったが、当時の人から見ても未成年喫煙は良くないとされる。
・ウィザードを目指せる学科のある高校(魔法学校)が多数存在する。ノゾミはその中でも名門校を卒業している。
・バケモノや魔法使いに対する独特な法律がある。(例:箒などで飛行する場合は安全のため、離着陸を除き高度13m以上で飛ばなけれならない)
オード連合王国の離島。使い古された物に命が宿った不思議なバケモノ:付喪神たちが方言で「モノブツ」と呼ばれており、彼らがこの島の主な住民。人間もいるが、数は少ない。
詳細は下記の漫画から。
操り人形の付喪神(モノブツ)。体が木で作られている元気溌剌なアイドルの女の子。落ち込んだ人に飴玉を渡してくるオバちゃん。
植木鉢の付喪神(モノブツ)。花屋の看板的存在。植物を育てるのが下手で、しょっちゅう根腐れで枯らしてしまう。シャーマードーの親友で、彼とは生前からの付き合い。
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・古くからフサルク王国とは交流があり、魔法の技術はフサルク王国からの輸入。元々は黒魔法を輸入していたが、スペル帝国の魔女狩りの際にフサルク王国で白魔法が流行ったため、白魔法が輸入されるようになった。その結果、ガラアクタ島で白魔法が独自の発展を遂げ、本場フサルク王国に逆輸入される。
・スペル帝国の魔女狩りの際に魔法使いたちが難民として避難して来るが、その魔法使いたちの行儀の良さに驚く。その関係でフサルク王国の政府の事がちょっと嫌い。
オード連合王国の首都。過密地域の大都会。科学が非常に発展しており、街の中心部にそびえ立つ「空ヶ丘タワー」から宇宙人に向けて電波を飛ばしている。しかし、遠すぎるからなのか未だ返事は無い。アニメ産業もまあ凄い。
詳細は下記の漫画から。
劇中劇
空ヶ丘で放送されている、少女漫画が原作の人気アニメ。作品に登場するヴァンパイアは実物のヴァンパイアとは異なり、生存の為に血を飲む必要が無い。実物のヴァンパイアから見たら、ぶっちゃけただの敏感肌の人間。
作画協力:加糖コーキ(Xアカウント:@Katou_sousaku) 様
※画像の掲載許可は頂いております。
劇中劇
空ヶ丘で放送されている女児向け魔法少女アニメ。大人にも親しまれるほど人気。フサルク王国のウィザードを元に作られているが、空ヶ丘の人の好みに合うように、かなり歪曲されているため、本職のウィザードからの評価はイマイチ。
作画協力:榾原粛(Xアカウント:@HoDaWaRa370) 様
※画像の掲載許可は頂いております。
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テロ組織同士の対立で迷惑を被っており、治安が悪い。あまりにテロが頻繫するので軍隊が人気の職業。剣や弾を模した金属アクセサリーが名物。中心部(内陸)は特に危険で、スラム街がある。治安が悪いため西部はフサルク王国、東部は空ヶ丘から支援を貰っている。それ故に中心地のスラム街を挟んで東西で文化が異なる。
詳細は下記の漫画から。
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・フサルク王国と空ヶ丘からは良くも悪くも影響を受けている。
・フサルク王国で小規模ながら勃発した「狼男狩り」がメタル公国西部にも伝わっており、その悲惨さを伝えるような村がある。ろうおうの出身地はその村。メタル公国にあるが、かなりフサルク王国寄りの場所。