・21歳。誕生日は6月13日。
・身長は175cm
・職業は幼稚園の先生。フサルク王国内で働いており、子どもたちからは「オオカミ先生」と言われて親しまれている。
・野生の狼と話が通じる。これは幼少期に親が目を離した隙に野生の狼の群れと遊んだ影響が大きい。同じ理由で、人間の姿の時も4つ足の方が2足よりも早く走れる。
・野生の狼の群れに所属している。群れでの順位は1番上ではないが比較的上の方で、群れの仲間からは信頼されている。
・リキとノゾミのはとこ。
・同じ種類のバケモノの彼女がおり、その彼女と同棲している。
・尻尾は上述の彼女にしか撫でさせない。「バケモノ団」のメンバーにさえ触らせない。
・ギリシャ神話のリュカオンの子孫の1人。
・満月の夜以外でも、宙返りを3回したり「狼のベルト」という魔法の道具を使ったりすると変身が可能。
・変身の際は身体中に激痛が走るが、それに耐え得る。
・大怪我をして死にかけると満月の夜だろうと強制的に人間の姿になり、二度と狼の姿になれなくなる。
・狼男に咬まれると、咬まれた人間も狼人間になる。
・基本的に怪我の治りが人間よりも圧倒的に早い。しかし、銀の弾丸で傷つけられた場合は例外的に治りが遅い。
【過去】
・自身の住む村で狩人が殺害され、その濡れ衣を着せられ逮捕されかけた。殺害事件が起きた時ろうおうは風邪で自宅で寝込んでおり、元から殺人を犯すような人柄ではないが、到底殺人ができる状況ではない為アリバイは立証された。
・アリバイは立証され、仲の良い友人からは信用されたものの周囲からの目は厳しいものだった。
・リキがろうおうの住む村に観光に来た時期がタイミング悪く、事件でざわついている時。その時に独りになっているろうおうに話しかける。落ち込んでいる様子だったので慰めるも、周囲からの厳しい目にろうおうは知らない人を信用できず新しい友達が作れそうにない精神状態であった為、慰められても困惑して「お前も本当はオレが犯人だと思っているんだろう⁉」と言って狼に変身し、リキの腕を爪で引っ搔いて怪我を負わせてしまう。
・上記の出来事で本当に警察沙汰になるのでは?と不安に思ったが、リキが「これは君の精神状態を考えていなかった私が悪いから、君は何も悪くない。君は正当だよ。」と言って無かった事にされた。
・後に殺人事件の犯人が自身の所属する野生の狼の群れのうちの1頭と知り、ショックを受ける。