当院では患者さんの主訴、肩こり、腰痛、膝痛等々の患部に鍼施術をする事はありません。
何故なら、病(やまい)の元は患部にはないからです。
従って患部には、むやみに触らないようにして下さい。
薬剤、湿布、電気マッサージ等は慢性の原因になると考えています。
そして、何よりも大事なのは治療の継続です。
本治法の特徴の一つとして刺激が少ないので、毎日治療しても大丈夫です。
鍼施術の回数を重ねるほど、楽になります。
そうすると患者さんの主訴は次第に消え、また次の主訴を訴える事があります。
これは新しい病が消え、更にその前の病が出てくるからです。これを繰り返していきます。
患者さんの本来持っている病の原因となる元に到達するのは患者さんの体質、または鍼施術の回数によります。
故に患者さんの最初の主訴が消え、治ったとは思わないで下さい。
当院としては治療の過程であって、終了ではありません。
しかし治療を継続するしないは、患者さんが決める事です。
この治療は患者さん自身が治すのです。
当院は、本治法を以って鍼施術で手助けをするだけです。
幹である身体をしっかり手入れをすれば、枝葉にある病は消えていきます。
また幹がしっかりすればストレスや風邪にも強くなり、病気の抑制または予防にもなります。
その為にも治療の間隔を少なくとも、治療開始から一週間以上開けないで下さい、すぐには効果が出ません。
鍼施術を受ける方は目先の事よりも、先の事を考えて鍼施術を受ける事をお勧めします。