最終更新日:2026/04/10(更新中)
学振海外特別研究員として、2026年度からハワイ大学で研究しています。採用後の手続き(J1ビザの準備等)が割と大変だったので、ここに書き残しておきます。誰かの助けになれば嬉しいです。
※2025~2026年におこなった手続きです。記憶を頼りに書いているので間違いもあるかもしれません。必ずご自身で最新・正確な情報をご確認ください。
<採用内定~大使館の面接予約>
海外学振に内定したら、ビザを取るための手続きを急いで進めます。派遣先がアメリカの場合、J1ビザ(交流訪問者ビザ)という種類のビザが必要です。最終ゴールはアメリカ大使館に出向いて面接を受け、ビザを発給してもらうことです。私が面接を予約したとき、東京の大使館は約1か月後の日程からしか空いていませんでした。面接が終わってからビザを受け取るまでさらに数週間かかります。とにかく早めに手続きを進めましょう。
DS-2019の発行
面接で必要な書類はたくさんありますが、特に厄介なのはDS-2019という、派遣先の大学から発行してもらう書類です。多くの書類を準備して大学に送り、承認が得られてようやく発行されるため、時間がかかります。内定したらすぐに受入研究者に連絡し、DS-2019の発行手続きを進めてもらいましょう。たとえばハワイ大学の場合、以下の書類が必要でした。
① J1 Exchange Visitor Information form(帯同者がいればその情報も)
② Agreement to Oversee J-1 Exchange Visitor and J-2 Dependent
③ Export Controls Screening Form
④ Copy of faculty sponsor’s invitation letter to the Exchange Visitor(テンプレートを送ってもらい、どんな研究をする予定か等の情報を自分で埋めて送りました)
⑤ CV(学歴、経歴、研究内容、受賞、出版物、学会発表、所属学会などすべて書きました)
⑥ Evidence of financial support(学振から送られてくる採用内定通知書でOKでした)
⑦ J-1 EV English Proficiency Certification and relevant documentation(英語力を証明するもの。TOEFLやIELTSのスコアは有効期限が切れていたので、ハワイ大のスタッフから英語のインタビューを受けました)
⑧ Copies of passport biodata/identification pages
これらを送ったうえで正式にDS-2019が発行されたのは、出発予定日まで3か月を切った2026年1月7日でした。というのも、採用内定してから入籍し、夫婦2人で渡米することを決めたため、戸籍の編製やパスポートの受け取りなどにどうしても時間がかかったのです。とにかく、早めに手続きを進めるに越したことはありません。
DS160の入力
DS-2019を取得したら、あとは自分が急げば手続きは速く進みます。次にやるべきことは、オンラインのビザ申請書であるDS160の入力です。基本的には、自分の個人情報などを事細かに入力していくだけです。こまめに一時保存しながら進めましょう。自分の顔写真のアップロードも必要です。私は証明写真機Ki-Re-iで撮影し、スマホでダウンロードしました。
入力が完了したら、ビザ申請料(一人あたり185USD)を支払います。支払いが完了すると、受付番号が手に入ります。この番号は大使館での面接の予約に必要です。支払い後に発行されるConfirmation pageは必ず保存し、印刷してください。大使館での面接の際に必要になります。
I-901 fee (SEVIS)の支払い
ビザ申請料だけでなく、SEVISと呼ばれる留学生の個人情報を管理するシステムへの登録料(220USD)も支払う必要があります。ただしビザ申請料とは異なり、帯同者は支払う必要がないので注意してください。支払いにあたって、DS-2019に記載されているSEVIS IDおよびProgram No.が必要です。支払い後に発行されるPayment Confirmationは必ず保存し、印刷してください。大使館での面接やアメリカ入国の際に持っていく必要があります。
大使館での面接の予約
ここまで順調に進んだら、大使館での面接を予約しましょう。最初に書いたように、東京の大使館で面接を受けた私の場合、約1か月後の日程からしか予約できませんでした。面接からビザの受け取りまで、さらに数週間かかります。余裕のある日程を早めに予約しましょう。