大会長あいさつ
─ Solidaster ─
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Solidaster 3rd 大会長 角田航平
2025年11月22日・23日に開催されるクイズ大会「Solidaster 3rd」で大会長を務めます、東北大学の角田航平と申します。2days開催の決定や新たなクイズ大会「凌霄戦」を行うこのタイミングで、「Solidaster」という大会がどのような大会なのかを改めてご説明することにいたしました。
私たちは2023年から毎年秋に「Solidaster」というクイズ大会を開催しています。「Solidaster」が生まれたのは「東北で短文クイズの大会に参加できる機会を増やしたい」という提案がきっかけでした。そして第3回を開催するにあたって、さまざまな大会が開かれるようになった東北における「Solidaster」の立ち位置を見直し、「短文競技クイズ」をコンセプトとすることを決めました。問題文のクオリティやイベントとしての完成度を高め、真剣勝負を引き出すことを目指しています。
「短文競技クイズ」の大会としてどのような問題を揃えるのかについて、以下3点をお伝えできればと思います。
①abcを踏襲した形式での競技クイズが成立する範囲の中での出題
詳細な大会ルールにつきましては後日公開しますが、大枠はクイズ大会abcを踏襲したものとなります。勝負が成立するだけの十分な正解数や早押しが見込めるように、難易度や問題文をまとめ上げていきます。
②それぞれのプレイヤーが強みを活かせるような問題
ひとくくりに「競技クイズが強い」といってもさまざまな要素があると思っています。
たとえば「深い知識や独自の知識を持っている」「押し合いを制するのが上手い」「問題文の先読みや推測が上手い」「勝負勘があってプレイングが上手い」などなど…
どんな強みをどれだけ有しているかは個々人によって異なると思います。それぞれのプレイヤーが各々の強みをぶつけながら勝ち進んでいけるような問題を揃えていきます。
③題材の幅広さ
学問分野においては、「義務教育で多くの人が学んできた」レベルから「授業で重要事項として扱われるかは学校によるが、得意な人はそれなりに知っている」レベルまでを扱います。スポーツ・サブカルチャー・芸能などの非学問分野においては「多くの人が生活の中で触れられる」レベルから「特定の業界や界隈の中で広く知られている」レベルまで出題されることになります。また、日常生活でよく見聞きするものもクイズでよく見聞きするものも等しく出題対象としています。
問題の切り口についても「触れたことがある人や有識者にとって有利になるようにすること」を意識しながら、「知らなくても知的好奇心や興味を持てるような平易な情報・言葉選び」も織り交ぜていきたいと考えております。
より詳しく大会の傾向が知りたい方は、後日公開予定の例題や過去大会の公式記録集をご覧いただけると幸いです。
以上が「Solidaster」の主な大会・問題の傾向となります。
実力を最大限発揮するにふさわしい舞台を整えて、皆様をお待ちしております。