主に大学演習林を使った森林の研究が多いです。
最近は草地や都市・里山の緑地環境にも興味があります。
日本の国土は様々な気候を内包しています。亜熱帯から亜寒帯まで巡って、気候が土壌生物に与える影響を明らかにします。
テントの中の土壌が温まっています。土壌動物の多様性はどうなったのでしょうか
ミヤコザサを刈り取って下層植生の機能の喪失影響を調べています。土壌動物の多様性はどうなっているのでしょうか。
足寄町のクマネシリ岳
標高による気候と植生が土壌動物の多様性に与える影響を調べています
宮崎演習林には200種ほどの樹木が生息しています。これはコウヤマキのリターを採取しているところです。とても深い有機物層が形成されます。どれだけ樹種の特徴によって土壌動物の多様性を説明できるかを研究しています。
宮崎は急峻な山岳地域です。毎年たくさんの土砂崩れがあちこちで生じます。施業のしかたによっても影響があるかもしれません。まずい林業をしたら土壌動物は減るのかな。
シカが多すぎて全然樹木が育ちません。シカを排除した場所の土壌動物はどうなっているのでしょう。
間伐の処理の仕方で土壌流亡の程度や土壌生物機能は変わるのでしょうか。
福岡演習林には広い原っぱがあります。造成草地の土壌動物も調べています。意外と多いのです。
市街地の緑地土壌にはどれくらいの土壌動物が暮らしているのでしょうか?調べてみたいですよね。