活動
「SNA交流学習実践研究会」は、 新しい時代の言語教育のアプローチである「ソーシャルネットワーキングアプローチ(Social Networking Approach: SNA)」を理論的背景とし、SNAの理論研究とそれに基づいた実践研究を志向し、特にSNA実践の1つの類型である交流学習に基づいた日本語教育の実践と研究を二本の柱として2021年4月24日(土)に韓国で創立されました。
研究会活動として、学会での企画セッションや独自の研究集会を、現在のところ半年に2-3回程度のペースでオンラインで開催しています。
「SNA交流学習実践研究会」は、SNA理論の提唱者である米カリフォルニア大学サンディエゴ校の當作靖彦教授を顧問に迎え、韓国の日本語教育からスタートしましたが、日本語教育だけに留まらず、英語教育や韓国語教育等、隣接他分野との融合・連携なども視野に入れています。更に、韓国と日本の交流を主軸に考えて出発していますが、それだけに留まらないひろがりの可能性も内包しています。
更に、日本(東京)で創立され、主にアメリカと日本を舞台に活動している「SNA研究会」とも、交流会や合同会も視野に入れて交流しています。
2023年交流学習マッチングシステム 登録校大募集!
今年も日韓をはじめ世界中の学校・教育機関等を結ぶ交流学習を促進するため、マッチングのためのプラットフォーム「交流学習マッチングシステム」の登録校を募集します。
「オンラインを活用した交流学習に挑戦したいけど、相手校を探すのが難しい。」という現場の日本語教師たちの声を反映したこのシステムは、2020年秋学期にスタートし、世界中の教育機関をつないできました。今年もより多くの交流学習の実践の後押しをしたいと思います。
まずはSNA-COILへの会員登録(年会費等無料)をしてから、「オンライン交流学習希望調査シート(2023年)」への入力をお願いします。
<交流学習マッチングシステムの利用の仕方>
① SNA-COIL(SNA交流学習実践研究会)への入会登録
<SNA-COIL入会案内>
② 「オンライン交流学習希望調査シート(2023年)」に必要事項を
入力。<オンライン交流学習希望調査シート(2023年)>
③ 登録完了メールにあるURLで交流学習を希望する学校の一覧を確認。
④ 相手校として条件が合いそうな学校の担当教師に連絡。
⑤ 授業や活動の内容、授業時間や方式等を調整し、実践。
⑥ 可能であれば、SNA-COIL主催イベント等で実践内容の発表を
お願いします。
➽第1回SNA交流学習実践研究会
2021.4.24(土)10:00-12:15
「SNA交流学習実践研究会」創立企画セッション:ソーシャルネットワーキングアプローチ(SNA)の理論と研究会の創立(韓国日語教育学会2021年度第39回国際学術大会にて)
来賓挨拶:岸本俊子(米 クレムソン大学)「SNA研究会」
●発表1 當作靖彦(カリフォルニア大学サンディエゴ校)
新時代の言語教育アプローチ-SNA(ソーシャルネットワーキングアプローチ)-
●発表2 検校裕朗(極東大)
韓国におけるSNA交流学習実践研究会の創立と実践の意義
●発表3 藤田智彦(国際交流基金ソウル日本文化センター)
オンライン交流学習の実践支援-アンケートにより見えた教師の動向-
●発表4 阪上彩子(立命館大)
グローバル社会とつながるウィキペディア編集プロジェクト
討論:松崎真日(福岡大), 佐藤揚子(明知専門大), 長島倫子(建國大), 李敬淑(亞州大)
司会:諏訪昭宏(釜山外大)
座長:検校裕朗 (極東大)
12:20-12:50
【韓国日語教育学会2021年度第39回国際学術大会】
<韓国日本語教育ネットワーク(NET-JEK)ブース>で「SNA交流学習実践研究会」の案内ブース設営
13:00-13:30
【韓国日語教育学会2021年度第39回国際学術大会】韓国日語教育学会とMOU締結
発表1
発表3
発表2
➽第2回SNA交流学習実践研究会
2021.4.29(木)19:00-21:00
「交流学習の実践報告とマッチングのための交流会」
(国際交流基金ソウル日本文化センター共同開催)
●実践報告1 河野奈津子(慶星大学)
●実践報告2 澤邉裕子(宮城学院女子大学・宮城学院高等学校)
●マッチング交流会
参加申請:21名、参加者:18名
(日本・韓国・アメリカ・ブラジルの4か国)
➽第3回SNA交流学習実践研究会
2021.8.31(火)19:00-21:00
「交流学習の実践報告とマッチングのための交流会」
国際交流基金ソウル日本文化センター釜山日本語教育室共催
●実践報告1 合田有紀(大阪学院大学)
●実践報告2 前川友太(河北工業大学)
●マッチング交流会
参加申請:41名
➽第4回SNA交流学習実践研究会
2021.10.23(土) 9:30-17:00
「国際学術講演会および学術会議」
《日本語教育グローバルネットワーク(GN)グローバルにつながるオンライン日本語教育シリーズ第7弾》
SNA交流学習実践研究会・SNA研究会(日・米)共催
後援:国際交流基金ソウル日本文化センター、日本語教育グローバルネットワーク(GN)及び各団体、韓国日本学会、韓国日語日文学会、韓国日語教育学会、韓国日本語学会、韓国日本語教育ネットワーク(NET-JEK)
●SNA交流学習実践研究会―SNA研究会(日・米)MOU協定締結式
●基調講演 當作靖彦(カリフォルニア大学サンディエゴ校)
●主題講演 清水秀子(ヴァンダービルド大)
●主題発表1 検校裕朗(極東大)、長島倫子(建国大)、東本裕子(横浜商大)
●主題発表2 李敬淑(亜洲大)
●マッチング交流会
※当日プログラムはこちらから <Download>
※予稿集はこちらから <Download>
基調講演
主題発表1
主題講演
主題発表2
➽第5回SNA交流学習実践研究会
2021.12.4(土)
「SNA研究会(日) 国際合同企画セッション」
《パンデミック・ペタゴジーにおけるソーシャルネットワーキングアプローチ(SNA)交流学習の実践》
(韓国日語教育学会第40回国際学術大会 企画IV: [第4発表場]にて)
●オンラインブース(会員以外の方への研究会の説明や、会員同士の親睦を深める交流の場)
●発表1 藤田智彦(国際交流基金ソウル日本文化センター)、検校裕朗(極東大)
オンライン交流学習の拡大と多様化の様相について
ー交流学習マッチングシステムの利用状況からー
●発表2 松橋由佳(テンプル大学ジャパンキャンパス)
オンライン意見交換会を通して人、もの、文化とつながる
ーソーシャルネットワーキングアプローチの視点からー
●発表3 検校裕朗(極東大)、長島倫子(建国大)、東本裕子(横浜商科大)
Flat Stanleyを利用した日韓バーチャルホームステイプログラム
ーソーシャルネットワーキングアプローチ(SNA)に基づく交流学習の実践ー
●発表4 澤邉裕子(宮城学院女子大)、中川正臣(城西国際大)、峯崎知子(弘益大)
「韓国絵本読み聞かせプロジェクト」から生まれた越境知
●交流会 上記発表に関する会員間での感想や質問などの交流(親睦会)
発表①
発表②
発表③
➽第6回SNA交流学習実践研究会
2022.4.14(木)19:00-21:00
「交流学習の実践報告とマッチングのための交流会」
●実践報告1 村上ゆう(東京都立松が谷高等学校)
●実践報告2 栗原祐美(台湾、致理科技大学応用日本語学科)
●マッチング交流会
➽第7回SNA交流学習実践研究会
2022.4.23(土)
《アンタクト(UNTACT)時代の交流学習の実践》
(韓国日語教育学会第41回国際学術大会 企画Ⅱ: [第2発表場]にて)
●オンラインブース(会員以外の方への研究会の説明や、会員同士の親睦を深める交流の場)
●発表1 検校裕朗(極東大)
交流学習の展開様相-SNA-COILの活動を通して-
●発表2 検校裕朗(極東大)・呉恵卿(ICU)
国際間オンライン交流授業「稲妻COIL」の実践
-極東大学校とICUの教養授業での試みを中心に-
●発表3 検校裕朗(極東大)・蘇德禮(城南西初)・崔允芝(城南西初)
多文化理解教育のための日韓交流型アクティブ・ラーニング
-韓国の小学校における大学・小学教員協働クリエイティブ・ラーニング-
●総合討論「日本語教育における交流学習の意義と可能性」
モデレーター:古屋憲章(山梨学院大)
●交流会 上記発表に関する会員間での感想や質問などの交流(親睦会)
※要旨集はこちらから<Download>
発表①
発表②
発表③
➽第8回SNA交流学習実践研究会
2022.9.27(火)
「交流学習の実践報告とマッチングのための交流会」
(企画協力:独立行政法人 国際交流基金ソウル日本文化センター )
●主催者挨拶 会長 検校裕朗 「SNA理論とSNA-COILの活動」
●実践報告1 石黒みのり(東京都立青梅総合高校)
●実践報告2 佐伯真代・渡邊裕朗(致理科技大学(台湾))・東本裕子(横浜商科大学)
●マッチング交流会
➽第9回SNA交流学習実践研究会
2022.12.3(土)
《オンライン交流学習の実践と展望》
(韓国日語教育学会第42回国際学術大会 企画Ⅲ: [第3発表場]にて)
●オンラインブース(会員以外の方への研究会の説明や、会員同士の親睦を深める交流の場)
●会長挨拶 検校裕朗(極東大)
●発表1 佐藤揚子(明知専門大)
韓国の大学における教養科目としての日本語教育とSNA-なぜ日本語を教えるのか-
●発表2 三國喜保子(釜山外大)
学生主体のオンライン交流における参加者の学び
-ソーシャルネットワーキングアプローチ(SNA)の視点から-
●発表3 峯崎智子(弘益大)・稲川右樹(帝塚山学院大)
初級日本語学習者と日本人留学生とのオンライン交流学習の試み
-教養日本語の授業での取り組みから-
●討論:畑中愛(慶熙大), 李敬淑(亜洲大), 澤邊裕子(宮城学院女子大)
●司会:諏訪昭宏(釜山外大)
●交流会 上記発表に関する会員間での感想や質問などの交流(親睦会)
※要旨集はこちらから<Download>
発表①
発表②
発表③
➽第10回SNA交流学習実践研究会
2023.1.25(水)
「交流学習の実践報告とマッチングのための交流会」
(企画協力:独立行政法人 国際交流基金ソウル日本文化センター )
●主催者挨拶 会長 検校裕朗 「SNA理論とSNA-COILの活動」
●実践報告 栗原祐美(致理科技大学(台湾))
●マッチング交流会
➽第11回SNA交流学習実践研究会
2023.5.26(金)
「交流学習の実践報告とマッチングのための交流会」
●主催者挨拶 会長 検校裕朗
●実践報告1 青森剛(世明大学)・李鉉淑(コリア国際学園)
●実践報告2 安達理恵(椙山女学園大学)
●マッチング交流会
➽第12回SNA交流学習実践研究会
2023.12.2(土)
(韓国日語教育学会第44回国際学術大会 企画Ⅵ: [第6発表場]にて)<SNA交流学習実践研究会(SNA-COIL)>
「地球市民教育を目指すSNA交流学習と繋活」
●ブース(会員以外の方への研究会の説明や、会員同士の親睦を深める交流の場)
●発表1 佐藤揚子(慶熙大)
韓国の大学教養授業での「繋活」の実践
●発表2 李敬淑(亞洲大) 趙基銀(東京外大)
MOOCフラットフォームを活用した日韓交流学習の試み
●発表3 検校裕朗(極東大)
地球市民教育(GCED)を目指したSNA交流学習
●討論:曺佑林(明知專門大), 陳宗福(仁川大), 青森 剛(世明大)
●司会:野村寛(世明大)
➽第13回SNA交流学習実践研究会
2024.4.28(土)
(韓国日語教育学会第45回国際学術大会にて)
●オンラインブース(会員以外の方への研究会の説明や、会員同士の親睦を深める交流の場)
➽MOU締結
韓国日語教育学会とのMOU締結
日時:2021年4月24日(土)13時
韓国日語教育学会(張根壽会長)
SNA交流学習実践研究会(検校裕朗会長)
SNA研究会(日・米)とのMOU締結
日時:2021年10月23日
SNA研究会(日・米)(清水秀子会長)
SNA交流学習実践研究会(検校裕朗会長)