心の哲学の理論的な関心を踏まえて、医学哲学・脳神経倫理・応用倫理等、医学・科学と哲学の接点となる実践的な領域での議論に貢献しようとしています。最近は特に、人間を含む様々な存在者の苦しみに関心があり、苦しみを可視化する方法の概念的基礎について研究しています。
医学教育研究についても、自分にできることを小規模にコツコツやろうとしています。苦しみの減少のために強靭な論理的思考力を持った医師の養成が直接的に寄与すると考えており、教育の質の向上に少しでも寄与したいからです。
【英語原稿】
「痛み」(投稿済み)
「神経オルガノイド」共著(改稿中)
「神経オルガノイド」(投稿準備中)
【日本語原稿】
「OSCE」(投稿済み→リジェクト、改稿して別所に再投稿を予定)
「映画」(再投稿済み)
「痛み」(投稿準備中)
「IPE」(投稿済み)
Last updated: 2026-7-28
植原亮(編著)『10歳からのクリティカルシンキング:「それって本当?」からはじまる思考レッスン』(合同出版、2026)(分担執筆:言葉にだまされないスキル①〜⑥)
子どもにクリティカルシンキングの基本を学んでもらうための本。子どもに内容がうまく伝わるよう、一生懸命書いたつもりです。
日本語読解リテラシー授業の実践報告。学生に自然科学の適切な語の使用を学ばせるという観点から、これまでの授業実践を振り返り、分析・記述しました。
医学教育に分析哲学が寄与しうる、という内容の論考(の種子)。
『心の哲学史』(講談社、2024)の書評。
意識の統一という観点から、神経オルガノイド倫理について考え直した論文。意識が必然的に統一されているというテーゼが正しく、統一された意識フィールドそのものを実現する神経メカニズムが局所的に存在するのだとしたら(われわれはその1つの可能性として脳幹に着目しています)、このメカニズムを欠くような神経オルガノイドは意識を持ちえないことになり、注意を要する神経オルガノイドの数は減少するだろうと論じました。他方でまた脳幹は、パーキンソン病やコロナ後遺症とも関係すると言われており、中脳オルガノイドの作成が今後進むだろうことが予想され、注視しなければならない、と論じました。東京都立大学の佐藤亮司さんとの共著です。
現在は医学部で教養教育を担当しています。
英語科と密に協働しています。
以下の授業を主に担当しています。
科学的思考と表現(UD(ユニットディレクター)補佐)
答えのない医学(1,2)サブユニット(選択必修)
リーディングサブユニット(UD補佐、医学英語1、2)
アカデミックライティングサブユニット(UD補佐、医学英語1、2)
そのほか、以下の授業も部分的に担当しています。
研究入門
臨床入門(病院見学実習)
臨床入門実習(プレゼンテーション技法)
臨床推論(児童虐待)
3年生医学英語(UD補佐)
3年生Pre-CC1-1(医学部保健医療学部合同IPE)
4年生医学英語(UD補佐)
2年生医学英語(UD補佐)
行動科学概論(大学院修士課程)
その他、共用試験運営などに寄与しています。
過去に担当していた授業は、以下の通りです。
神経哲学入門サブユニット(選択必修)
コミュニケーション英語Ⅰ(埼玉医科大学短期大学)
コミュニケーション英語Ⅱ(埼玉医科大学短期大学)
4年生行動科学と医療倫理(ゲノム編集の倫理の回)
過去のゲスト講義
「Philosophy from the Ghost in the Shell」国際教養大学、2020年1月。
埼玉医科大学の学生向けの通年の「課外学習プログラム」で、以下のプログラムを開講しています。関心のある方は、ぜひ参加してみてください。
広く医療の基礎となる、哲学・倫理学に関係する文献(日本語で読める本が中心)を読んで、自分の意見を言い合う、という会です。いわゆる「哲学カフェ」というよりは、もう少しゼミに近い形になっていますが、哲学の事前知識はまったく不必要です。月1ペース(1回90分程度)で開催しています。埼玉大学、日本栄養大学の学生さんも歓迎です。ご関心がありましたら、ご連絡ください。
朝、ちょっとだけ早起きをして集まって黙々と読書をし、最後に読んだ内容を報告する、という会です。毎週金曜日の朝に開催しています。
海外文学の名作を読んで、感想を言い合う、という会です。2023年度は、シェイクスピアの『ハムレット』を読みました。埼玉大学との共同プログラムです。当面は、Zoomでやります。(休止中)
yhaya[at]saitama-med.ac.jp
オフィスアワーは、水曜日の16時〜17時です。必ず事前にメールしてください。