1911年に始まった超伝導研究は、110年を超えました。その間の歴史を紐解くと、
①新しい超伝導体の開発
②超伝導のメカニズム解明
③超伝導の工業的応用
に分類され、特に固体物理学の分野においては、現在最も魅力的な研究テーマの一つとなっています。
当研究室では、これらの中でも「新しい超伝導体の開発」をメインテーマとして物質科学の研究を行っています。物質科学とは、物質の結晶構造や物理的性質(物性)、様々な反応を利用した物質合成、物質に潜む法則などを探究する学問の総称で、特に超伝導物質に対する研究を行っています。
具体的な研究目標は、超伝導を示す温度(Tc: 超伝導転移温度)がなるべく高い温度(室温)になるような新しい超伝導物質を発見することです。