SKA Japanワークショップ2022

日程:2023年3月7日(火)- 3月9日(木)

場所:国立天文台すばる棟大セミナー室

形式:対面メイン(COVID-19感染状況によってはハイブリッドまたはオンライン)

ワークショップの趣旨

Square Kilometre Array (SKA) は、オーストラリアおよび南アフリカに国際協力で建設が進められている

次世代のセンチ波・メートル波帯の電波干渉計です。

2021年にフェーズ1の建設が始まり、2020年代後半には科学運用が開始されます。

またSKAの先行機であるMWA、MeerKAT、ASKAPなどはすでに稼働中で続々と第一級の成果をあげています。


日本では2008年にコンソーシアムが設立されて以来、研究者ベースでの科学的・技術的な研究活動が進められてきており、

現在はProspective Memberと位置付けられています。

国立天文台にも2019年にSKA1検討グループが設置され、

2023年度からはサブグループが設置されてSKAに正式に参加する準備をさらに加速していく見込みです。


そこで、本ワークショップでは

・先行機の本格稼働を踏まえ、SKA1の初期科学運用を見据えたサイエンスの議論

・SKA時代に活躍する若手研究者の研究発表

・国立天文台と大学が科学的にも技術的にも密接に協力して参加する体制の議論

・国際的コミュニティによる大規模サーベイ観測プロジェクトへの参加戦略の議論

などを行っていきます。


コロナ禍が始まって以来、対面でのワークショップを開く機会がほとんどありませんでした。

2023年3月の時点での状況を予測することは難しいですが、状況が許す限り

顔の見える」ワークショップを開き、コミュニティの交流を活性化させたいと考えています。


本ワークショップではサイエンスセッション、異分野交流セッション、技術セッション、議論セッション、

プロジェクトセッション、ポスターセッションなどを設けます。

一般講演・ポスター講演を募集しますが、特に今回はコミュニティ交流の場として

ポスターセッションを充実させる予定ですので、一般講演・ポスター共々積極的にお申し込みください。

基調講演

・赤堀卓也(国立天文台)

・池田思朗(統計数理研究所)

・高橋慶太郎(熊本大学)

・竹内 努(名古屋大学)

・中西裕之(鹿児島大学)

・新沼浩太郎(山口大学)

・西谷 望(名古屋大学)

・三澤浩昭(東北大学)

講演・参加申込

以下のサイトより申し込みください。

https://forms.gle/3MUjytpdhPDoQtFV6


締切

口頭講演:2月21日(火)17

ポスター講演または講演なし:2月28日(火)17時

旅費補助

若干の財源がありますので若手研究者・講演者を優先して旅費を補助いたします。

参加登録時にその旨ご入力ください。

世話人

高橋慶太郎 (熊本大学)

竹内 努(名古屋大学)

中西裕之(鹿児島大学)

小林秀行(国立天文台)

赤堀卓也(国立天文台)