森と暮らしの学校 SINRINGAKU 主催イベント
熊本県上益城郡御船町、
近隣は水源に恵まれ水と空気の美味しい
吉無田高原周辺エリアを主な活動の場所にしています。
vol.1 森と食と暮らし
森のお散歩プチ収穫体験
[ 開催日時 2017.9.30 (sat)
場所 吉無田高原蜩窯(ヒグラシ)周辺]
初回は吉無田高原周辺の森の山野草の解説を聞きながら森のお散歩。
『山をみる』農法で完全無農薬の農産物を作る増田農園の増田さんをお尋ねし、
山や森、水の恵みについて教えて頂きながら季節の野菜を実際にプチ収穫。
参加の皆さんで土に埋まるごぼうを掘り出す楽しさを味わい、キッチンで、その森の恵みを取り入れた「ケークサレ」を調理します。楽しい試食会 & デザートタイムの後は、当日ガイドをしてくださった森に暮らす人たちとご参加の皆さんとの交流で盛り上がりました。
最後はみんな笑顔の記念写真、とても楽しいひと時を過ごすことができました。
vol.2 森と木と暮らし
木を暮らしに取り入れよう&ツリークライミング見学
[ 開催日時 2017.11. 4 (sat)
場所 吉無田高原蜩窯(ヒグラシ)周辺]
第2回は森と木と暮らしのお話&ツリークライミング見学
森と樹の暮らしをデザインする建築家、SINRINGAKUのアドバイザーでもある柿本美樹枝さん、熊本の森や山を守り、育て、未来へ繋ぐ森をデザインする國武林業さんを講師に迎え、森の木と暮らしについて教えて頂きました。ご参加の皆さんとダイナミックなツリークライミングで行う特殊伐採の様子を見学、伐り口の水分がを含む、まだしっとりした木を触り、生きている森や木を体感できる貴重なひと時となりました。
熊本の間伐材を利用した暮らしに活かせるカッティングボードのワークショップ。
お昼は、森のめぐみづくし。中庭でイノシシ汁、羽釜のご飯、有機卵の卵かけご飯で体の芯からあったまり地域の方々との交流も楽しみました。
vol.3 森と木とアート
森の素材のアート 作って、飾って楽しもう
[ 開催日時 2018.1. 6 (sat)
場所 吉無田高原蜩窯(ヒグラシ)周辺]
第3回は森のカワイイをアートで楽しみました
vol.3 森とアート nill監修、カワイイ森のアートつくり
身近にある「いらないモノ」を捨てるのではなく、アートな目線で見直し、端材や廃材をアクセサリーや雑貨へと生まれ変わらせる『nill』(※現在itiitiさんとして活動)のお二人の監修。
講座の内容は森の小枝とニルさんセレクトのパーツを使ってブローチ制作を行い、事前に用意された森のミニキャンパスに作ったブローチを配置、さらにチクチク刺繍をおこなって森のアートをつくろうといったもの。
スタッフが事前に準備した周辺に自生する草木の素材を使った草木染めの布と糸で、森のアートキャンバスの素材を作る様子もご紹介。スタッフと行った草木染めの工程を染色家の小田佳代先生に学び、森のアートに深みを加えてくれました。普段の暮らしにも取り入れられそうなアート素材としての森の活用についても楽しく学ぶことができました。
vol.4 森とカラダ
森での~んびり、カラダも心もリラックス
[ 開催日時 2018.3.24 (sat)
場所 吉無田高原風香山荘 隣接エリア]
第4回のテーマは「森とカラダ」。
福岡でヨガ講師として活躍されている立山由美先生をお招きし、ヨガや森歩きを通してマインドフルネスの考え方、自分のカラダとの向き合い方、こころの整え方などを学びました。野外で大地や鳥のさえずりを聞きながら、開放的な気分での森ヨガ。みなさんの晴れやかな笑顔。心地よい運動のあとは、この日のために試作を重ね、丁寧なお品書きがついたカラダに良い森のランチはご参加のみなさんから今回も大好評。
午後はウォーキングメディテーション(森歩き)。
ここでは、地面を踏みしめる感覚を研ぎすまし、今この瞬間を意識しながら森を感じ、カラダと心を整えるということに意識を向けて歩きました。普段の森歩きと違い、自分の内なる心と向き合いながらの歩みは、大地の力を感じ、森の環境そのものからパワーをもらうことができました。森から得るものは、本当に奥が深く、講座で教えて頂いたような取り組みは森と私たちのカラダの関係性についてさらなる可能性を感じる内容でした。
vol.5 森と山野草
森に咲く季節の草花を素敵に飾ろう
[ 開催日時 2018.7. 6 (fri)
場所 吉無田高原蜩窯(ヒグラシ)周辺]
第5回は森に咲く季節の草花を素敵に飾ろう。
当日の天候不良のため、プログラムは一部変更。前日にスタッフが御船近郊から草花を採集、先生方や皆様のご協力ご好意もあり、工房にたくさんの森の草花が集められました。おかげさまで、受講者の皆さんには近郊に咲くたくさんの草花の中からお選びいただき、
講師の片山りんこ先生にじっくりとアドバイスを頂きながら楽しく草花を活けることができました。
お楽しみの森のお昼ご飯も自己紹介タイムを交え、美味しく頂きました。幸い降ったり止んだりの天候で午後は、活けた草花の作品を屋内外のお好きな場所で撮影して頂きました。
カメラマンの坂本和代先生、当日は臨機応変に工夫していただき感謝しています。お花の撮影の様々なアドバイス、皆さんもプロのテクニックと視点に
感心しておられました(*^_^*)
受講者の皆さん同士の交流も活発に行なわれていたようです。暮らしに森の草花を取り入れる楽しさを感じて頂いた1日となったのではと思います。
雨の中、足を運んでいただいた受講者の皆さん、講師の先生方、本当に有難うございました。
vol.6 森と暮らしの冬ごもり
森の素材のアート 作って、飾って楽しもう
[ 開催日時 2018.12. 21 (fri)
場所 吉無田高原蜩窯(ヒグラシ)]
第6回は冬のお部屋暮らしを楽しむため講座。
この時期に揃う素材は、あけび、クズ、ヒノキの葉、
トウガラシ、ミモザ、山ぶどう、クズ、アジサイ、ユーカリ、さるとりいばらなど。(講座の開催は12月の中旬なので、その頃の山の素材となります)
今回講師をお願いしたプチブランシュ店主のshieさんをお招きし、クリスマスや年末年始のお部屋飾りにも嬉しい、おしゃれな森の素材のリースを作りました。
森の自然の素材のリースは時間の移り変わりも合わせて楽しめる優れモノそのまま飾ると森のドライリースへ。
後半はアロマ検定1級の資格を持つ現役看護師、花野さんを講師にお迎え、溶かして絞った蜜蝋を利用して冬の手肌に欠かせないハンドクリーム作り。
ニホンミツバチの巣を絞って作った蜜蝋を利用したクリームを作りました。ミツバチの巣から蜜蝋を作る様子も紹介しながら、自然の営みで作られた森のめぐみを使って、寒い冬には欠かせない天然のハンドクリームを皆さんで作りました。お楽しみの森ご飯は、あったかメニューで大好評。周辺で捕獲されたイノシシのお肉を使ったシシ肉と野菜のトマトソース煮込みと特製のフォカッチャ。ご参加の皆さんと冬ならではの豊かなお家時間を楽しく体験できました。
vol.7 森とカラダ
バードウオッチング & カフェ限定ランチ
[ 開催日時 2019.4.6 (sat)
場所 金峰山岩戸の里公園 カフェココペリ]
第7回のテーマはテーマは「森と野鳥」
今回はいつもの吉無田高原エリアからお出かけ。
熊本の西エリア、金峰山での開催です。
野鳥が大好きなSINRINGAKUスタッフKと
お山のカフェココペリのオーナーが楽しみにしていた
春のバードウォッチング企画。みんなで歩くのは金峰山岩戸の里公園の周辺の眺めの良い木々に囲まれたゆるやかな遊歩道。ナビゲーターは日本野鳥の会(熊本県支部)より岡本浩太朗さん(通称とり先生)。
遊歩道を歩きながら、身近な鳥の鳴き声や野鳥の見分け方、生き物のフィールドサインなど野鳥や森の生き物を楽しく解説していただきました。
バードウォッチングで楽しく歩いた後は、お山のカフェ、ココペリさんで限定ランチ。
アンティーク雑貨が並ぶ店内にはよく見ると小鳥雑貨も。とり先生を囲んでみんなでランチを食べながら、
その日出会った野鳥や、カフェ周辺の野鳥についてのお話。参加者限定、森のランチは可愛い野鳥クッキー付きでSNS映えも♡鳥のさえずりを聴きながら歩く春の遊歩道。 鳥好きさんにはたまらない企画となりました。
なお、ココペリさんには、とり先生が周辺で撮影した
かわいい野鳥の写真のアルバムを展示しています。
カフェに足を運ばれるときにチェックしてくださいね。
vol.8 森のミツバチと地域の野草
森に咲く季節の草花を素敵に飾ろう
[ 開催日時 2022.9. 22 (thu)
場所 吉無田高原蜩窯(ヒグラシ)]
第8回は森のミツバチと地域の野草を学ぼう
午前中はSINRINGAKUでもお馴染み國武林業の國武信子さん。お話は日々の施業のこと、林業を通じてみえる
山や森に関わる多様なお話。また、森のミツバチを通じて感じる自然の営みについて、ミツロウの作り方なども説明。皆さん興味深く耳を傾けておられました。後半は、実際に國武さんの自宅裏の蜂蜜をみんなでお味見♪
お楽しみ!森のランチタイム♪体も温まる野菜スープに松葉やビワの野草茶。毎回好評ですが、今回ももちろん、皆さんから大満足の笑顔をいただきました。
午後からは、長内先生の野草のお話。
今回ミツロウクリームに混ぜる「松葉」のお話や身近な暮らしに役立つ野草のお話まで教えていただきました。
途中、松エキス入りの米粉のシフォンケーキや野草茶(松葉やびわにレモングラスブレンド)も味わいながら、野草の楽しみ方を色々と学びました。身近な野草を暮らしに取り入れるって目にも楽しいし、カラダにも心にもいいんだなぁと野草を眺める目が変わりましたというお声も。事前に用意された松オイルとミツロウを合わせて湯煎にかけて溶かし、松チンキ、はちみつを軽く温めたものをまぜ、好みの精油を選び混ぜていきます。
出来上がった松クリームを手指に塗ったり、ほのかな香りを感じたり、皆さん楽しそうに作業されていました。