SIG-AID
Academic Integrity in Learning Design
Academic Integrity in Learning Design
アカデミックインテグリティと学習デザイン
アカデミックインテグリティ(Academic Integrity)は、学びと研究の信頼性を支える基盤概念であり、正直、信頼、公正、敬意、責任、勇気といった価値に基づく行動原理として国際的に整理されてきた。海外では30年以上にわたり研究が蓄積され、重点が、不正防止や規範遵守から、学習者の主体性や判断力を育成する教育的アプローチへと移っている。一方、日本では体系的な研究や教育実践の蓄積は十分とは言えず、制度整備や注意喚起にとどまる傾向が強い。
近年、生成AIをはじめとする学習支援ツールの普及により、学習者は自らの学び方や行動選択に、これまで以上の責任を負う状況に置かれている。このような学習環境においては、学習者のエンゲージメントの質を高めていくうえで、学びに向かう誠実性が一層重要になると考えられる。本SIGでは、アカデミックインテグリティを単なる不正防止の問題としてではなく、学習者が自らの学び方を誠実に選択・判断し、その結果に責任を持つ態度として捉える。インストラクショナルデザインをはじめとする教育工学の観点から、日本の教育におけるアカデミックインテグリティの学習デザインについて検討する。
JSiSE全国大会(第51回)において,SIGセッションは設けませんが,関連する発表を行う予定です.
現在のところ.以下の研究会のどちらかでSIGセッションを設ける予定です.
JSiSE秋季研究会 2026年10月24日(土)@しいのき迎賓館
JSiSE冬季研究会 2027年1月予定@東北大学
本SIGテーマのもとで共有したい学術的「問い」
日本の教育文化に根ざしたアカデミックインテグリティとはどのようなものか?
アカデミックインテグリティを学習への態度として捉えた場合の評価はどのようになるか?
発達段階に応じたアカデミックインテグリティを育む学習デザインの原則はどのようなものか?
生成AIの活用は学習者のアカデミックインテグリティにどのような影響を与えるか?
海外のアカデミックインテグリティ研究はどこまで進んでいるのか?
筆頭幹事:市川 尚(岩手県立大学)
幹事:高橋 暁子(千葉工業大学)
幹事:竹岡 篤永(開志創造大学)
幹事:根本 淳子(明治学院大学)